日本国内でもっとも権威がある映画賞のひとつブルーリボン賞の第54回授与式が先日開催され、長澤まさみが7年ぶりに映画『モテキ』で助演女優賞を受賞した。登壇した長澤は、ひざ上20cm超という超ミニのワンピースで美脚を見せつけ、会場中を魅了した。最近、セクシーになってきたともっぱらのウワサである長澤の姿は、ネットでも話題となり「一時期はオワコンだと思ったが、今はエロさが加わって、またいいなと思うようになった」「肌質もいいし、全身美しいね」などの称賛の声があがった。
もちろんそのセクシーさは、受賞作である昨年公開された『モテキ』でも発揮され、主演を務める森山未来に口移しで水を飲ませるシーンや、推定Fカップの胸をわしづかみにされるシーンは、エロいと話題になり、ついには清純派から脱却し、女優として一皮むけたのではないかとまで言われた。
昨年は、『モテキ』を始めとして映画4本に出演し、『クレイジーハニー』で舞台にも初挑戦した長澤。2010年の出演映画が1本だったことを考えると、昨年は仕事的には非常に充実した年になったことだろう。しかし、恋愛面はうまくいかなかったようで、その年の初めから付き合い始めたとされるEXILEのAKIRAとの熱愛は、わずか6カ月で終局を迎えている。色気が増したとウワサされたにもかかわらず破局した長澤だが、次は野球選手を狙っているのではないかと、「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が報じている。
「実話」によれば、長澤は先月巨人の宮崎キャンプに登場し、雑誌の取材としてノックなどの練習をひと通り体験した際に、ストレッチでは上着を脱ぎ、胸の谷間を見せ、エビ反りもやるといった誘惑モードに入っていたとのこと。これを見ていた巨人の番記者たちは「玉の輿狙い」「ターゲットは坂本」などとさかんにウワサしていたそうだ。このようなウワサが流れるのも、長澤が主役や準主役で出演したドラマの視聴率が高くないため、女優としての見込みがなく、早期の結婚を望んでいるからだという。また、元・Jリーグジュビロ磐田の監督であった長澤の父もスポーツ選手と結婚してもらいたいようで、収入面も考慮して野球選手を希望していると伝えている。
「長澤が地上波の連続ドラマではコケ続けていたのは事実ですが、『女優としての見込みがないため、早期の結婚を望んでいる』というのはさすがに時期尚早では(笑)。長澤は今年の4月から09年以来約3年ぶりにテレビ朝日系で『都市伝説の女』という刑事ドラマに出演しますが、ブルーリボン賞を取った勢いでこのドラマを成功させたい、というのが事務所サイドの思惑でしょうね。このドラマが低視聴率に終わるようなことになれば、確かに再び”女優生命のピンチ”といった風潮の元、結婚などの話も出るとは思いますが」(芸能ライター)
このドラマはコメディー仕立てで、長澤は事件と都市伝説を結びつけて解決しようとする、”天然の色気を持つ、美しすぎるオタク刑事”を演じるという。カワイイだけの女優から脱却しつつある長澤は、このドラマを成功に導き、女優として活動し続けることができるのだろうか?
(文=木嶋陽介)
大人の女にチェンジ!