みんな、処女は好きかー!? 大好きな人もそうでない人もこのイベントにくれば処女のすべてが分かっちゃう。それが、「処女喪失ナイト～女の子の一番大切なモノあ・げ・る～」だっ。
ご存じアダルト専門チャンネル・パラダイステレビの人気企画「ザ・処女喪失」。ばりばりの素人処女が処女を喪失するまでを追ったドキュメンタリーだ。この度、書籍版の出版を祝って大々的にイベントが開催されたのだっ。
司会進行を務めるのは、お笑い芸人の松丘慎吾。ゲストは、処女ドルこと杏野はるなと男優・早坂人生のふたりに加え、同企画のプロデューサーの藤井女史。
さて会場のロフトプラスワンは、ほぼ満員といったところ。やはり男性が圧倒的多数の模様。
イベントは、はるなちゃんのタイトルコールからスタート。まずは自称・処女のはるなちゃんに対してMCから「おまえ、ホントに処女なんか？」的ツッコミが入り、はるなちゃんへの質問コーナーがスタート。しかし、さすが処女ドル、のらりくらりと追求をかわします。
続いては、処女とはなんぞやというMCからの問いかけに処女喪失請負人・早坂が答える。しかし、一言に処女と言っても千差万別で、これといって具体的なイメージは浮かび上がってこない。ああ、処女とは不可思議なものだなぁ。
そこで、より身近に処女を知ってみようと、これまでに早坂が出演した「ザ・処女喪失」の中で、印象に残っている作品を全員で鑑賞。ところが、なぜかところどころ笑いがおこる。ちょ、これ真面目なドキュメンタリー（自称）なんですけど。と、言いつつも妙なテンションで行われる性行為のシュールさにぼくもついつい笑ってしまった。
そしてっ。本日のメインエベントぉ！ 本物処女は誰だ？ 処女当てクイズぅぅぅっ。これはステージに登場する19才の女の子3人の中から、どの子が処女か当てるというもの。しかも処女の子はこのイベントのあと、早坂と処女喪失に挑むのだっ。処女喪失前の貴重な時間をこんなイベントに費やしちゃっていいのかしらと、こちらが心配しちゃう。
処女当てクイズの一番手はゆりえちゃん。清楚な感じの黒髪ロングの女の子で、アパレル勤務。う～ん、地味。
2番手はまいちゃん。声のちょっと低い居酒屋の店員さん。色黒で丸顔の南方系？ 無愛想なのは緊張しているからなのかなぁ。
3番手はるいちゃん。巻き髪ナマ足のキャバ嬢ちゃん。わりと派手な顔立ちに場内「ありえねぇ～」とプチブーイング。司会からもヤリマン発言が飛び出す始末。こりゃ、当て馬かな。それぞれの動機はあれど、イベント終了後には全員非処女となることは確実なのだぁ。
それぞれの一番えっちな体験はと問われ、男友達とキス（ゆりえ）だの、いい雰囲気になって胸をもまれたけれど断った（まい）だの、手マンまで（るい）だの会場は徐々に火がついてきましたよ。
個人的に気に入ったのは、女の子たちに淫猥なセリフを言わせるというもの。「がっちがちの肉棒に～」だの「おま○こはぬれぬれ～」だの、よくぞやってくれました、パラダイスさん！ こういうの、ぼくたち大好きですよっ。
また胸をもませて反応を見たり（なんと観客も参加っ）、男優さんの股間のものを触らせたりと、恥じらう様子はさすが処女。
ぼくの推理ではぁ、まずるいちゃんはハイ、落ちた。あとはゆりえちゃんか、まいちゃんなんだけれど、ビデオ鑑賞パートで確認した女の子のタイプから、2番の遊び人っぽいまいちゃんが処女じゃないかしらん？ でも、清楚なゆりえちゃんも捨てがたい。
早く教えろとの願いをじらすかのように休憩時間。ああ、もう答えが知りたくてたまらないっ。答えを教えてくれるんなら、ぼくの大切なモノをあ・げ・るっ（ってだれもいらないよね……）。
そしてとうとう待ちに待った発表の瞬間！
どろろろろろろろ（ドラムロールです。念のため）！
ステージの前に進んだ3人の中から正真正銘の処女、これからそれを喪失する女の子にぃぃ、早坂がキスをするのだっ。だっ！
そしてっ。
見事、その栄冠に輝いたのはっ！
ちゅっ。
まいちゃんだぁぁぁあぁ!!!!!!
そして、まいちゃんは今日来てくれたお客様用のプレゼントとして、ギャンブルに効くという伝説を持つ、”処女の陰毛”を残し、早坂とともに夜の新宿ホテル街に消えていくのでありました。会場で陰毛の争奪戦をしている中、まいちゃんは処女を喪失しちゃっているんだろうなぁ。 しみじみ。ちなみにゆりえちゃんはかつて「ザ・処女喪失」に出た元処女（っつー言い方もヘンだよね）、るいちゃんはAV嬢なのでありました。処女の魅力をたっぷり味わった密度の濃ゆいひと晩でした。
まいちゃんのバージンブレイクの模様は4月14日（木）23時～24時55分「ザ処女喪失＃82」にて放映される予定という。ちょっとでも気になった方は『パラダイステレビ公式サイト』をチェックだ。
（文＝珊瑚ky／撮影＝鼠オヤヂ）
パラダイステレビが行うインターネットサービス「パラダイステレビ公式サイト」はこちらから。
処女ってなんか引かれる。