合コン全敗男の行動に見る”女性に嫌われてしまう男”の特徴

※イメージ画像 photo by marco prati from flickr

 ”どうすれば女性に嫌われないか”というのは男子永遠のテーマであるが、しかし筆者のように性欲盛んで、歩く男根状態の男は”女性を口説くテクニック”や”ホテルに行く方法”ばかり考えていて、嫌われないための努力を軽視している場合が多い気がする。同じような方はそれなりにいるのではないだろうか。

 だが、ある男の合コンでの姿を見ていたら、嫌われないための努力がどれだけ重要か痛感してしまった。その男の名はツルタ君(仮名)。29歳の合コン大好き男だ。彼は根っからの女好きで、今まで筆者とともに60回ほど合コンに参加しているのだが、ただの一度も彼が勝利しているところを見たことがない。後日女の子に合コンの感想を聞くと、毎回決まってツルタ君批判が飛び出す。そこで、今までのツルタ君の行動から”女性に嫌われてしまう男”の特徴を考えてみた。

 まず、ファッションが独特。おそらくブランド物の高い服を着ているのだが、どうしても服が独り歩きしてしまっている。そして痛恨なのは、強烈なメタボである彼がジャケットの前ボタンをすべて閉めていること。彼のこだわりなのかもしれないが、これではお腹が強調される。女の子のおっぱいよりも彼の下腹部に目が行ってしまうのだからマズイ。服を選ぶ時、ついつい自分の理想に流れがちだが、しかしそれ以上に現実、つまり自分に似合う服、自分の体型に合った服を着るべきだ。ツルタ君はそんなことを教えてくれた。

 そして彼は開始3分で口説き出す。しかも重いトーンで。例えば「趣味は水族館に行くことです」と言うとすぐに「じゃあさ、今度……俺と水族館行こっか」と返すのだ。セリフ自体は問題ないが、何より「……」がいけない。そのイヤらしい間が女性には悪印象。確かに筆者もかわいい子が来ると焦ってすぐアピールしてしまうが、女の子からしたら「私の何を知ってるの?」「コイツ軽くない?」「てかアンタ誰?」というのが大方の意見。まずは自分が何者なのかを相手に示す。自分の人柄を知ってもらう。口説くのはそれからということだろう。

 こんな感じで1位指名の子と盛り上がらなくなると、ツルタ君はすぐにターゲットを切り替える。それも、大抵が他の男と楽しそうにしゃべっている女の子を狙う。なぜなら彼は「他の男と楽しく喋っている=自分もイケる」「他の男とエッチな展開になる=自分もイケる」と考えているから。もちろんこれは大きな間違い。だがしかし、人によっては思い当たる節があるのではないだろうか。例えば合コンで、他の男と女がイチャイチャし出すと「あっちに行けば良かった」なんて後悔する。場合によっては、さりげなく方向転換を試みる。でも、こういうのを女の子はしっかり見ていて”都合のいい女を探す男”の評価は最悪。そもそも女の子は誰でも良いわけじゃない。合コンでは、一度スライダーを狙ったら最後までスライダーに徹するべきなのだ。途中で「ストレートのほうが打てそう」なんて思ってはいけない。それは結果的に見逃し三振を招き、気付いたらベンチで試合を眺めるだけになってしまう。

 いくつかツルタ君のダメな行動を挙げてきたが、しかし女性から最も多く聞かれる彼の不満は、”ボランティア精神が皆無なこと”だ。具体的には、見た目クオリティーの低い子には話さない、仲間がちょっとスベると「それ面白くないし!」と助けの手を差し伸べない、自分がオチにされるのは嫌がる、他の男の話題にはダンマリ、イジられるのは厳禁、……などなど、とにかく自分の利益にならなそうなことはしない。でもそれは逆効果。ある女の子いわく「厳しい場面こそ男はチャンス」で、モデル風女子に交じって大仁田厚みたいな女子が来たらむしろその子中心にしゃべりかけるべきだし、他の男の話題になったらその男を褒め称えるべきだし、そういうワン・フォー・オール精神が女の子に好印象を与えるのだ。

 筆者も、処女っぽい子やベッドに行くと高級マグロになりそうな子とはついついしゃべらなくなる。でも、それではダメなのだ。男と話すのに慣れていない子が来たらチャンス。仲間がスベり倒したらチャンス。「誰かひとりここでM字開脚しろ」と言われたらチャンス。その役目が厳しければ厳しいほど、満面の笑みで引き受けよう。

 とは言え、合コンの時だけこれらを意識してもうまくいかないもの。大切なのは、普段からの心がけではないだろうか。ちなみにツルタ君は、大雨の中で「ねえ、のど渇いたからコーヒー買って来てくんない?」と男友達に頼むような人である。女の子に嫌われたくなければ、まず自分が人とどう接しているのか、どう思われているのかを男女関わらず客観的に見ることが大切かもしれない。

(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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