女優・歌手として活動している上原多香子(29)が1月24日発売のライフスタイル誌『GQ JAPAN』3月号(コンデナスト・ジャパン)にて手ブラヌードを披露している。同誌発売後、上原は自身のTwitterで、
「一年越しで形になりました。大好きなチームと撮影したGQが今日発売です。」
「手ぶらヌードって書かれるとなんだか恥かしい。実際は手ぶらでもないんだけどね。丸見えです(笑)」(原文ママ)
と、今回のセミヌードに若干の照れも感じているようだ。
今回掲載されている写真は、オープンカーに全裸で乗った上原が上半身を乗り出し、手でバストトップを隠しているというセミヌードショットや背もたれにバストを押しつけ綺麗な背中のラインを強調するバックショット。また白シャツの裾を胸元で結びキレイなウエストを披露しているもの、白いワンピースの胸元を大胆にはだけさせたものなど8Pに及んでいる。
しかし、今回掲載されている写真は男性向けの雑誌にもかかわらず、女性向けファッション誌でよく見られるカラダの美しさを披露するセミヌードのような印象を受ける。上原は2009年にNHKの番組でトルコに行き、ベリーダンス習得に挑戦した際、その扇情的な衣装で踊るさまが話題となっていた。今回も彼女のくびれのラインなどはキレイに撮られているが、ベリーダンスの時とは違い男性をそそるものはあまり感じられない。このようなセミヌードならば、男性向けの雑誌で披露しなくてもいいだろう。
また上原は今回のセミヌードについて、同誌に自身の写真が掲載されてから10年が経ち、被写体として自分がどれだけ変化したのかを知りたかったとし、また自分で枠を決めずに自然体でいることで、パブリックイメージを壊し、これから自分にとっても新しい上原多香子像を作っていきたいと決意表明を語っている。
「インタビューを読む限り、相当な決意を持って撮影に挑んだかにも思えますが、新しい自分のスタートとするには幾分ヌルいですね。これは彼女が考える自身の”パブリックイメージ”と周囲が彼女を見る目との間に差があるからではないでしょうか。彼女は上品・清純派といったポジションに自分を位置づけているため、これだけの露出でも十分と考えているのかもしれませんが、今や彼女をそのように見る人はいないでしょう。また上原は以前発売した写真集で、全裸で草むらに寝転がるセミヌードのカットやTバックを着用したバックショットを披露しているため、それ以上のセクシーショットがないとあまり印象には残らないと思うのですが……」(芸能ライター)
今回のセミヌード披露は、活躍しきれていない上原の存在をアピールするためのものでもあったのだろう。しかし、どうにも中途半端な印象を覚えてしまう。中学生時代に鮮烈デビューを果たした上原も来年で30歳を迎える。来年こそ、20歳のころをはるかに凌駕する色気を醸しだす”新しい上原多香子”のグラビアを見せてもらいたいものだ。
(文=木嶋陽介)
これ以上の露出を希望!!