先月「日刊サイゾー」で取り上げ（http://www.cyzo.com/2011/01/post_6330.html）、一部ネット上で話題となった、『iMaga Books』がPCでも読めるようになった。
この記事を見た時、「いよいよその時が来たか!!」とリンク先に飛んだまでは良かったが、「まてよ、俺iPad持ってないじゃん」と愕然としながらブラウザ画面を閉じた記憶は今でもトラウマのごとく頭の片隅に残っている。
そんな負の記憶を払拭してくれそうな『iMaga Books』PC版のオープンに期待するなというのは無理な話だろう。早速サイトを訪れてみる。まず、トップ画面に表示される本棚には様々な雑誌やコミックが並ぶ。『哭きの竜』や『ノーマーク爆牌党』（共に竹書房）は学生時代の愛読書。麻雀にハマり、先輩にカモにされ続けた俺の唯一の心の拠り所だった。まさかこんなところで電子化された君たちに再会するとは……。いささかノスタルジックな気持ちに浸ってしまう。
おっと、俺の目的はあくまでもエロ本の閲覧。裏サイトである『iMaga Books for adult』に飛んでみる。そこにはiPad版と同様、『ザ・ベストMAGAZINE special』（KKベストセラーズ）や『俺の旅』（ミリオン出版）、『BLACK BOX』（マイウェイ出版）など、コンビニでもお馴染みの面々に会える。早速”ちょっと見”（無料の立ち読み）をクリックしてみると、ページはサクサクとめくれ、ストレスなく読み進めることができる。更に、通常の拡大機能だけではなく、虫眼鏡機能がスゴイ！ 虫眼鏡アイコンをクリックし、グラビアなどの局部を見ようものなら興奮必至。読みなれているエロ本でもひと味違った背徳感を味わわせてくれる。これは是非サイゾー読者の方々にも体験して欲しい。
さらに、オールカラーで人気絶頂、唯登詩樹先生の『Hな…』（富士美出版）、みやびつづる先生の『艶欲』（メディアックス）、馬波平先生の『まだ1回目だよ』（モエールオンライン）、更に月吉ヒロキ先生の『独蛾』、『夏蟲』（茜新社）などなど、アダルトコミックも充実している。
竹書房、KKベストセラーズ、ミリオン出版、笠倉出版社、辰巳出版、マイウェイ出版、茜新社、メディアックス……etc、などの参加出版社名を見ても、如何にiMagaがアダルトコンテンツに力を入れているかが分かる。コンテンツの更新頻度はほぼ毎日なので、マメにチェックを入れることを筆者はお勧めしたい。
補足になるが、PCで購入した電子書籍は同じID&パスワードでipadでも見ることができる。逆もまた然り。更に、来月にはアンドロイド端末にも対応するとのことなので、そちらにも期待したい。
まだ『iMaga Books』を訪れたことがないという諸兄、一見の価値ありですぞ。
●iMaga Books
http://shop.imaga.jp/
便利な世の中すな～★