「日本一の嫌われ者」のごとく続く紗栄子バッシング! 終止符が打たれる日は来るのか?

 いまだ日本ハムのダルビッシュ有と離婚調停中のタレント・紗栄子。今年1月に週刊誌で養育費をめぐるいざこざが報じられたが、依然として決着には至っていない。当時の報道によれば、ダルビッシュ側は慰謝料1億円と、2人の子どもが成人するまでの養育費、月100万円を提示した。しかし紗栄子側は慰謝料なしで、養育費を月1,000万円にしてほしい、と主張。両者の主張は平行線であることを知人が暴露していた。

 この報道により、紗栄子に対してはすっかり”銭ゲバ”というイメージが定着している感があるようだ。公式ブログ『Saeko Official blog』12月11日付けの『今日の。』というエントリーでは「手抜き朝ごはん(^^)。」としてこの日の朝ご飯の写真がアップされた。内容は、トーストにヨーグルト、そして乳酸菌飲料。写真の下には「食パンにバターをぬって、グラニュー糖をかけて、チンしたトーストが小さい頃から大好き♪今からヨガをします(^^)♪」と記載されていたが、これについてネット上で批判を浴びているようだ。

 「この朝食で1000万か!」「こいつが何十億もゲットできるんだよな」「これで養育費を月一千万円要求してんのか とんでもないデビル嫁だな」など、その内容はやはり先の”養育費1,000万円要求”についての揶揄と取れるものが多い。

 紗栄子バッシングはこれだけにとどまらない。先月18日に発売されたフォトエッセイ集『Saeko One&only 「私は私」。ルールに縛られない、おしゃれな生き方』(集英社)についても、発売直後からネット書店『amazon』上のレビューが大炎上していたことは有名だ。

 レビューのほとんどが☆1つという目も当てられない状況の上に「セレブがセレブをアピールするのはいいとして、この人はただのセレブ気取りなだけだ」「養育費の件もありますが、若くしてデキ婚して数年で離婚し、子供に大きな不安を与えることが『おしゃれな生き方』なわけがない」など、実に辛辣な意見が並ぶ。

「彼女は当時、タレントとしてさほど有名でもなく実力もそれほどでもなかったのですが、将来有望なスポーツ選手の子どもを身ごもり、結婚へ至りました。その時点でも既に十分、一般社会では羨望と嫉妬にさらされます。その上、離婚調停では一般人とかけ離れた、いってみれば常識はずれの額を要求して、金銭感覚のなさを露呈している。紗栄子がここまで嫌われる理由はこれに尽きるんじゃないでしょうか」(芸能ライター)

 紗栄子には実業家としての側面もあるが、その実力にも疑問符がつく。2009年にはファッションブランド『Pepii.Kitty』のディレクターに就任したが、翌2010年11月には閉店となった。引き続き『miraville』という新ブランドをスタートさせたものの、これについても一部報道によれば、プロデューサーとしての契約は今年11月に終了したという。

「同じタレント実業家でいえば、神田うのも一部では嫌われていますが、実業家としての手腕には定評があります。ストッキングもモノが良いから売れ続けているのでしょう。タレント自身が同性からの支持を得られなくても、いいものを作って評価が得られることもある、いい例だと思うのですが、紗栄子はそうはいかなかったのですね……」(同)

 離婚調停が長引くにつれ、その”嫌われ者っぷり”も増してきた感がある紗栄子。この問題に決着がつくときは、その金額がまた報じられることになるだろう。その額によっては、さらなる批判の対象となりうるのではないだろうか。実業家としての実力をみれば、今後はタレント活動に注力する可能性が高いが、先を考えれば、あまりにも高い養育費を要求し調停を引き延ばすのは得策ではない。

 夫のダルビッシュは先日、ポスティングシステム(入札制度)を利用しての大リーグ挑戦を発表した。メジャー入りする前には、この問題を片付けておきたいという思いは当然あるだろう。紗栄子が今、これ以上嫌われないためにできる唯一のことは、メジャーへ挑戦する夫のため、早急にこの問題に終止符を打つことではないだろうか。
(文=近藤チカゲ)

『MLB 日本人メジャーリーガー熱闘譜 2008』

 
来年はダルもこの中に?


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