2003年のデビュー以来、変わることなくトップAV女優の座に君臨し続けている吉沢明歩ちゃん。人気、セールス共に日本一に輝く彼女は、気品溢れるエロスと高い演技力が認められ、テレビや映画にもひっぱりだこのセクシー女優へと成長。AVファンのみならず、芸能人の中にも彼女の熱狂的なファンがいるほど、今や国民的メジャー女優となった。
そんな彼女が、日本のVシネの歴史を変えるホラーシリーズ『エロ怖い怪談 第壱之怪 イグアナ女』の主役に抜擢された。本シリーズは、Vシネ史上初のホラーと本格エロスを融合させたドラマ作品。ホラーとエロスの相性がいいことは周知の事実であったが、これまでのホラーVシネの主役と言えば、グラビアアイドルが定番。そのため、濡れ場シーンはリアリティに欠けるものばかりであった。その問題を解決したのが、吉沢明歩ちゃん。AV出演歴7年を誇る彼女だからこそできたリアルなセックス描写、そして迫真のアクメが、これまで多くのホラーVシネファンが求めていた願望を叶えてくれたのだ。
そこで『エロ怖い怪談』シリーズ第壱話を撮り終えた吉沢明歩ちゃんに作品に懸ける想いと撮影秘話を聞いてみた。
──これまで多くのVシネに出演してきた吉沢さんですが、ホラーに挑戦したのは初めてだとか？
「そうなんです。初めてなので楽しみでしたね。不安もありましたが、監督にはピンク映画でお世話になっていたので、コミュニケーションの面では安心して臨めました。撮影前はちゃんと神社にお祓いにも行きましたしね」
──台本を読んだ印象はいかがでしたか？
「実はホラーってすっごく苦手なんですよ。だから、台本を読みながらビクビク震えてました。本番では、もっと怯えてましたけどね。イグアナ女は近くで見ると本当に怖いんですよ（笑）」
──吉沢さんの役どころとあらすじを教えて下さい。
「有名企業で働くOLの綾香を演じました。会社の同僚が主宰した合コンで、ある男性と知り合って交際しはじめるんですけど、その彼の元カノ（？）がちょっと問題のある女の子で、ペットはカメとイグアナ……。綾香は、そのイグアナ女にストーキングされて脅された上に、過去に風俗で働いていたことまで暴かれて、恋をめちゃくちゃにされてしまうんです」
──元風俗嬢ゆえの破局ですか。性産業に携わる吉沢さんとしてはどんな心境で演じられたのですか？
「やっぱり綾香の気持ちはよく分かりましたね。付き合うからには過去のことも言わなくちゃいけないけど、逆に言う必要もないんじゃないか。その葛藤がね。だけど彼にとっては教えて欲しいことですよね。どっちの気持ちもよく分かるので、その心情は演じる上でちゃんと込められたと思います」
──細かな感情表現をできるのが素晴らしいですよね。作品のキーポイントでもあるセックスシーンでも、セクシー女優だからこそ表現できた部分はありますか？
「はい。うまく臨場感が出せたと思います。たとえば、初めてセックスする夜の台詞に、私が『ゴムつけないの？』って言うシーンがあるんですけど、彼は『俺の外出し完璧だから』って言うんですね。それを聞いて私は『でも、ちゃんとつけてね』って言うんですよ。普通のVシネならいらない会話ですよね。けれど、この作品ではリアリティを出すために敢えて入れてるんです」
──そういう細かいこだわりがあることで、セックスシーンをないがしろにしてないというメッセージが伝わってきますね。
「でしょ！ あとは表情ですね。2度目のセックスシーンでは、1度目と心情が違うので、表情も変わってくるんですよ」
──セックスの表情で心情まで露わすのは、やはりグラビアアイドルでは難しいでしょうね？
「だと思います。そこはアダルトで7年間やってきたからこそのプライドというかね（笑）」
──エロもエンタテインメントの一つとして取り入れた作品と言うことでしょうか？
「そうですね。この作品はアダルトコーナーではなく、一般作のコーナーに並ぶんです。だからまず、女性に観てもらいたいですね。女性ならイグアナ女の心情も分かるんじゃないかな～と思いますよ。恋人だと思っていた男を奪われた女の情念がイグアナ女なので……これ以上は話せませんけど（笑）」
──恐怖シーンや格闘シーンで苦労などは？
「アクションは経験があるので苦労はなかったんですけど、恐怖に怯える表情の魅せ方は大変でした。自宅の鏡の前で何度も怖がってる顔の練習をしましたから。それでも、まだ違う表現もあったのでは、という反省もしてます。まだまだ勉強することはたくさんありますね」
──これを知ってると作品が100倍面白くなるという裏話を教えて下さい！
「え～っとですね。本物のカメとイグアナが出てくるんですけど、全部、監督のペットなんです。イグアナって環境の変化に弱くて、凄く繊細なんですって。それで、撮影中にイグアナのテンション待ちがあったんですよ。その間、監督が『ごめんね～。もう少しだから我慢してね～ヨチヨチ』ってしてるんですよ。2メートルもあるイグアナを（笑）」
──（笑）。どんなシチュエーションで鑑賞するのがお勧めですか？
「雨の日の暗い夜に、じめ～っとした部屋の中で観ると、より臨場感を味わえるんじゃないかなと思います。撮影中に雪が降ってきたのですが、画面では雨に見えるんです。だから、画面とリンクして絶対に怖いはず！」
──最後にメッセージをお願いします！
「濡れ場のシーンは、これまでにない本格的な表現になっているので、男性に楽しんでいただけるのは勿論ですが、ストーリーの面白さは女性の方がハマるんじゃないかなと思います。それから、なんといってもイグアナ女の怖さは見どころですね。ラストシーンで、綾香とイグアナ女がどうなっちゃうのか見届けて下さい。それから、DVD発売イベントも開催しますので、ぜひ私に会いに来て下さいね。女性も大歓迎です！」
（取材・文＝文月みほ）
■イベント情報（※購入者対象イベントです）
日程：6月20日（日）
場所：秋葉原 ラムタラメディアワールド
時間：17時より
詳しい情報はこちらまで！
■吉沢明歩オフィシャルサイト
■オフィシャルブログ 「あ！っきっ記」
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『エロ怖い怪談 第壱之怪 イグアナ女』販売：アース・スターエンターテイメント
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