5月27日、ストリッパーとしても活躍する小向美奈子の、25歳のバースデーイベントが都内で行われた。多くのマスコミ関係者でごった返すなか、胸の谷間も露わなドレス姿で登場した小向。「また業界で仕事することができて、感謝しています」と挨拶したあと、用意されたケーキを前に笑顔を見せ、健在ぶりをアピールした。
小向は『花と蛇3』(団鬼六原作、成田裕介監督、8月28日公開)で映画初主演するが、前2作では元祖「エロの伝道師」こと杉本彩が、濃厚な濡れ場と緊縛シーンを披露。今作でも、官能的なSMの世界が盛りだくさん用意されており、小向自身も映画の出来には太鼓判を押している。
小向曰く、「撮影の前は、『あの世界に耐えられるかな』と不安な気持ちで一杯でした。緊縛シーンは予想した通り痛かったけど、麻の縄でいろんなポーズができるなど、緊縛の楽しさと魅力を知ることができました。(撮影では)いろいろやったけど、楽しく、新鮮な気持ちでできましたね。(杉本)彩さんのような大人の魅力はないけど、私ができる限りの色香は出せたと思います」
小向といえば、昨年2月に覚せい剤使用の罪で逮捕され、有罪判決を受けているが、「去年事件を起こしてしまい、そこからの変化や出会いのすべてに感謝している。これからも前のようなことにならないよう頑張ります」と深々と頭を下げ、事件については完全に払拭したようだ。ストリッパーとしての活動も順調で、まもなくデビュー1周年を迎え、6月からは仙台での公演も待ち構えている。
気になる恋愛面については、「最近は何もないので……恋愛運がつく神社に行きたいです」と、今は仕事一筋の様子。今後については「若い子には負けない」と抱負を語っているが、『花と蛇3』での主演を機に、一気に大人の女優へと脱皮していきそうだ。
(取材・文=榛名平蔵)