意外と多い!? 潮吹き童貞・潮吹き処女

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 「コツさえ掴めばこっちのものだが、コツを掴むまでが難しい」という事柄はけっこう多い。料理や車の運転などもそうだし、仕事や人間関係にも同じことがいえる。そして性行為にも。キス・愛撫・挿入などは、上手い下手はさておき、とりあえずコツがなくとも実践することが出来る。しかし、やや特殊性の強いプレイは、それなりの「コツ」というものが必要になってくる。例えば、「潮吹き」。アダルトビデオでは、すっかりお馴染みのプレイである。潮吹きを売りにしている女優もいるくらいだ。しかし、アダルトビデオはあくまでもエンターテイメントの世界。一般人のセックスとは切り離して考えたほうが良いだろう。

 では、一般男女は、どのくらい「潮吹きプレイ」を経験しているのだろうか。潮吹き経験の有無についてリサーチをとったところ、「実は未経験である」という人が、意外と多かった。セックス経験が豊富でも、潮吹きプレイは未経験という人もいる。やはり、「コツ」が必要なプレイなだけに、潮吹きデビューは一筋縄ではいかないということか。もちろん、中には「潮を吹かせるつもり(吹くつもり)はなかったが、偶然吹かせること(吹くこと)が出来た」というラッキーな(!?)者もいた。

 なお、潮吹き=快感というわけではない。女性陣からはむしろ、潮吹きプレイを敬遠する声も挙がっている(※1)。だが、オトコに生まれたからには、一度くらいは潮を吹かせてみたいものである。そこで、潮吹き経験者に、潮を吹かせるコツについて尋ねてみた。
(※1)勘違いセックスにご用心! オンナが求めていない性行為とは

 まず、「攻めるべき部位はどこか?」という点。これに関しては、クリトリスで潮を吹く女性もいれば、膣へのペニス挿入で潮吹きが起きる場合もあるが、もっとも無難なのは「指マン」であるとのこと。そして、指は1本でもなく3本でもなく、2本がベストとのことだった。「人差し指+中指」という者もいれば、「中指+薬指」という者もいるので、両方試してしっくりくるほうを選択すると良いだろう。

 次に、女性の体勢について。攻める際には、女性を仰向けに寝かせる男性がほとんどかもしれないが、座った体勢のほうが可能性は広がるようだ。ベッドや椅子に浅く腰掛けさせることで、女性の上体を斜めにさせるのが重要らしい。この体勢は、股間の部分が突き出される格好になるので、男性側としても指を入れやすいというメリットがある。体勢は、女性側の協力なくしては成り立たないポイントなので、背もたれのある椅子や、ベッドの場合も、壁にもたれられる位置で行なうことをオススメしたい。

 ところで、潮吹きプレイを第一目的とするにあたっては、どのような女性が適しているのだろうか? 潮吹きプレイ未経験男性の場合は、過去に潮吹き経験がある女性のほうが、吹きやすいであろう。童貞と処女のセックスが難しいように、潮吹き童貞と潮吹き処女同士で臨むのは、ややハードルが高いかもしれない。このへんで、潮吹き経験女性の声も聞いてみよう。「女性主導で行なうコツはあるのか?」と尋ねたところ、「水をいっぱい飲む」という回答が圧倒的多数だった。と聞くと、「それは尿ではないのか?」と疑いたくなるが、潮吹き経験者いわく、「潮には、尿のような匂いや色はない」とのこと。なお、膣から分泌される愛液とも別物とのことで、では潮とは何なのかという部分については、いまだ解明されていないようだ。

 以上を踏まえると、「女性に水分を多く摂ってもらい、斜めの体勢で座らせ、2本指を挿入する」というのが、ごく基本的なコツのようだ。これに加えて、「指マンに併せて、もう一方の手で女性の恥丘を圧迫する」「アダルトグッズを併用する」など、様々な裏ワザもあるようだ。もちろん、それらを全て実践したからといって、確実に潮吹きが可能というわけではない。だが、先人たちが築きあげてきたコツを取り入れることによって、何らかのヒントが得られる可能性は高い。そう考えると、試す価値は大いにあるだろう。
(文=菊池 美佳子)

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