「慰謝料請求していない」発言に非難集中! 高嶋政伸VS美元、泥沼裁判の行方は?

※イメージ画像:美元公式サイトより

 昨年7月に報じられた俳優・高嶋政伸とモデル・美元夫妻の離婚裁判。一昨年には高嶋が家を出、別居状態となっており、離婚調停が合意に至らず昨年2月から裁判となった。

 以降、美元については、高嶋の渡す30万円~50万円の生活費について”足りない”と100万円を要求したという”銭ゲバ”エピソードのほか、食事も作らず掃除もしない”家事放棄”状態である事、また”高嶋がDVの被害を受けている”という類いの、美元の暴力に悩まされていたというエピソードなどが週刊誌に報じられた。一方、夫の高嶋については、美元への暴言や殴っているかのような物音が録音された「DV音声」を美元側が裁判で提出されたことや、高嶋の母である寿美花代が、美元の浪費癖を好ましく思っていないといったエピソードが同じく週刊誌に掲載されるなど、離婚裁判の発覚後、互いのゴシップが断続的に報じられる状況となっている。

 もはや、いまだ決着がつかないまま、メディアも巻き込み泥沼離婚劇へと発展している2人であるが、そんな折、22日の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に美元が出演し、この離婚騒動について言及した。

 美元は長かった髪をバッサリと切っており、真っ赤なミニのワンピースといった華やかな服装で登場。離婚裁判について水を向けられると「当事者になって分かったんですけど……慰謝料の話とか、まったく出ていないのに出ていた」と、当事者同士の話し合いの中では慰謝料の話が全く出ていないのにも関わらず、週刊誌などで報じられていると言及した。

 慰謝料の話が出ていないという美元の発言は、彼女が高嶋側に慰謝料を請求していないという趣旨であることに間違いないだろう。だが、この発言についてネット上では、「じゃあさっさと別れればいいのに」「慰謝料いらないなら早く判子押してあげなよ」など、慰謝料で揉めていないのであれば、双方のために早く離婚へ踏み切るべきだというコメントのほか、「何を論点に係争しているんだ?」「じゃあ、なんで『離婚係争』してるの?」など、そもそも何が理由で離婚裁判が長引いているのかということを疑問視するコメントが多数見られた。

 また美元は今月中に歌手デビューする予定である上、放送では「一番やりたいのは女優の仕事」と今後の抱負を宣言してもいる。そもそも2000年に準ミス・ユニバース・ジャパンに選出されたことがきっかけで、モデルからキャリアをスタートさせた美元。これまで映画『M』などでの演技の経験はあるが、さらに歌手へとその活動範囲を大きく広げ始めていることについても「女優やりたいならさっさと判を押した方が得じゃないのか」「カネ浪費しまくった次は『女優の仕事させろ』発言かよ」など、もはや美元が”高嶋を苦しめる身勝手な悪妻”であるかのようなコメントが並ぶ。

「そもそも美元は離婚裁判発覚当初、関係修復を望むコメントを出していましたが、その後、高嶋のDV音声を公開するなどしています。一時期は葛藤があったのでしょうが、離婚への意志を見せていることは確かでしょう。子供もいない夫婦の離婚が長引いている理由は誰もが金だと思いますが、それを美元が否定したことで、じゃあ何を争ってるんだ、となるのは当然の流れですよね」(芸能ライター)

 慰謝料で揉めてはいない、と主張しつつも、本当の理由は明らかにしないことについても、ネット上で反感を買う原因となっているのかもしれない。一体、この2人は何を争って、ここまで裁判を長期化させているのだろうか……。
(文=近藤チカゲ)

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