ゆまチンに超音波を当ててもらえるなら考える……!?
パイプカットにかわる男性向けの避妊方法が登場し、話題となっている。その方法とは……、睾丸に超音波をビビビと当てること。これで6カ月間は精子を生産しなくなるのだという。この画期的な避妊方法は、アメリカのノースカロライナ大学がマイクロソフトの会長ビル・ゲイツによる慈善団体『ビル&メリンダ・ゲイツ財団』の10万ドル(約930万円)もの補助金によって臨床試験を進めているもの。ナニやってるの、ビル・ゲイツ……。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation、B&MGF)とは、ビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年に創設された、世界最大の慈善基金団体である。世界における病気・貧困への挑戦を主な目的としているが、特にアメリカ国内においては教育やIT技術に接する機会を提供する活動を行っている。マラリアワクチン開発への研究助成にも積極的だ。
避妊と言えば一般的にはコンドームを付けるのが一番簡単で、確実な方法。ピルなどもあるが、女性の負担が大きく、日本ではあまりメジャーではない。もしこの方法が安全で確実となれば、特に若い男性にとっては朗報だろう。
しかし、この記事がネット上にアップされると、否定的な意見が大勢を占めた。「生で出来るようになる避妊方法は性病を蔓延させるからやめろ!」「ちんちんすくみ上がった(((( ;゚Д゚))) 」「本当に6ヵ月後に回復するのかよ? 」「ゲイツのことだから、ソフトなマイクロ波なんだろうな 」etc……。
避妊というのは子どもをつくらないようにするだけではなく、性病や感染症の予防のためにも必要である。コンドームは粘膜の直接接触を防ぐ意味でも有用な避妊具である。仮に超音波で100%確実に避妊が出来たとしても、性病は防げないだろう。逆にナマハメが大流行して、エイズをはじめとする性病が蔓延する恐れもある。
また、精子にも何らかの悪影響がないとは言いきれない。精子というのはかなりデリケートで、「毎日1リットルのコーラを飲んでいる男性は、飲んでいないほかの男性と比べて精子の数が30%も減少していることが明らかとなった」という、デンマーク・コペンハーゲン大学病院の調査結果もある。
もしこの方法が日本の厚生労働省で認可され、施術が可能になったとしても、喜ぶのはAV男優と、もう子どもを作りたくないお父さんだけではないだろうか。間違いなくガチンコ中出しAVは増えるだろうとは思うが……。
(文=高田コウイチロー)
これは一家に一台欲しいレベル