原紗央莉ちゃん、藤崎クロエちゃん、星アンジェちゃん。彼女たちは全てクォーターAV女優だ。皆、パッと見は日本人と変わらないが、セックスに関してはエキゾチックな大胆さを感じさせ、海外の血を色濃く反映しているように見える。
6月1日。AV界にまた新しいクォーター美女がデビューする。ワンズファクトリーからデビューする支倉エマちゃんは、ポーランド人ハーフの父親と、芸者である日本人の母を持つクォーター。まだ19歳にも関わらず、物おじしなさそうな凛と涼しい瞳が印象的で、何より目を引くのは、小顔からは想像もできないムッチリと肉付きのいい下半身。アメコミに出てくるビッチな美女のスタイルそのまんまで、日本人では絶対にありえないワイルドな魅力に溢れている。
当然、セックスもハングリーなエロスで圧倒させてくれるのだろう。そう期待しながら初セックスを見ていると、これが意外にも想像を絶するほどにウブ。ギャップ萌えというレベルを超え、軽くショックを受けるほどにシャイな素顔をさらけ出す。軽く玩具をあてがわれただけで、せつない表情を浮かべながらそっと顔をそむけて、いざ挿入の瞬間には、不安と緊張で心ここにあらずという心情を露わに、つぶらな瞳を潤めてしまう。その顔は、クォーターとか日本人とか関係なしに、純粋無垢な少女そのもの。もう、可愛いったらありゃしない!
初セックスの間、ずっと口元に指をあてて、甘い声を漏らしながら喘いでいた彼女。見た目には成熟してみえたボディも実は未発達で、それがまたセックスの可憐さを一層際立たせる。フェラも騎乗位すらもほとんど経験がなく、オナニーに至っては一人ではできなかったほど。ラストシーンでのソファーセックスでは、通常ならアクロバティクなセックスが定番なのだが、正常位と騎乗位だけでぐったりと倒れ込んでしまう。終わった瞬間に放ったひと言は、
「シャワー浴びたい……熱い」。
ザーメンを顔いっぱいに浴びたセクシーな美女の口から出たとは思えない子供っぽい言葉。だが、この自然体の言葉がやけに大人心をくすぐり、愛おしささえ感じさせた。
今後彼女はどんなセックスを学び、どんなイイオンナになっていくのだろう。純粋に成長していく様を見守りたいと筆者に感じさせてくれたのは、彼女が初めてのように思う。
(AV評:文月みほ)
◆メーカー:ワンズファクトリー◆品番:WFS-001◆時間:150分◆価格:2980円