日本全国で熱戦が繰り広げられる今週末投開票の2010参議院選挙。最後の日曜日遊説を終えて、どう転ぶか予測のつかない今回の選挙戦はいよいよ佳境に入った。「消費税問題」「政治と金」「普天間移設問題」など、各党の論戦が続く中、今もっともネットが注目しているのは、新党改革の公認を得て比例区出馬の鳩山太郎、ではなく、その秘書である山下莉奈さんだ。
元総務大臣で、平成の坂本龍馬を公言する鳩山邦夫の長男・鳩山太郎の秘書の一人が、「とにかく美人過ぎる」と、以前からネットで騒がれていた。最近になって、彼女が元グラビアアイドルで「莉奈」として活動していたことや、実はジャニーズの山P（山下智久）の妹だということが判明するや、ネットは彼女の話題で持ちきりに。
「スレンダーでかわいらしい子でしたよ。でも、やっぱりもともと女子アナ志望だったこともあって、グラビアの活動にはあまり積極的ではなかった気がします」（業界関係者）
憧れの人物を聞かれると、彼女は必ず蓮舫の名を上げるという。女子アナ志望だったことも考えると、ゆくゆくは政界進出なんて野望があるのかもしれない。将来的に国政への立候補を考えれば、秘書として実績を重ねるのは理にかなっている。ただ、秘書として活動していくためには、応援する立候補者に議員になってもらわなければならない。今回の選挙は、彼女にとっても、自身の行く末を案じる大事な選挙だ。
「頼もしいですよ。一時期芸能界という場所で活動してたこともあるんでしょうが、肝が据わっているというか、全国遊説では、物怖じしないでどんどんアピールしてくれています。ホント、どちらが候補者か分からなくなっちゃうくらい（笑）」（関係者）
ただ今回の選挙情勢を見る限り、決して順風というわけではないのが鳩山太郎の現状だ。新党改革の比例名簿では、最下位の5番目、いくら他の立候補者と比べて知名度があっても、近頃の世間は世襲に冷たい。当選は厳しい状態だ。しかも親父があの珍言迷言で有名な邦夫氏。加えて最近では、そんな太郎に困った噂が流れている。生粋のゲームオタクだった過去があるというのだ。
「立命館（中退）と早稲田の時代には、完全にハマってましたね。恋愛ゲームの類が好きだったと思います」（前同）
93年から02年まで、合計9年にも及ぶ長期の大学生活。その後、ようやく卒業し、大手出版流通会社に就職するも、半年ほどで退職してしまったという鳩山太郎。庶民のわれわれからすると、「何やってんだか」という印象は否めない。そんな彼のネット上での評判はすこぶる悪く、「なんか中途半端なイケメン風がひどい」という心ない言葉まで……。
だが、もう一つ意外な噂がある。彼女が狙っているのは実は、鳩山夫人のポストではないかというのだ。
美人秘書を多く抱えていることで政界でも有名な邦夫氏の事務所。その理由が、息子の嫁探しではないかという説がある。学生時代、ゲームにハマる長男を見て心配した母親のエミリが、太郎のことを思って事務所に美人秘書を揃えたというのだ。そんなエミリの今一番のお気に入りが山下莉奈なのだという。
もともと今回の選挙出馬に乗り気でなかったとも伝えられる鳩山太郎。それに比べて「美人すぎる秘書」は必死だ。太郎氏の手を引きガムシャラに選挙活動しているシーンが何度も目撃されている。健気な莉奈ちゃんは応援したいけど、鳩山太郎はどうだろう……。今週末の選挙、よく考えてから投票に行きたいものだ。
（文＝峯尾／http://mineomineo.vox.com/）
コチラの世界でも「美人すぎる～」は人気