『団地妻の昼下がり 旦那のために抱かれる妻』春風えみ

 こんな都市伝説を知っているだろうか?

『ベランダの端に黄色いパンツを干している主婦は自宅売春OKの合図』

 そんなことなど露知らず、お気に入りの黄色のパンティをベランダに堂々と干していた新婚妻のえみさん。いきなり宅配便の男が部屋に上がり込んできたかと思うと、成り行きでセックスすることに。コトが終わり、真相を知った彼女は、強引に手渡された3万円を見つめ呆然。しかし、疲れて帰宅した旦那の言葉を聞き、あることを決意するのだった。

「ごめんよ、えみ。今日も仕事見つからなかったよ……」

 夫はリストラされて職安通い。ならば、その都市伝説を利用してみようと決めたのだ。といっても、悲劇の妻の面影は一切なし。早速、翌日、夫が職安へと出かけると、黄色いパンティを定位置にスタンバイ。「だってセックス嫌いじゃないし♪」と、期待に爆乳をプルルンと弾ませながら、ワクワクそわそわと客の出現を待つのだった。

 そんなわけでスケベなえみ奥様は、内職という名の自宅売春を始めてしまう。不景気、リストラ、主婦売春と、テーマこそ重いが、ドラマの内容はあっけらか~んと明るい。これこそ春風えみさんのほがらかな人柄あってこそ。家計が火の車だからこそ、昼間から堂々と不倫セックスを楽しめ、おまけにパートでは得られない高額の賃金を得ることができたと、ウキウキと心弾ませていくのだ。

 ポジティブなエロワールドと、彼女のパーフェクトボディの魅力に、がっつりと惹きこまれてしまう心弾む傑作である!
(AV評:文月みほ)

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