AV界の強烈過ぎる個性・清水大敬監督吠える!! 新メーカー「AV博物館」とは?

新メーカー設立に多くの女優がかけつけた

 最近、ガツンと股間に響くAVに出会えない。昔こっそり集めた秘蔵コレクションに匹敵するAVが見つからない。そんな悩みを抱える世の”漢(おとこ)”たちに朗報だ!! 傑作AVを永久保存するための「AV博物館」が設立された。”博物館”というなにやら淫靡な響きに、地方にある秘宝館的なものを連想してしまうかもしれないが、この「AV博物館」の正体は、新しいメーカーなのだ! しかもその名誉館長に就任したのは、言わずと知れたAV界の鬼才・清水大敬監督!!

 今やAVは雑誌のように消費されてしまう時代。毎週のように新作AVが大量リリースされ安価で手に入る一方、発売からわずか数カ月で手に入らなくなる作品も多い。後から評判を聞いて手に入れようとしても、簡単には購入できないのが現状だ。AV博物館では、名誉館長である清水大敬監督の漢気溢れる新作を筆頭に、過去に発売され今では手に入らない傑作を選定委員が厳選して再リリースしていくという。肝心な選定基準を広報部に問い合わせたところ、

「本当にいいAVは、何度観ても新しい発見があるもの。そのような良質な作品のみを我々の目で選び、メーカーの枠を超えて販売していきます。また、新作撮り下ろし作品もご用意して皆様のお手元にお届けしていきますので、楽しみに待っていて下さい」

 と心強い回答が帰ってきた。このAV博物館には、名誉館長の監督および出演作である【清水大敬館】を筆頭に、選定委員による厳選作品【名作館】、さらに視聴者目線で選ぶ【AGAIN】、ヌキどころ名シーンのみを集めたベスト盤【BEST】、過去の名作をリメイクする【REBORN】の5つのレーベルが用意されている。また、今後はユーザーからのリクエストにも応えていきたいとの嬉しい言葉ももらえた。

 さる9月13日には設立記念パーティーが都内某所で開催され、名誉館長である清水大敬監督が挨拶を行った。

「これまで私は、役者をやれば個性的すぎると批判され、作品を作れば誰がこんなものを見たがるのかと言われてきました。けれど、私は100人いたら100人に理解される作品ではなく、たった1人に愛される作品を作りたいと考えているのです。この考えを持って今後もブレることなく、またAVの原点に戻り、エロとは何かを改めて追究していきたい」

 また、同年代であり共にAV創世記を築き上げてきた村西とおる監督も駆けつけ、こう語った。

「同じ63歳の男として、共にまだパンツを脱いで仕事が出来る状況に感謝したいと思います。AV博物館を設立した限りは、いい作品をどんどん残していただきたい!」

 さらに、日本を代表する名女優であり女流監督の愛染恭子さんも祝辞を。

「初めて会った時の大敬さんに対する認識は、マニアックなテクニックを持った男優さんでした。でも、今では素晴らしい監督であると尊敬しています。これからも、共にいい作品を作りあげていきましょう」

 その他にも豪華な女優陣、スタッフ、AV関係者たちが訪れ、新メーカー設立を祝った。

 最後に名誉館長であり、団塊世代のセクハラ番長としても名高い清水大敬監督から、メンズサイゾー読者に熱すぎるコメントを頂戴してきたので紹介しよう。

「AVの世界にも強烈な個性を持ったオヤジがいて、こういったオヤジが高度成長期の日本を支えてきたんだ。いつかは君らもオヤジになる。いつまでも若いまま、今のままではいられない。自分の将来を見るつもりで、団塊世代のオヤジたちの凄まじいまでのエロスに対する追究心を観てみろ!!」

 これまで数々の人気女優に大量の男汁をぶっかけ、本気のセックスを仕掛け、さらにNGまでも解禁させ、生命力に満ちあふれたエロスを映像に留めてきた清水大敬監督。その昭和大衆娯楽の匂いを今に留めた、笑ってヌケて心に残る”大敬ワールド”最新作や、メーカーの垣根を越えた今では手に入らない厳選された傑作AVを堪能できる新メーカー「AV博物館」。今後のラインナップと動向に注目したい。
(取材・文=文月みほ)

■AV博物館 http://avm.co.jp (近日開設予定)

『団塊世代の男たちよ チ○ポを握り締めながら叫べ!「日本はこれでいいのかぁ!」』

 
滾る!!!!!


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