あの綾瀬●るかとSEX!?　彼女の性癖って実は……

　芸能人激似モノは、AVの数あるジャンルのひとつとして定着しているが、この作品はそれらとは似ていて非なる内容だ。「もしも綾瀬は●かが、お忍びデートをしたら……」という設定のもと、行われていくプレイは、いわゆる普通のデート。ある晴れた日の公園で待ち合わせをして、デートの定番、中華街や山下公園でイチャイチャ。顏ほどもある中華マンにかじりつき談笑しながら、時折混ざる敬語がとても初々しい。これがまた、じんわりと本人を彷彿とさせて爽やか～！

　徐々にAVっぽくなっていくのは、観覧車でのこと。彼氏にオッパイを揉まれた彼女は、小さく抵抗する。

「こんなところでダメだよぉ。そんな触り方……イヤンッ」

　本気で泣きそうな顔をするから、見ているこちらは自然と彼氏を応援してしまう。もっと本気で苛めちゃえ～っと。

　そんなほのぼのタイムを得てたどり着くのは、これまたデートに欠かせないキレイな夜景が見えるホテル。窓を開け放ったまま、うっとり目を閉じ、つたない舌使いでフェラをする彼女がたまらなく美しく、思わずぼ～っと見惚れてしまう。暗闇の中、ベッドへとなだれこみ、絹を裂いたような甲高い繊細な喘ぎ声を響かせるセックスもまた、想像通りのロマンチックな展開だ。形のいい小ぶりな美乳を弾ませ、彼氏にすがりつくアクメ顔もたまらない。

　ところが、ふいにドキッとさせられる。セックスのクライマックスは、彼女が突如プルプルとのけ反ったかと思うと、中出しを許してしまうのだ。うわ～、芸能人って設定なのにいいの!?

　さてここから怒涛のごとく、彼女本来の魔性のかわいさが発揮されていく。シャワー、拘束玩具責め、翌朝の朝勃ちフェラと続き、どんどんと大胆になっていくところさえ、一見すると普通のラブラブカップルと同じ。しかし、彼女の場合は目つきが違うのだ。テレながらマゾっぽく潤んでいたはずなのに、気が付けばサディスティックな輝きを放ち、声をあげ驚く恋人を「フフフ」と見下ろしながら快感漬けにしてしまう。

　さらに、作品の見どころのひとつとして、シーンの合間にさりげなくCMパロが盛り込まれている。緑色のパンダのぬいぐるみと戯れたり、「生まれたて～の僕を～」と歌いながら湯船に沈んでいったり、悪戯に笑いながら画面に「タッチ!!」したり。綾瀬ファンならずとも、思わずニヤリとしてしまうさりげない演出が満載だ。

　最後に、手を振って一人で去っていく彼女。ハデさはないけど、ふわっとしている、どこか訳ありなドラマ性を秘めたエンディングも印象深いものだった。
（文＝文月みほ）

『素人芸能生中出し 素人 あやせ●るか生中出し』

 
Sな彼女に責められるのもいいね