自らのマ○コをアートにする女性漫画家・ろくでなし子インタビュー!


ろくでなし子、世界的MKアーティストに転身?

T:そもそも、なんで自分のMKの型を取ろうと思ったんですか?

ろ:何でだったんだろう? あ、そもそも、バレンタインデーの時に、CK(チ○コのこと)とMKのチョコレートを作りたくて型取りしたのがきっかけだったんです。歯医者の友達がいたから、その娘から歯の型を取るピンクの溶剤をもらって、それを刺身とかが載ってる細長い発砲スチロールのお皿に載せてMKに当てて型をとって、合成樹脂を流したら簡単に出来たんです。

T:よくその手法を思いつきましたね(笑)。

ろ:すごく楽しくて、製品化できないかなと思って大人のおもちゃ屋さんに企画持ち込んだんですけど、チョコレートは賞味期限の問題や食品衛生法みたいなもので資格がないとダメだって言われてしまって。

T:残念ですね。案外売れたかもしれないのに。

ろ:でも、それをきっかけに型取りが好きになってしばらく続けてたんです。最初は「こんなバカなことをやったよ」ってTwitterで流す程度だったんですけど、それを見た友達が”デコもの”みたいにラインストーンとかでデコレーションしたら? とかアイデアをくれて。そこからだんだん楽しくなって、人(の模型)も載っけるようになりました。

T:アート作品として作るようになった、ということ?

ろ:いや~正直何も考えてないんです(笑)。「バカだね~」と言われるのが楽しいみたいな。

M:少しベクトルが違ってたらお笑い芸人になっていたかもしれないですね。もしくは、現代芸術家とか。

ぶ:最近、MK作品に没頭し過ぎて漫画はどうでもいいみたいなことを言い出しているので、大変です!

T:いや~『美術手帖』に載っていてもおかしくないですよ。

ぶ:たしかに(笑)。日本風だから外国人にもウケそう。

ろ:あ、実は、来年の6月にアメリカのSeattle Erotic Art Festival(シアトル・エロティック・アート・フェスティバル)に出展するんです!寿司とか載せて「女体盛りまん」とか作ろうかな~。

T:いよいよ世界進出ですか!

 
次なる挑戦は、トリオ活動

T:MK作品を展示するのは自分のMKを人に見せているようなものだと思うんですけど、羞恥心や抵抗感とかはないんですか?

ろ:この前、居酒屋に話のネタにと思ってジオラまんを持って行ったんですけど、その場にいたのが男の人ばかりで、「こうやってやったら感じちゃったりするの?」とか割れ目を擦りながら言われても、不思議と何も思わなかったんです。男の人ってそういう発想するんだ~って。

T:「イヤだ、私のMKを触らないで~!」とか生理的に拒否反応はない?

ろ:全然。むしろそんなに触りたいならどうぞ、みたいな(笑)。

T:へ~まったくの別物なんですね。

M:露出狂でも、フリーセックス主義者でもないんですよね?

ろ:露出狂気味かなと思うことはあるんですけど(笑)、フリーセックスはないですね。彼氏とシテるところを他人に見られるのは結構好きかも。ハプバー(ハプニングバー)とかにたま~に行ったりします。

M:彼氏の顔とか、人格形成に影響したものとか、知りたくなりますね。

ろ:普通なんですけど……ただ薄らぼんやりと生きているだけで……。

T:薄らぼんやり(笑)。

M:変な人に限って普通だって言うんですよ。でも実際、普通の人ほど変態というか、”壊れている”ところがあると思うんですよ。

ろ:たしかに。グループセックスの話し合いの会とかに行くと、すごく地味で真面目なんだけど、「僕は彼女が二人いて、そのうち一人とアナルセックスをして……」ということを淡々と語るんです。昼間はスーツを着て会社に行っているような人なのに。

M:抑圧されてるんでしょうね。真面目なインテリ系ってわりと変態が多いんですよ。医者や大手出版社の編集とか。「スカパー」ってイベント行ったことあります? “スカトロパーティー”の略なんですけど、俺も誘われたんですが、遠慮しました(笑)。

ろ:スカトロか~。食べたくないな~。

T:ろくでなし子さんでも、スカトロは遠慮しますか?

ろ:でも、オシッコかけられるのが好きなんで、スカトロの素質はあると思うんですよね。

T:さすが(笑)。現在、大人のおもちゃ屋でアルバイトをされているそうですが、アダルトグッズにも抵抗がなかったんですか?

ろ:実は以前は抵抗があったんです。でも、整形と今の彼とのセックスで扉が開かれたのが大きいのかも。どんどんエスカレートしている感じ(笑)。

T:やったことがないことを制覇していきたい?

ろ:自分が楽しそうだなと思ったプレイなら試してみたいですね。ちなみに、今注目してるのはトリオ活動です。

T:トリオ活動?

ろ:あ、3Pのことです。ソロ活動、デュオ活動、トリオ活動って呼んでるんで。

T:あはは(笑)。それについても、近々漫画に描かれるんでしょうか?

ろ:その予定です!

T:それは楽しみですね~。
(取材・文=編集部)

●ろくでなし子のHPはこちら

ろくでなし子のMK作品は、彼女がバイトをしている「ラブピースクラブ」(http://www.lovepiececlub.com)の店内に常設展示されているので、興味のある方はぜひそちらまで。展示はシーズンごとに入れ替わるので、12月にはクリスマス仕様の”クリまん”が登場するかも? ※注意:ラブピースクラブの店内は女性限定です。

■ろくでなし子、近日出演イベント
●第2回デコまんワークショップ(http://www.lovepiececlub.com/news/
日時:11月25日(金)18:30~21:00頃
場所:ラブピースクラブショールーム
参加費:4,800円(デコ以外の実費を含む)

●「媚薬の検証」出版記念トークライブ
「媚薬ナイト~女も男もソノ気にさせる秘薬大公開!」
日時:11月30日 開場18:30 開演:19:30
場所:新宿ロフトプラスワン
入場料:前売1500円 / 当日2000円(共に飲食代別・サソリの素揚げ一匹付き)

媚薬を飲んで試した『媚薬の検証』(著:川口友万・データハウス刊)の刊行を記念したトークライブイベント。作家・岩井志麻子と元カリスマAV女優・小室友里が語る”こんな男は媚薬を使え”、北芝健による究極のスタミナドリンクの実演からマムシの真の実力 他。ろくでなし子は、バイブコレクター作家の桃子とトーク予定。

「本当にあった笑える話Pinky 2011年 12月号」

 
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