現在放送中のNHK大河ドラマ『江』に、豊臣秀吉の側室、トヨ役で出演した女優、山内明日が、8日発売の「フライデー」(講談社)袋とじで、セミヌードを披露している。「『江~姫たちの戦国~』出演女優が脱いだ!」と題された記事は8ページにも渡っており、一糸まとわぬ生まれたままの姿で森林の中に立ち、木の枝にからまっているショットは、腕や太ももで乳首やVゾーンが隠されてはいるものの、かなりきわどい露出ぶりだ。部屋の中で黒いビスチェのみを着けている写真では、24歳の肉付きのよい、ほどよくユルいお尻をカメラに向けて座っており、そのエロさはかなりのもの。横向きで膝を抱え、胸を適度に隠すといった「an・an」(マガジンハウス)のヌード特集に出てきそうなポーズも披露している。
また、同じく8日の各スポーツ紙には、女優、国仲涼子が9年ぶりの写真集『COLORS』(ワニブックス)を7月27日に発売するというニュースも。公開された先行カットでは上半身ヌードの国仲がシーツの上にうつぶせになって笑顔を見せており、乳首は見えないが、”大人の色気”、”セクシーショット”などと題されたスポーツ紙の見出しから、公開されていない他の写真にも期待が高まるところだ。
偶然にも立て続けに女優たちがセミヌードを発表することになったが、彼女たちの露出は、もともとその体を売りにしているグラドルがセミヌードになることとは若干、意味が違ってくるだろう。このように清純派女優として活動を続けている芸能人たちがセミヌードに踏み切る背景にはどういう事情があるのだろうか。
「世間に自分の度胸を見せつけたい、という気持ちがあるのではないでしょうか。清純派女優が脱ぐと、それだけで意外性があり、話題になりますから、この度胸を広く知らしめることもできますしね。また”清純派”としてではない女優として、演技の幅を広げていきたい、という心意気もあってのことでしょう」(芸能ライター)
この心意気を過去に見せつけたのは女優、黒川智花だろう。昨年1月には写真集『風花』(集英社)で初のセミヌードを披露している。黒川も読者モデルとしてデビュー後、NHK朝のテレビ小説『こころ』において、ヒロインの義理の娘を好演した。若さと爽やかさを兼ね備えたまさに清純派女優として活動を続けていたが、セミヌード写真集発売直後、ドラマ『ブラッディ・マンディ』(TBS系)シーズン2において、スパイ役の水沢響として出演を果たしている。この役どころは、女子大生と見せかけつつその正体は某国から送り込まれたスパイ。人工的に作られた生命でありクローンも存在する……という、清純派とはかけ離れたものだ。まさにセミヌードで心意気を見せつけ、その結果、演技の幅を広げたひとつの例とも言えるだろう。
清純派女優というキャラクターで世間に認知されてしまえば、アクの強い役や意外性のある役はそもそもオファーが舞い込む可能性が低くなる可能性すらある。今回の山内、国仲の”セミヌード披露”はそんな彼女たちが、さらなるステップアップを目指しての決心とも見て取れるのではないだろうか。
ゆきえちゃんもついにセミヌードに!