人気グラドル・篠崎愛も所属! つんく♂が推しまくる新機軸アイドルグループ「AeLL.」インタビュー!

アイドルユニット「AeLL.(エール)」 左から石條遥梨、西恵利香、篠崎愛、鷹那空実

 グラビアアイドルの篠崎愛(19)、西恵利香(23)、石條遥梨(18)、鷹那空実(18)の4人によるアイドルユニット「AeLL.(エール)」の人気が急上昇中だ。

 昨年1月の元旦に始動したAeLL.は、「Activity eco Life with Love」をコンセプトに、健康、エコ、環境問題に取り組むという活動方針を掲げた異色のアイドルユニット。健康をテーマにした活動として、デビュー当日の多摩川元旦マラソン(10キロ)、同年2月の赤羽ハーフマラソン(20キロ)に出場し、いずれも完走。また、ファンの方と一緒にするウォーキングイベント「AeLL.ウォーキング」も開催。環境問題の分野では、富士山のゴミ拾い活動を実施。エコ分野では、山梨県南アルプス市に「AeLL.村」を作るべく、ファンと共に現地で開墾作業を展開。有言実行といえる幅広い活動を繰り広げ、大手新聞などのメディアでもニュータイプのアイドルとして取り上げられている。

 各雑誌の表紙やグラビアを総ナメにしている多忙な篠崎が所属しているが、週にライブを3本以上こなすなど、アイドル活動の妥協のなさはファンの間でも評判だ。

 そんな彼女たちの活動や素顔を探るため、直撃インタビューを敢行した。

──まずは自己紹介からお願いします。

西「はい! AeLL.のリーダー、西恵利香(にし・えりか)です!」

篠崎「AeLL.の癒し系を担当してます、篠崎愛(しのざき・あい)です!」

鷹那「”やんちゃな末っ子”を担当してます。鷹那空実(たかな・くみ)です!」

石條「AeLL.のボケ担当、石條遥梨(しじょう・はるな)です!」

──つんく♂さんがイチ推しのアイドルとして、1月に放送された『ストライクTVスペシャル』(テレビ朝日系)でAeLL.を紹介していましたね。

西「番組に出演した時は緊張しましたけど、『歌唱力を買ってる』と言ってくださって嬉しかったです」

──健康、エコ、環境問題というアイドルとしては珍しいコンセプトですが、最初にユニットのテーマを聞かされた時はどうでした?

グループをまとめるしっかり者、西恵利香

西「始めは漠然とした印象しかなくて、正直ピンときませんでした。でも、マラソンや富士山のゴミ拾いなどを経験していくうちに実感が出てきて、やりがいを感じるようになりました。こういうことをやるアイドルって他にいないから、私たちみたいな存在がいてもいいのかなって思えるようになってきました」

──AeLL.はコンセプトのせいもあって、ほんわかしたイメージがありますね。

西「それはよく言われます。意識してるわけじゃないんですけど、ファンの皆さまからは『エールの現場に行くと癒される』って言ってもらってますね」

篠崎「ダンスもゆるいって言われます。私たちは精一杯やってるんですけど…(笑)」

鷹那「ちゃんと動いてるんですけど、なぜかAeLL.だとゆるく見えるんですよね」

──ガツガツ前に出るタイプのアイドルが多いですから、ゆるい雰囲気はAeLL.だけの魅力なのかもしれないですね。

西「そう感じてもらえれば嬉しいです。あと、愛ちゃんがグラビアアイドルとして大活躍してるのに、AeLL.のライブでは普通にメンバーの一員として歌ってるというのも一つの魅力だと思います」

篠崎「ふふふ、そうみたいですよ~(どや顔)」

──篠崎さんはAeLL.の活動をグラドルと両立するのって大変じゃないですか?

篠崎「確かに忙しくて、最近は1カ月に休みは2日くらいです。でも、希望してたAeLL.での活動をメインにさせてもらっているので大丈夫です!」

──AeLL.で活動するのは合ってる?

トップグラドル篠崎愛にとって「AeLL.」とは?

篠崎「もともと歌が好きだったのでアイドルユニットをやりたいと思っていましたし、AeLL.の時は自然体でいられるんです。みんなと一緒だと普通に話せますけど、一人で喋るのは苦手なのでAeLL.じゃない時は地蔵ですよ(笑)」

──ははは、地蔵ですか。グラドルとしてはどうしても巨乳に注目が集まりがちですが、アイドル活動や実生活では胸が大きいことで悩んだりしていますか?

篠崎「胸が大きいのは嫌ですね。もうちょっと小さくなるように今すぐ削ぎ落したいくらいです!」

──そこまで……巨乳には巨乳の悩みがあるんですね。

篠崎「可愛い服が着れないのが一番困りますね。Tシャツとかも可愛いの着れないですし。もちろん、グラビアのお仕事をするには良かったですけどね」

──皆さんは10キロ、20キロとマラソン大会に出場して完走しましたね。AeLL.はスポーツが得意なメンバーが選ばれたんでしょうか?

鷹那「私は体を動かすのが好きで、学校のマラソン大会とかでも成績が良い方なんですけど、リーダーや遥梨はスポーツは得意じゃないですね」

篠崎「私は中学、高校とバレーボールをやってたんですけど、卒業してからは何もしてなかったんです。急に10キロなんて走れるかなと不安だったんですけど、意外と走れました」

──『AeLL.村』の活動はどのようなものなんですか?

西「ファンの皆さまと一緒に山梨県南アルプス市を訪れて、現地で畑を作るために竹林の伐採作業から始めています。竹を刈るだけじゃなく、根っこを掘り出さないといけないので重労働でした」

──こういう企画でガチで開墾作業から始めるというのは珍しいですね。

西「2回やっているんですが、当日は朝の7時くらいに東京から現地へ出発して、10時くらいに着いて午後5時くらいまで作業です。みんな本格的な農作業は初めてだったんですけど、かなりガッツリやっています。ファンの皆様と畑仕事をするという貴重な体験は、とても充実感がありました。ファンの皆様も喜んでくださって良かったです」

──現場オタはライブで踊ったりしますし、ファンは体力はありそうですね。皆さんはどんな感じで作業してたんですか?

西「みんな、ほとんどスッピンでツナギを着て、脇目も振らずに仕事してましたね。アイドルっぽくない(笑)」

篠崎「私は何にもしなさそうなイメージがあるみたいなんですけど、かなり一生懸命やりました。水飲み休憩の時も仕事を続けてたら、みんなイメージと違うって驚いてましたね。性格的に男っぽいのも意外だったみたいです」

虫の話をするだけでも涙目、鷹那空実

鷹那「私は虫が嫌いなので、正直言うと最初は『ちょっとイヤだなー』と思いました。でも、実際にやり始めたら本当に楽しかったです。虫は相変わらず苦手ですけど」

石條「私は最初はトマトとか植えるのかな、くらいにしか思ってなかったんですけど、竹を切るカマや専用のハサミ、ハンマーを使った作業は思った以上にハードでした。でも、一生懸命働いてるみんなを見て、私は良い人たちに囲まれてるなって感じられて、良い経験になってます。と言っても、私はファンの人たちと話しちゃって、あんまり働いてないんですけど」

──話の本筋と関係ないんですが、石條さんは凄く早口ですね。

石條「あ、褒められてる……?」

──いや、褒めてはないですけど……

石條「あ、そうですか。えと恥ずかしい……」

──石條さんはボケ担当ということでしたが、かなり天然なんでしょうか?

鷹那「緊張してるんだよね」

石條「そうなんですよ。緊張しすぎちゃうんです。今こうやって話してる時でも、緊張してないように見えると思うんですけど、実はワキ汗がすごいんですよ」

西「いやー! やめて、私たちアイドルだから!!」

──石條さんは担当に忠実にボケ倒しますね……。アイドル業界は過当競争になりつつありますけど、AeLL.はアイドル戦国時代をどうやって生き抜こうと考えてますか?

西「ガツガツ前に行こうとする子がいないので、リーダーとしては心配な部分もあるんですけど、癒し系として独自のジャンルを確立できたらいいなと思いますね」

──あまり主張しないタイプが多いんでしょうか?

西「私もそうなんですけど、自信がないというか、ネガティブなタイプが多いのかも」

篠崎「私は他人のことならポジティブに言えるんですけど、自分のことになると結構ネガティブですね」

正統派美人×ボケは最強? 石條遥梨

石條「私、もしかしたらポジティブかもしれない!」

篠崎「はぁ?」

──『はぁ?』って、篠崎さんの石條さんに対する扱いが明らかにおかしいですね(笑)

西「愛ちゃんは石條に対してだけSなんですよ」

石條「えへへ、でも何か喜んじゃったり」

──それはアブナイ関係に聞こえますが、あまり深く触れないようにしときましょう……。2月11日に発売される4枚目のシングル「ありがとうサヨナラ。」は、どんな曲なんですか?

西「私たちの曲は応援ソングが多いんですけど、今回は卒業ソングになっています。鷹那と石條がラップに挑戦しているのも聴きどころですね。曲調がジェットコースターみたいに変わって、優しい部分とか切ない部分、盛り上がる場所もあって、愛ちゃんが聴かせる部分もあるし、かなり盛り沢山な内容の曲なので是非みなさんに聞いてほしいです。カップリングの「JOY」も初めてのロックに挑戦しているので、そちらも楽しみにしてください!」

──ありがとうございました。他に類の無いアイドルユニットとしての活躍を期待しています。

一同「これからも応援よろしくお願いします!」

 新曲はGReeeeNやSEAMOらの楽曲を手掛けたHAMMERがプロデュースしたカントリー調の前向きな曲。ジャケットのウエスタンスタイルの衣装は、篠崎がコーディネートしたものだ。アイドルグループらしからぬ歌唱力に加えて、各メンバーのキャラが十分すぎるほど立っているだけに、「ポスト ももクロ」「ポストPerfume」として浮上する日も近そうだ。この勢いに乗り遅れないためにも、CDやライブで”飾らない癒し系アイドル”である彼女たちのパフォーマンスを体験してほしい。
(取材・文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops/写真=辰巳千恵)

◆2/11(土)AeLL. 4th single「ありがとうサヨナラ。」発売!
・2/11(土)12:00~タワーレコード新宿店にてインストアライブ ※観覧無料!
・2/11(土)17:00~新星堂荻窪本社にてインストアライブ ※観覧無料!
・2/12(日)14:30~HMV大宮ロフトにてインストアライブ ※観覧無料!

◆ニコニコ生放送「AeLL.放送局」毎週金曜日20:30~

ニコニコ生放送「AeLL.放送局」はこちらから

「AeLL.オフィシャルブログ」 http://ameblo.jp/aell-aell/
「AeLL.オフィシャルTwitter」 @AeLL_AeLL
「AeLL.オフィシャルfacebook」 http://www.facebook.com/HSD.EIEI.AeLL
「AeLL.オフィシャルGoogle+」 https://plus.google.com/b/111233079515973666315/111233079515973666315/posts

「ありがとうサヨナラ。」AeLL.

 
がっついてないアイドルグループっていいよね!


men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ