アミューズソフトエンタテインメントより
Twitter上での発言が、芸能界そしてネット界に波紋を起こす例が後を絶たない。元夫の不倫相手を実名で晒した大桃美代子や、昨年末、宮崎あおいと離婚に至った高岡蒼佑などはその最たる例だ。
これらの事象は総じて『Twitter事件』と称されるが、新たなる事件へと発展しそうな火種が、ある芸能人のつぶやきのなかにある。
「@m_pokorin」のアカウント主のつぶやきがそれだ。公式には認定されていないので確定はできないが、このアカウントの主は女優で歌手の中山美穂と推測されている。夫であり作家&ミュージシャンの辻仁成と時折やりとりしていたり、またこの夫妻と懇意な間柄の茂木健一郎(脳科学者)が、共通の友人の結婚式に招かれて歌った時の中山美穂の画像を「ポコリン登場!」と、リアルタイムでアップしたこともあり、この@m_pokorinが中山美穂本人であることは、ほぼ間違いなさそうである。
前置きが長くなったが、この@m_pokorinがなぜTwitter事件の火種となりそうなのか。彼女のつぶやき履歴を追っていただくと歴然とするのだが、昨年起こった福島原発事故を発端とした「反原発発言」がずらりと並んでいる。そのほとんどがオブラートに包まれた発言ではあるが、要するに「脱原発」「放射能の恐ろしさ」を切々と訴えているのだ。
原発事故については、日本はもちろん今や世界中が憂いている案件だ。しかし、恐怖心ばかりを煽ることにより、現在もなおその地に住まう人たちの神経を逆なですることだって当然、ある。
現にこの@m_pokorinの発言を受け、「あなたの安易な発言で傷付いたり、怒りを露にしたりしている人がいることを知っていますか?」などと@返信しているフォロワーも数人見受けられる。
日本から遠く離れたパリから日本を思い、「なんとか力になりたい」という願いともどかしさあまりに発信される@m_pokorinのつぶやき。これが高岡蒼佑のような大きな騒動とならなければいいのだが……。
(文=島みるを)
エロかった、あの夏