「電マをあてられ悶える素人」を見る素人の快感もうなぎのぼり!

今回お邪魔した現場の臨場感がそのままAVに!?
『極上素人おもいっきり生電マ ナチュダンVer.』

 世の中にはエロが溢れているが、空間としてもっともエロ濃度が高い場所はどこだろうか。ハプニングバー? それともラブホテル……!? どちらも淫靡だが、それは性教育の優等生が通う学習塾のようなもの。私が求めているのは、既存の概念をぶち壊すようなエロスが充満する、新しい境地を切り開けそうな刺激のある、もし人の念が目に見えたらそのあまりの濃厚さに頭がくらくらするような、そんな場所なのだ。エロスの求道者として、男に愛される女として、後学のためにぜひ知っておきたい。妙齢の女性として、溢れんばかりのエロスオーラを吸収したい。

 そこへ入ったメンズサイゾーからの1本の取材依頼。人気お色気サイト「PINK探偵」を運営する才女・ミネさんが、素人女性を引き連れてナチュダンのAV撮影現場の見学をするというのだ。その様子を取材しましょう、そして性に興味のある女の子たちとざっくばらんな飲み会をして本音を聞き出しましょう、というのが概要らしい。

 AV撮影現場。女優、男優、監督、ディレクター、カメラマン……各スタッフのエロスへの想いが行きかう、まさにエロのスクランブル交差点ではないか! しかもなんと素人女性の鑑賞プレイつきである。しかも、その後に飲み会って? 素人女性のあんなことやこんなこと、突っ込んじゃっていいんですか!? 

 この企画、未体験ゾーンに軽々と連れて行ってくれそうだ。それにしても、悶々と考えていたところへ、まるでカンダタのくもの糸のような導きである。願ったイメージが具現化する、まさにアセンションは始まっているのかも! とひとしきり運命の喜びを感じたあと、高鳴る胸と湿り気を増すアソコをおさえ、すごすごと取材準備に入った。
 
 ご存知の方も多いだろうが、レポートの前に今回の取材のキーパーソン・ミネさんの活躍をご紹介しておきたい。大学時代は法学部に在籍し、司法試験を志していた彼女は、そのころよりアダルト業界への造詣を深め、お水やアンダーグラウンド界を周遊。その後「探偵ファイル」の兄弟サイト「うらたん」で編集長を務め、昨年「PINK探偵」として独立したという、まさに才色兼備のヤリ手女性なのだ。ご自身でも原稿を書かれており、特にFカップの美体を張った記事が人気。原稿の内容に興奮し、ミネさんが書いているさまを想像して大コーフンし……と、男性にとってはひと粒で二度おいしい稼業をなさっている。同時に、女性からもエロの象徴的存在としてカリスマ的な支持を集めているお方なのだ。

 今回は、性の抑圧に悩む素人女性にTwitterなどのSNSで声がけをし、企画に興味を示した3人の女の子+古くからのご友人と同行。同メーカーを代表する人気シリーズ『おもいっきり生電マ』を一緒に見学する運びとなった。

 さて、待ちに待った取材当日。顔合わせの席。まず思ったことは、見学者の素人女性がみんな若くてカワイイ。「こんなにかわいい子でもオナニーとかすんの!?」って叫んじゃいそうなほどカワイイ。新垣結衣系のピュアな雰囲気漂うゆみちゃん、中島美嘉に似たちょっとアンニュイでひとクセありそうなあやちゃん、小動物系のくりくりとした目がキュートなまりちゃん。当初はもじもじしていたが、「性に興味のある女の子」という前提で呼ばれ、男性スタッフたちにもそういった目で見られるのを意識すれば当然か。ミネさんのご友人は優しい顔の美人さんで細身なのにFカップの巨乳! スタイル抜群である。

 そしてミネさん。初めて生で見るミネさんは、かわいらしさと妖艶さを兼ね備えたルックスで、写真で見るよりバストにも迫力があり、細やかな気遣いが素敵な女性だった。あやちゃんとゆみちゃんとまりちゃん、それにさきさんとミネさんと私。この女6人衆でAV撮影現場、それも「素人さんが電マを当てられてもだえる」のを見学する。前代未聞のこの事態に、各自冷静を装いつつ撮影はスタートした。
 
 まず、AVの被写体となる素人女性が登場。以前ナンパされて撮影自体には興味を示したが、タイミングが合わず先送りになっていたのを今回フィックスしたらしい。もちろん予想していなかったであろう、現場に女性が6人という状況に困惑している。そこは監督さんが「何かあるといけないから、女性スタッフは必要でしょ」と説得し、しぶしぶながら承諾。その羞恥心もエロの原動力に、と現場のムードが盛り上がったのは言うまでもない。ちなみに、見学者の4人も、自分より恥ずかしい立場の人間がいると少し強気になるのか、先ほどまでの緊張もほぐれてきたようである。拘束いすなどの小道具に興味津々な様子ではしゃいでいる。もうすぐそのいすを使って濃厚なエロスが展開されることも考えずに、無邪気に笑っている。

 いよいよ素人女性がその椅子に座る。言葉巧みに言いくるめられ、手を拘束される。見学者の女性陣は、さっきまでとはまた打って変わったように、神妙な表情だ。

 そして、男優さんが取り出したのがかなり強烈な振動を起こす電マ。最初は肩から、慣れてきたら腕、脚、そして……。くすぐったい部分を直撃したのか、素人女性が「キャッ」と叫ぶ。見学者たちは真っ赤な顔で下を向く。ミネさんはさすがの貫禄だ。かすかに微笑みをたたえ、愛情をたたえた眼差しで撮影と女の子を観察している。校外学習の引率をする女教師のようだ。

驚きつつも興味ありありな、あやちゃんとまりちゃん(中央)。対称的に立ったまま凝視するゆみちゃん(左)。
女教師のような貫禄(?)でカメラを構えるミネさんとサキさん

 その後、カメラはどんどんローアングルを狙う。電マを当て続けられる素人女性は、その快感に呑まれ、もはやほとんど見学者の存在を忘れているように見える。対して見学者は、飲み物を口にしたり、スタジオのセットをキョロキョロ見回したりと、落ち着きを失っていく。しかし、そんな視線の端でチラッともだえている女性を捕らえるのは欠かさないようだ。

 それまでは着衣での攻撃だったが、とうとう服もブラもめくられ、乳首がお目見え。みんな目を逸らすかなとも思ったのだが、食い入るように見つめている。素人女性のあえぎ声も本格化し、空間にエロスが充満している。あやちゃんは顔を真っ赤にし、ゆみちゃんは怒ってるの!? というくらいにむっつりと沈黙し、まりちゃんは泣きそうな顔をしている。さきさんは興味津々といった感じで女体に視線がくぎづけだ。そこで胸と陰部、二箇所への電マ同時攻撃が開始。生のアソコもご開帳した。そこで見学者はみな同時にうつむく。やっぱり女性のアソコは見慣れてないのだろう、あんなにエグい形状のモノが自分にもついているなんて、と目を背けたいものなのだろう。しかし素人女性はもうなりふりかまわずあえぎ暴れ、空間エロ濃度はマックスに。

 と、「ちょっとお手洗いに」と次々に席を外す見学者の4人。にこやかに見送ったが、「トイレに何しに行くんだよ!?」と心の中で悪態をついたのが本当のところだ。
 
 みんなが順々に用を足している間に素人女性の快感もうなぎのぼりだったようで、再び全員そろい、気分も新たに撮影を眺めていたところで、素人女性が絶頂に達した。見学者の女の子は同時に息を呑む。ここで撮影の目的は終了したかと、緊張感が一瞬とけるや否や、おもむろに男優さんがバックから攻めだす。これには見学者たちも思わず「えろーい」と一言。

 思う存分素人女性が絶頂の快感を味わったところで、撮影は終了した。最後に監督さんが「この女の子たち、スタッフじゃなくて見学取材だったんだよね~」とネタバレを。「えー、聞いてない聞いてない!」と慌てふためく素人女性。すこし意地悪に(!?)笑う見学者たち。

 エロのスクランブルを渡り切った同志たちで、少し複雑な、しかし笑顔の握手&記念写真の撮影を済ませ、今回の取材の第一幕は無事に下ろされた。

“チームPINK探偵”で記念写真

 今回の撮影の模様は『極上素人おもいっきり生電マ ナチュダンVer.』で思う存分見ることができます。

<撮影現場を体感した素人の女のコたちの生々しい声は? 後編へ続く>
*2011年7月25日掲載予定

(取材・文=飛澤良子/写真=辰巳千恵)

■取材協力::ナチュダンPINK探偵

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