しゃべれない・仕切れない「かわいいだけ」の佐々木希がいよいよピンチ!?

※イメージ画像:『佐々木希写真集/「nozomi」』/集英社

 バラエティではアドリブがきかないことが露呈し、ドラマでのセリフも棒読み感が否めず、「かわいいだけじゃダメだった」と評価が急落している佐々木希。CMはサントリーやロッテなど大手ばかり10社に出演し、複数のファッション誌の表紙を同時に飾るなど、その活動は一見好調なようにも見えるが、実はタレント生命の危機に立っているようだ。

 佐々木は昨年の9月に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の木曜レギュラーを卒業。今年になって『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)の人気コーナー「ゴチになります!」のレギュラーも同じ事務所の杏に代わっている。現在のレギュラーは『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』(日本テレビ系)と『レコ☆Hits!』(日本テレビ系)の2本という状態だ。

 ネット上でも「黙ってるだけでいいのに」というコメントが見られるように、タレントとして重要な現場での「機転」や「頭の回転」とは縁遠いようだ。そうなると、”完璧”とも称される美貌を生かして女優路線を固めたいところだが、こちらもうまくはいかない様子だ。

 映画は2月18日公開の『アフロ田中』のほかに『ぱいかじ南海作戦』が年内に公開予定で、3月からはCS放送のドラマ『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』がスタートするなど一見順調に見えるが、その演技力にも「いいんじゃないの、そこにいるだけで」など疑問符がついてまわる。昨年放送されたドラマ『火車』(テレビ朝日系)では、キーパーソンにもかかわらずセリフがゼロという異例の役柄で登場して話題を呼んだ。

「ネット上では『これこそ”のぞみーる”の正しい使い方』と賞賛されていましたが、これはバラエティのみならずドラマでも「しゃべるとダメ」だと判断されたということでしょう。もともとお飾り的な要素が強く、トークや演技は期待されてないとはいえ、こうなると本業のモデル以外はパッとしないな、という印象は深まるばかり。今はCMに多く出演しているので、かなり露出している印象を受けますが、CMの本数が減ってきたときが本当の正念場でしょうね」(芸能ライター)

 2月8日に24歳の誕生日を迎えたばかりの佐々木希。まだまだ若く成長過程だともいえるが、佐々木と同じ歳には堀北真希、新垣結衣、吉高由里子などすでに映画やドラマで大活躍を続ける女優たちがゴロゴロいる。それに加えて、「最近では、モデル出身のタレントもその持ち味によって細分化されてきた」と前出の芸能ライターは指摘する。

「彼氏ネタを連発し、ちょっぴり”痛い”キャラとしてバラエティに引っ張りだこの『新おバカ女王』鈴木奈々や、ぶっちゃけ話で注目を集める9頭身モデル・菜々緒のように、トークもそれなりにおもしろい”しゃべれるモデル”が増えています。また、現在2つの番組で司会を務めるSHELLYのように”仕切れるモデル”もいますからね。見栄えが勝負の佐々木のような”お飾り系”のモデルは、”華”という点では申し分ないですが、しゃべりや仕切りのように付加価値の高い方が重宝されるのはどの世界でも同じ。さらに、かわいいだけでなくタメ口というスパイスを効かせたローラのような存在もいるし、歌手としても人気のきゃりーぱみゅぱみゅのような個性派も出てきた。生き残りはシビアですよ」(同)

 事務所サイドもそのあたりの事情を意識したのか、佐々木は4月からゴールデンに進出する『雨上がり決死隊のクイズ&ゲーム 笑う!アメカン』(日本テレビ系)で、雨上がり決死隊とともに司会を務めることが発表された。この番組は、”かわいいだけ”のお人形から脱却して、新しい立ち位置を手に入れるためのひとつの試金石となるだろう。

 一部週刊誌では、同じ歳の黒木メイサのデキ婚に毒づいたとも言われているが、そのヤンキー気質で自身の苦境を打開することができればいいのだが……。
(文=小嶋トモユキ)

『佐々木希 Non・no』

 
容姿はマジ天使!


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