『めざせ!! ドリームシャワー 』愛音まひろ

 愛音まひろちゃんの魅力と言えば、身長147センチ小さなボディと、笑うとくしゃっと目がなくなってしまうロリ顔。そして一番は、怖いもの知らずの好奇心。この性格のためか、デビュー当時は正統派美少女路線を突っ走っていたはずの彼女が、最近、凄いことになっている。キャラコスAVの最高峰と称される『涼宮ハヒルの憂欝』(TMA)のリニューアル版に出演した際は、原作ファン唸らせる最強の萌えキャラを演じ、『潮吹きエンジェル』(ドグマ)にて初めての拘束椅子を経験した際には、興奮しすぎて信じられない潮を吹き散らかしAV界の鬼才・TOJORO監督さえも驚愕させてしまったのだ。

 そんな彼女が次に挑むのが、AV界にぶっかけブームを巻き起こした名作『ドリームシャワー』(ワープエンタテインメント)だ。

「ぶっかけ? なんか面白そう!!」

 と、またもや目をくしゅっと歪ませて微笑む彼女だったが、過去にリリースされた作品のパッケージを見るや一瞬、顔色が変わってしまう。

「ちょっとこれ、量が多すぎますね……」

 そこで、急遽、適正試験が行われることになったのだが、その様子を撮影したのが本作『めざせ!! ドリームシャワー』なのである。

 試験と言ってもどっきりに近く、面接中にいきなりぶっかけられたり、写真撮影のはずがなぜかセックス本番に突入し、そのまま大量のザーメンシャワーを浴びるという恐ろしい展開。結局、5回に及ぶ試験が行われるのだが、毎回、可愛い顔が真っ白に染まるほど大量のザーメンを浴びることになり、気がつけば本編さながらのぶっかけを経験してしまっているというオチ。ところが、どっきり仕様だからこそ、その適性は明確に示され、彼女の場合は、一発浴びるごとに嬉しそうに顔を男の方に向けてしっかり受け止める、というパーフェクトな適正が確認された。

「次を楽しみにしてますね!」

 全ての試験が終了し、満面の笑みを浮かべながら彼女が発したその言葉は、期待のみならず女優としての自信さえ感じさせる頼もしさに満ちていた。デビューからわずか1年で想像を超えた進化を遂げていく愛音まひろちゃん。その姿は、デビュー直前に筆者が会った不安と緊張で上手く言葉さえ出なかったウブな少女の姿とは違い、貫録とエロスを纏ったプロAV女優そのものに見えた。
(AV評:文月みほ)
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◆メーカー:ワープエンタテインメント◆品番:CEN-019◆時間:130分◆価格:2980円

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