覚せい剤取締法違反の疑いで、タレントの小向美奈子に逮捕状が出た。「またか……」この第一報に触れたとき、そう思った人も少なくないだろう。小向は2009年2月に覚せい剤取締法違反の罪に問われ、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決が下されていた。今回捕まれば執行猶予が取り消されるため、実刑判決を受ける可能性が非常に高い。
小向は昨年イラン人の密売グループから、東京・品川区内のビジネスホテルで覚せい剤を購入していた疑いが持たれており、今年1月に覚せい剤取締法違反容疑で警視庁が逮捕状を取っている。現在は消息不明で、連絡の取れない状態が続いており、彼女のTwitterも1月14日の投稿を最後に更新されていない。潜伏先については諸説あるが、先月中にフィリピンに出国したのではないかという説が有力だ。
今回の逮捕状は、昨年10月のイラン人密売グループ逮捕がきっかけだった。グループの活動拠点に小向が頻繁に出入りしていたり、幹部との頻繁な電話のやり取りが確認されている。捜査の過程で、覚せい剤を購入していた疑いが濃厚となったという。
そんな最近の小向について、関係者らは一様に「異常に太っていた」と語る。シャブ中といえば、激ヤセしていて頬もこけて……というイメージだが、どうもその反対だったようなのだ。たとえば、昨年9月に覚せい剤取締法違反の容疑で5度目の逮捕となった田代まさしは、現役時代の健康的な風貌がウソのようにゲッソリしていた。逮捕後、関係者は「最近、激ヤセしていたから、怪しいと思っていた」などとコメントしているが、やはり「覚せい剤は”痩せる”」というイメージは根強い。しかし昨年12月、都内で開かれたパーティに現れた小向の変貌ぶりには、出席者らが驚愕したという。一部では「顔やウエストが映画『花と蛇3』出演時の2倍くらいの大きさになるほど太っていた」とまで……。本人でさえ「私、太っちゃったでしょう」と笑っていたという。
実は、この周囲を驚かせた「激太りっぷり」は、捜査の目をくらますための”戦略”だったというトンデモ説がある。「激ヤセしたらバレやすい、と学んだフシがある。『前はクスリを使ってハイになり、食事をとらなかったからバレた……今回はクスリをやっても食事もとれば大丈夫だ』と思っていたようだ」と関係者は語る。また、自慢のスライム乳が、重力に抗えずだらしなく垂れていることも気にしていたという。
「全盛期のハリを取り戻すため、とにかく食べて身体をパンパンにし、シャブで痩せてメリハリボディにしようとたくらんでいたフシがあるとか……。シャブで綺麗に痩せられるわけがなく、逆に余計老け込んでしまうのは明らかなのに、本末転倒ですよね」（芸能プロ関係者）
小向は1月21日に、マニラ空港からフィリピンに入国し、現在もフィリピン国内に滞在しているとみられている。その後、マニラ市内の航空会社の店舗に小向美奈子を名乗る女性が訪れ、予約していた2月11日の成田行きのフライトの予約をキャンセルしたという情報もある。彼女が一体マニラで何をしているのか、クスリ抜きのためだけの逃亡なのか、それとも他の目的があるのか……。帰国次第、警視庁は彼女の取り調べを行う方針だというが、小向が再び我々の前に姿を現す時、どのような姿に変化しているのか、注目だ。
イイ肉体してたのに
フツーにダイエットしたほうがいいっすよ