女性アイドルの流出騒動といえば、恋人とのキスプリクラや喫煙写真などが定番。そんな中、人気グラドルC・Nに珍奇な流出騒動が起こり、一部で話題となっている。
流出したのは、確定申告シーズンならではの書類・源泉徴収票。画像アップロードサイトに公開されたのは、2月23日の午前3時ごろのこと。同時にアップロード先のURLが、彼女のレギュラー番組を話題とする巨大掲示板に貼られ、一般に流出することとなった。
C・Nは九州出身で現在25歳。高校時代は先日結婚したスザンヌの同級生だった。上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカなどをスターに押し上げた名作『スウィングガールズ』で映画デビュー。その後戦隊ヒーロードラマのヒロインを演じるなど、順調にステップアップ。同時にグラビアアイドルとしての活動も増え、一昨年にはグラドルの登竜門日テレジェニックメンバーにも選ばれている。鼻にかかったぶりっこ風の話し方が、小倉優子に似ていることからレギュラー番組で共演もしている有吉弘行からは「偽コリン」とのあだ名をつけられている。
流出した書類は、彼女自身の住所こそモザイクで隠されていたものの、支払者欄に書かれていた住所及び事務所名は、所属する大手Kグループ系のもの。驚くことに昨年度の年収までもが、そのままオープンとなっていたのだ。誰もが下世話な好奇心がかき立てられる、その金額は僅か104万円。もちろんこれが本物だと証明できるのは、事務所関係者もしくは彼女当人のみ。とはいえ、その年収は妥当なものなのではと述べるのは芸能記者A氏。
「弱小プロダクションから大手Kグループに移籍したものの、レギュラー出演しているのは、CSや旧UHF局など低予算番組が大半。戦隊モノやグラドルのマニアたちの間でこそ知名度は高いですが、一般的な認知度はいまひとつ。年に1、2本出すイメージビデオの出演料を含めても、100万ちょっとというのは、妥当な線」なのだとか。
しかし100万円少々というのは、主婦のパート報酬並みの金額。所得的には、彼女は一線級のグラドルにもかかわらず典型的なワーキングプア層に属することとなる。
「ちょっとテレビに出ている程度なら、低収入は当たり前。実家の仕送りのほうが芸能活動での収入より多いコや、アルバイトをしているアイドルはざら。C・Nも今はわかりませんが、数年前六本木のキャバクラで働いていたとのウワサもあります」
それにしても疑問なのは、本物であれ偽物であれ、このような生々しい書類を誰が公開したのかということ。
「これは推測にすぎませんが、C・N本人の可能性が強いですね。彼女はテレビなどでは、ホンワカした癒し系といったイメージですが、実際は相当ネガティブなコ。Twitterで”涙が止まらない”、”消えたい”といった”うつイート”をすることもしょっちゅう。さらに”収入が不安”と直球の書き込みをしたこともあります。低収入で憂鬱になって思わず秘密を公開してしまったのかも……」
一部の心無いファンからは、メンヘラ系アイドルや病ンドルなどと蔑まれることもあるC・N。もっともそうした弱さの吐露が、一部ファンの”守ってあげたい”という気持ちを強くしているのもまた事実。
グラビアアイドルという、一見華やかで浮ついたイメージのある世界の裏側にある闇の部分を垣間見せてくれた今回の騒動。C・Nには今後さらに飛躍して、がっつり稼いでほしいものである。
(文=ピーピング・トム・ソーヤ)
涙なくして見れません!!