芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。
TUBEのボーカル・前田亘輝と離婚して、もう10年になる女優の飯島直子に新恋人の存在があることを先日女性誌が報じた。奇しくもその数日前、筆者は栃木県のアパレルメーカーが経営するゴルフ場で飯島の最新情報を入手していたので報告したい。このゴルフ場のキャディによると、飯島は泊まりで、先輩俳優の柴俊夫らと2組でプレー。どうも、その中に新恋人がいたようなのだ。
飯島と前田は、4年越しの恋を実らせて1997年に結婚。前田は当時から六本木のクラブやキャバクラが大好きで、女遊びが盛んだったことから、筆者としては夫婦関係は長続きしないと思っていた。現に、前田の女遊びは結婚後も止まらなかった。結婚した当初、TUBEは毎年2月になるとハワイでレコーディングをしていたが、ハワイの親しい友人から、「前田はレコーディングの合間をぬって、昼はゴルフ三昧。夜はワイキキのクラブに出没して女遊びを繰り返している」という報告を受けた。そんな状況に加えて、二人の間に子どもができなかったこともあって、常に離婚の話が持ち上がっていた。
2000年6月、”夏男”のイメージが強い前田は、TUBEデビュー15周年を記念して、ハワイのアロハ・スタジアムで日本人初のコンサートを開いた。メディアは、飯島は来るのかと注目。筆者も妻と二人でバカンスを兼ねて、ハワイのコンサートを見に行った。その会場には飯島の姿があった。これで、離婚の噂は払拭されたかのように思われた。しかし、筆者は直後にこんな状況を目にした。
筆者が泊まったホテルが、偶然にも前田やメンバーの宿先だったのだ。当然、飯島と前田は同じ部屋に泊まると思った。同じフロアに泊っていたことから、記者魂がうずいて、ホテル関係者へ取材を敢行したが、二人の部屋は別々であることが判明。それどころか、ハワイにいる時には、二人っきりになろうとさえしない。これはやはり離婚危機にあると確信して、日本に戻った。そして1年後、案の定、二人は離婚。前田は離婚会見で「価値観の違いを埋めることができなかったのがいちばんの原因」と語ったが、いまだに真相は藪の中だ。ただ、はっきり言えることは、前田の女遊びは最後まで止まなかったということ。
離婚から4年、飯島はその反動か、新宿・歌舞伎町のホストクラブ通いが頻繁に目撃され、05年には、カリスマホストだった13歳年下のOnly優との交際が発覚した。周囲は飯島が弄ばれていると騒いだが、二人の交際は至ってマジメで、優はホストを辞めて、デザインの専門学校に通い始めたことで、再婚の行方が注目されたが、周囲の反対には抗しきれず、破局。今回、新恋人の存在を報じた女性誌によれば、飯島が都内のブランドシップで「彼のプレゼント探しているの」と言いながら、男物のニット帽を買い、その後、都内のカラオケ店から飯島と三人の男性が出てきて、二人の男性と別れたあとに残ったスーツ姿の男性と手をつなぎながら帰ったという。
前出のキャディは「飯島さんは柴さんだけでなく、スタッフらしい女性にもドリンクを配ったり、気取らない気さくな女性だと思いました。ひとり、30代後半の男性がいましたが、その方が彼氏だと思いました」と言う。
一方、前夫の前田については”賭けゴルフ”のうわさが絶えない。ゴルフひとつとっても、二人の価値観の違いは埋めることができなかったのかもしれない。
(文=本多圭)
最近、夏場にも見なくなってきたよね