AV制作会社を舞台にした人気コミック『18倫』(松本タカ/秋田書店)が、大好評の映画化第2弾! 第1弾に引き続き、人気グラドルの田代さやかちゃんが主演を務め、持田茜ちゃん、琴乃ちゃん、範田紗々ちゃん、原紗央莉ちゃんら、プレミアムなセクシーアイドルが集う華やかな作品となっている。と、いうことで、早速その舞台挨拶にお邪魔してきた。
「ヤングチャンピオン」で連載中の同名人気コミックを映画化した本作。第一弾では、田代さやか演じる純情なヒロインが、18歳のお嬢様なのにAV制作会社で働くはめになる顛末を描き、青春コメディとして好評を博した。
(C)2009松本タカ(ヤングチャンピオン)/株式会社ティーエムシー
第2弾では、AV制作の仕事にも慣れてきたヒロイン・倫子に後輩ができる。倫子が超名門お嬢さま学校に通っていた頃の同級生・桜子(持田茜)と再会するのだ。母親の会社が潰れて失踪し、ひとりでホームレス生活を送っていた桜子は、倫子と同じ会社に住み込みで働くことになる。しかし、借金取りのヤクザに見つかった桜子は、世間知らずの性格が災いして、1億円の借用書に社判を勝手に押し、会社を連帯保証人にしてしまう!!
借金返済のため、賞金1億円の「AVナンバーワン・グランプリ」への応募を思い立つ倫子と桜子。だが、優勝の最有力候補であるライバル会社の敏腕プロデューサー・怜子(範田紗々)は、「全裸千人運動会」なる大企画を打ち立てており、それを超える企画を出さなければ、優勝はできそうにない。ピンチに立たされた倫子は、新人女優のスカウトキャラバンに地方へ出かけ、田舎娘の民子(琴乃)を発掘するのだが……。
(C)2009松本タカ(ヤングチャンピオン)/株式会社ティーエムシー
(C)2009松本タカ(ヤングチャンピオン)/株式会社ティーエムシー
前回に引き続き、ヒロイン・倫子を演じ切った田代さやかちゃんは、「(倫子は)性の知識が豊富になったものの、まだまだおぼこです(笑)」とあいさつ。第1弾よりもコスプレシーンは少ないものの、SM風のシーンに果敢に挑戦するなど、「私の初体験を見て!って感じです」と、作品の出来に自信たっぷりだ。
桜子を演じる持田茜ちゃんは、「私はすごくセリフが多くて、こんなに私なんかがしゃしゃって(=しゃしゃり出て)しまって、スミマセン!」と、ものすごく謙虚。ちなみに、桜子のコスプレシーンはふんだんに用意されているそうで、「コスプレも多くて、ホント、スミマセン!!」とのこと。いえいえ、スミマセンどころか「ありがとう!!」です!
なんと、たった4日間で撮影されたという本作、第1弾よりもカット数・出演者数が多いにも関わらずのハードスケジュールに、スタッフ・キャストともに最後はクタクタだったようだ。
「4日目なんか、朝6時から、次の日の朝まで……って、実質、4日間で終わってないじゃん! って感じで(苦笑)。でも、和気あいあいとした楽しい現場だったからいいかな」(さやか)
長回しも多かったが、息の合った芝居を見せてくれた、と、監督も満足げな様子だった。実際、画面の向こうで演じるキャストたちは、とても疲れを感じさせないパワフルさで、最後まで飽きることなく楽しめる1時間だった。
第2弾を経て、チームワークも抜群となったチーム『18倫』軍団。これにとどまらず、さらなる続編に期待したいところだ。
(撮影=山越 隼)
◆映画『18倫 アイドルを探せ!』
原作:松本タカ 『18倫』(秋田書店「ヤングチャンピオン」連載)
監督:城定秀夫
制作:ティーエムシー
2009年/ビスタサイズ/ステレオ/カラー/HD/77分
(C)2009松本タカ(ヤングチャンピオン)/株式会社ティーエムシー
公式ウェブサイト:http://www.18rin.jp/
DVDも2月5日に発売予定!