『変態妻を抱いてみないか… 』細川まり

変態妻を抱いてみないか… 細川まり

 リアル人妻ではないのだが、人妻作品に出演するようになり自分の本当に性癖に気付いたという細川まりさん。それをご本人から聞いて以来、彼女の人妻モノに注目していたのだが、ここ最近は「ドスケベ」という形容詞が日本一似合う美熟女として完成されたのではないかと思う。どの辺が日本一かというと、スケベである自分に誇りに持っていること。男を挑発する姿に迷いがなく、セックスの快感に喘ぐ顔は、男を骨抜きにしていく自分自身に酔っているとしか思えない高飛車な美しさに満ち溢れている。

 最新作は、サディスティックな夫によってM女調教されてしまった彼女が、夫が連れてきたスケベな中年男達と激しいファックに溺れていく官能ドラマ。夫の友人の前でノーパンのまま掃除をさせられると、興奮のあまり部屋に駆け込みオナニーを始めてしまうという呆れた人妻を演じているのだが、溢れだすエロさは演技とは思えない迫力。狭い和室に横たわり、くねくねと腰をのけぞらせなから股間を弄る姿があまりに自然体なのだ。

 その後、オナニーをしているところが夫にバレ、夫の友人と3Pさせられるというお仕置きを受けてしまうのだが、変態な彼女は、抵抗するどころか喰いつき気味でイキまくり。また、陰気な蔵に閉じ込められ、近所の男達の慰みものになってしまうというシーンも、隠しきれない悦びが滲みでてしまう変態ぶりだ。

 女は人妻という肩書きがついた瞬間、なぜか欲しがりになってしまう生き物。彼女の場合は、人妻になりきることでそのスイッチがオンになってしまったのだろう。最近ではスレンダーだったボディまでもふくよかになり、人妻特有の匂いを感じさせるほどにリアル化しつつある。恐るべき細川まり。彼女の進化はどこまで続くのか!!
(AV評:文月みほ)

◆メーカー:タカラ映像◆品番:MOMJ-091◆時間:120分◆価格:3990円

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