昨年1月、精神安定剤の大量服用による薬物中毒で病院に運びこまれる事件を起こした華原朋美(35)。事実上、芸能界を引退したに等しい状態だが、最近になって、精神不安定や薬物依存が改善され、復帰に向けて準備を始めたという話が出ている。さらに、復帰の一環として”ヘアヌード写真集”の発売もウワサされている。
華原は、07年6月に当時の所属事務所に契約を解除されているが、これは精神的不安定に起因する仕事のドタキャンが相次いだことによるといわれている。休業から復帰する度に、「今度こそマジメにやります」と繰り返すも、大きな仕事をこなす体力は戻らないようで、活動休止状態が続いている。そして昨年1月、泥酔して大量の薬を服用し、救急車で搬送されるという事件――。引退もやむなしの状態だった彼女が一転、復帰準備を進めるまでに回復した理由とは何なのか?
「単純ですが、恋愛が順調だからですよ。昨年から交際を始めた青年実業家とうまくいっていると聞いています。もともと、彼女は恋愛に振り回されやすい極度の依存体質。相手のオトコ次第でいくらでも伸びるタイプですが、逆に恋愛でうまくいかないことがあると、とことん落ち込んで仕事どころではなくなってしまうんですよ」(週刊誌記者)
しかし、恋人と順調ならば”ヘアヌード写真集”の計画が浮上するとも思えないが……。
「デビュー時は、小倉優子らと同じ芸能事務所『アバンギャルド』(現アヴィラ)に所属してグラビアアイドルをやっていましたし、小室に見出されるまでは女優志望で、アーティスト志向ではありませんでした。実際、05年に出した写真集『crystallize』(ワニブックス)は手ブラショットを表紙にして話題になりました。まあ、肝心の中身は、セクシーショットもほとんどなく、エロ目的で買った人はガッカリしたでしょうが……」(前同)
かつては、身長156cm、B86・W58・H87という見事なスタイルで売っていた華原。今回の「ヘアヌード写真集」情報をいち早く報じた「週刊実話」(日本ジャーナル出版)では、「過去を清算させる”告白ヘア”なら30万部、ギャラ1億円。彼女、ヘアが薄くて大事な部分が見えるらしく、近年にない話題作になるはず。写真集系出版社のA社とB社はすでに手を上げています」とある。まさかのパイパンヌードとなるか?
この記事について「週刊実話」編集部に問い合わせると、「半年くらい前から動いているそうで、B社辺りが有力と聞いています」とのことだった。熟女系雑誌を多数出版する会社か? とアタリをつけ、B社の編集者に電話をしてみたが、初耳だと驚いていた。しかし、彼女クラスになると水面下でいろいろな動きがあるため、社内でもまだトップシークレットなのかもしれない。
しかし、いくらミリオンヒットを飛ばした歌手とはいえ、現在は35歳で、前述の通り仕事に支障をきたすほど不健康な生活を送っていた彼女。手ブラ写真集の頃はまだスレンダーなナイスボディーだったが、果たして現在はどうだろうか。薬物や飲酒に依存したカラダは、ガリガリに痩せているか、メンズサイゾーの”絶対エース”小阪由佳さんのようなメタボボディーになっているか……。
もしスタイルが昔のままだとしても、出版不況の昨今、1万部売れれば大ヒットといわれる写真集が、10万部も売れるとはとても思えない。ギャラも仮に1億円だとすると、単純に5,000円の本を最低2万部以上売らないと元が取れない。印刷代やロケの費用、間に入る諸人の経費などを考えると、かなりのリスクがあるだろう。スライム乳の小向美奈子やフェロモン熟女シンガー・真梨邑ケイのように、AVやヘアイメージDVDをリリースするなら、昔からのファン、そしてAVファンなど需要は広がるかもしれない。いずれにしろ、華原が元気な姿でメディアに登場してくれることを祈りたい。
(文=高田コウイチロー)
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