磯野貴理が27日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演し、島田紳助によって20代の新恋人がいることを明かされ話題になっている。
番組では司会の紳助から突如、「今の20代の男の子を釈放してあげて!」と話を振られ、「お友達ですから!」と切り返したものの、「47歳にもなって27歳くらいの男の子や」とさらなる突っ込みを受け、「そんな若くない……」「20代やろ?」「……(うなずく)」と、紳助に誘導される形で若い恋人の存在をほのめかすやりとりとなった。ついには「恋はしてます!」「チューはした」と白状し、どよめく会場に「何よ! 別にいいじゃん!」と、照れる場面も見せた。
磯野は2003年12月、かしまし娘の正司照枝の長男で、担当マネジャーであった正司宏行氏(40)と結婚したが、夫の浮気が原因で一昨年の11月に離婚しており、今回の熱愛が本当ならば、約1年4カ月ぶりの春ということになる。
最近でこそ、口やかましいバラエティータレントとしての地位を確立しているが、実は多才な女性でもある磯野。高校卒業後に銀行員として働き、その後劇団に入ると、1987年にお笑いグループ「チャイルズ」としてデビュー。同時期、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のいいとも青年隊メンバーとしても活躍している。また、チャイルズのデビュー後である80~90年代に数多くのドラマに出演しており、その演技力も高く評価された。2時間ドラマや連続ドラマに出演しながら、バラエティーへと活躍の場を広げていったのもこの時期だ。
94年にスタートした『おそく起きた朝は…』(フジテレビ系)は、森尾由美、松居直美らと3人で繰り広げられる絶妙なトークが見どころで、後に『はやく起きた朝は…』と番組名を変えつつも、現在でも当初とほとんど変わらないスタイルで続いている。全盛期には3人の名前から取ったユニット「森の磯松」の名でシングルも発売された。
磯野のサバサバした態度と時にKYな発言の数々は、芸人がMCを務めるバラエティー番組などにおいて”イジりやすい”こともあり、ここ数年は女優業よりもタレント業での露出が目立っている。仕事もソツなくできて、47歳という年齢を感じさせない美しさをキープ、かつ、そのキャリアの割に話しやすそうな雰囲気や、時にバラエティー番組で感情的になり、本気で怒ったり泣いたりと自分をさらけ出すこともままあり、いわゆる”ツッコミどころ”や”隙”が目立つタレントでもある。この辺は、年齢的には近い、話題の”美魔女”たちとは大きく違うところだ。美しさを追求するあまり隙がなく、不気味になってしまいがちな美魔女とも違い、自然体に見えるところが彼女の魅力なのかもしれない。
先日、磯野と熱愛の噂がたったピースの綾部祐二の他にも、キャイ~ンのウド鈴木、ロバートの秋山竜次、オードリーの春日俊彰など、芸人の中でも”熟女好き”を公言する男性は多く、一般的にも、若い男がかなり年上の女と付き合うことが珍しくもなくなってきている。むしろ、年上と付き合えるだけの知性、寛容さを備えた器の大きな男だという高評価にもつながるだろう。この熟女ブームが磯野にとってタイミングのよい追い風となり、本人だけでなく恋人と噂される男性の株も上げることにつながるかもしれない。磯野にはぜひ、このブームに乗り、再び幸せをつかみ取ってもらいたいものだ。
貴理も十分行けるよね?