紳助、芸能プロダクションの影のオーナーに!? AV業界参入も目論む?

 芸能界から引退後も定期的にメディアを騒がす島田紳助。芸能界において、これまでいかに自分勝手に振るまい、権力者として握りつぶしたスキャンダルが多かったのかが、引退後の報道で明るみになりつつあるようだ。現在、彼の動向は不明で、さまざまな媒体から情報が流れているが、明確なものはいまだない。このまま表舞台からフェードアウトし、一般人として、平凡な人生を送るのかと思いきや、「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が、紳助が芸能事務所を設立する動きがあると報じ、業界内が騒然としている。

 記事によると、紳助の身内には司法関係者が多数おり、彼らを社長にして、自身は影のオーナーとして振る舞う計画があるのだという。芸能プロダクションの肝はタレントだが、紳助にかわいがってもらったタレントたちは、いまだに彼を見放しておらず、むしろ応援すらする者たちも多数いるという。そんな紳助チルドレンたちのルートを使い、他事務所からタレントを引っ張ってこようとしている、というのだ。にわかには信じられないが、芸能界であれだけ無理を押し通してきた紳助ならば、あり得るのではないかとも思える。

「紳助のプロデュース能力は、ほぼ無名のタレントを有名にしてきたことで証明されています。プロデューサーとしての能力だけなら欲しい、という事務所関係者の話もありますよ。また紳助が沖縄に滞在中には、縁を切ったはずの吉本興業の関係者もいたと聞いています。これは、紳助が吉本や芸能界の闇を週刊誌などに暴露するのを防ぐため、とささやかれているんです。紳助がどれほど業界の闇を知っているのかは分かりませんからね。裏方として戻って来られても怖いものがありますよ」(芸能プロダクション関係者)

 現役時代は権力を笠に、好きな女性タレントを自身の番組にブッキングしていたとされる紳助。プロデューサーたちにも顔が利き、彼らの秘密を握っているとしたら、所属タレントを番組にねじ込むことも容易なのかもしれない。また記事では、芸能プロと平行して、紳助がAV業界とキャバクラ業界に参入するのではないかとも伝えている。

 紳助とAV業界とのつながりは4年前にさかのぼり、彼の愛人がスワッピングパーティーにAV女優を呼んだことから始まったという。この件で紳助は逮捕寸前まで行ったと、一部夕刊紙で報じられたそうだ。そのパーティー内で培った人脈を使いAV女優を集め、新たなAVメーカーを作ると記事は伝える。加えて、AV女優、タレントを使い水商売も行うつもりで、AV上がりのキャバ嬢には肉欲接待もさせる、としている。

「これはまったくないでしょう。AV業界や水商売は常々、黒い業界とのつながりをウワサされ、警察からの目にさらされています。業界に紳助が参入するだけで、警察の目がいっそう厳しくなるのは間違いない。どちらの業界とも介入を全力で阻止するでしょうね。それに、ただ女の子を集めて作れるほど、AVやキャバクラは簡単なものではありませんよ。自身も紳助竜介時代の相方・松本竜介さんがAV業界で映像製作会社を起業し、失敗しているさまを間近で見ています。業界の難しさは痛感しているでしょう。もし、参入できたとして、島田紳助がAV嬢をプロデュースしても、誰が”紳助の女”のSEXシーンを見たいんですか?」(AV業界関係者)

 業界関係者が語るようにAV業界参入の目はほぼなく、プロダクションを影から操ろうとしても、紳助からの暴露を恐れる吉本興業関係者の目が光る限り、すぐにメディア関係者に彼が携わっていることが伝わるだろう。現在、暴力団とつながりをもったタレントの追い出しにやっきになっている芸能界が、彼の息がかかったタレントを使うとは考えにくい。AVにせよ、水商売にせよ、芸能プロダクションにせよ、紳助がこういった”ビジネスの表舞台”に立つことは、もはや不可能なのかもしれない。
(文=股介権三郎)

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紳助は彼らのもとに戻るの?


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