先日、お笑いユニット「ザ・プラン9」のなだぎ武との6年間にわたる愛の日々に終止符を打ったタレント・友近。スポーツ紙の一面にデカデカと掲載されたこの破局報道の裏に、実は友近の政治家転身というシナリオがあったと、3月8日発売の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。
「週刊ポスト」によると、今年7月に行われる参議院議員選挙に、友近が出馬する予定なのだという。現職愛媛県会議員で地元政界の大物である土居一豊(どい・かずとよ)氏が、「友近に参院選に出てみんかと口説いとるのは私です。本人の気持ちひとつで、いくらでも応援すると言うとるんです」と明言しており、友近が地元・愛媛県松山市で出馬する予定で話が進められているようだ。土居氏は民主党愛媛県連代表を務めたこともあり、友近も民主党が擁立する可能性が濃厚。つまり、「小沢ガールズ」の一員として、政治家デビューを目指すのでは、ということである。
そもそも友近の郷土愛は並々ならぬものがあり、これまで毎年、地元で『友近由紀子えひめ公演会総会・懇親会』なるワンマンショーを開催してきた。だが、今年2月に行われた同ショーは一味違ったのだ。まず、懇親会に先立って、愛媛県庁と松山市役所を表敬訪問。県知事および市長に挨拶をしたという。おまけに、懇親会には地元で幅をきかせる大物経済人がズラリと顔を並べていたというから、ますますタダの「女芸人」の懇親会ではないことがうかがえる。
友近本人に政治への興味関心があったのかどうか、実は、前述のなだぎ武との別れも、この参院選を踏まえてのものだという。
「記事にもありますが、友近さんには地元有力者との見合い結婚話が浮上しているんです。一昨年の取材では、友近さんは『(なだぎと)結婚を前提としたいいお付き合いをさせていただいています』と話していましたが、その時期については『まだまだ先のこと』と濁していた。真剣交際であったことは間違いないでしょうが、今後の身の振り方を視野に入れると、なだぎさんとのゴールインは彼女自身の可能性を狭めてしまうものでもあった。芸の面では尊敬し合っていた二人ですが、友近としてはイチ芸人で終わるつもりはない、ということなのかもしれません」(スポーツ紙記者)
現在は5本以上のレギュラー番組を抱え、充実した仕事ぶりを見せる友近だが、7月の選挙に備えて4月の番組改編時に相次いで降板するのではないか、という話も聞こえる。男よりも仕事を取る向上心旺盛な友近、「剛腕」小沢一郎の下で新たな才覚を発揮するかもしれない。
今となってはせつないですね