ついに出る! デビューシングル、1月20日発売!!

初コミケは母同伴で13歳! ガチすぎる腐女子アイドル・浦えりか

アイドルらしからぬ鍛え抜かれた筋肉! 美しい!!

 1月20日にデビューシングル「Honey Bee~」(インペリアルレコード)をリリースする”中野腐女子シスターズ”は、今から約3年前、アニメ・ゲーム・コスプレなどの専門分野を持ってバラバラに活動していたヲタドルたちが、事務所の枠を超えて集結したヲタクユニットである。

「Honey Bee~」中野腐女子シスターズ(インペリアルレコード)

 その一員であり”うらぁ”の愛称で呼ばれる浦えりかが専門にしているのは、プロレス。二次元を中心にする昨今のヲタク世界では中心を外れた位置にあり、周りの濃ゆいヲタドルたちの話に付いていくのも一苦労……かと思いきや、中野腐女子のメンバーが交代でMCを務めていた番組『腐ジョッキー』(GyaOジョッキー)では、ギャルゲーやBLなどのディープな話題が挙がった場面で、キラキラと目を輝かせてマシンガントークを繰り広げることも。浦えりかは二次元・三次元を問わない雑食ヲタなのか? 真相を直撃してみた。

男前度は中野腐女子シスターズ1か?


──先日の舞台公演『イマーゴ・メモリ』(DMF)拝見いたしました。浦さんはスラム化した近未来東京にはびこる怪盗の一味という役どころで、かなり激しいアクションもこなしていましたね。

浦えりか(以下、うらぁ) 私、今回の舞台で共演した俳優のNAO-Gさんが主催してるアクションチーム”G-S.A.C.“に入ってて(登録名:A-LEE-K)、広報やれって言われてるんです。アクションできないメンバーって言われてるのを払拭しないとと思って頑張りました。


アクション舞台『イマーゴ・メモリ』(09年12月16日~20日、新宿スペース107)。
怪盗の一員うらぁが敵対者を追い詰める! 写真/佐藤拓央

──そもそも運動神経は抜群なんですよね?

うらぁ 動くのは好きですけど、抜群とまで言われちゃうと「何を?」って(笑)。父がスイミングのコーチだから3歳から水泳を始めたんですけど、同じような環境の子がスポーツ推薦で進学してる中、私は才能なくて小学生でやめちゃいました。

──でも中学から青山学院でしょう? スポーツ推薦が不要なくらい学業は優秀だったんじゃないですか?

うらぁ いやー、母が「この子はムリヤリやらせないと勉強しない」って低学年のうちに見破ったらしくって、小三の春から塾に入れられて気付いたら受験してました。

──ファンの間でも”熱狂的なうらぁファン”として有名なお母様ですね(笑)。芸能活動も子どものころから?

うらぁ はい、児童劇団に所属して、『いつみても波乱万丈』(日テレ系)とか『嗚呼! バラ色の珍生!! 』(日テレ系)の再現ドラマに出てました。周富徳さんの初恋相手とか、大林素子さんの子ども時代とか。

──モーニング娘。のオーディションを受けたこともあったそうですが、それはいつごろ?

うらぁ 高一です。そのころ、いくつか事務所からのお誘いをいただいてたんですけれど「いまモー娘。のオーディション受けてるから、ちょっと待ってください」って言って、落ちたんで事務所に入って、初グラビアが高一の終わりごろです。バカ正直に「撮影で三日間タイに行くんで休ませてください」って高校に言って、学年会議にかけられたりしてました(笑)。

──プロレスヲタになったのはどういう経緯ですか?

うらぁ 元DDTプロレス社長の一宮章一さんと舞台で共演したのをきっかけに、DDTさんと関わるようになったんです。18歳のときに、企画で「一日入門してこい」って言われて、プロレスを見たことない状態で若手時代の飯伏幸太選手とスパーリングやらされたんですよぉ。

──そこからハマッていった感じですか。しかし、浦さんが好きな選手として挙げてるのがディック東郷選手。渋い趣味してますよね……。

うらぁ 当時DDTによく出てらっしゃって、闘ってる相手を一番輝かせてるし自分も輝いてるのがすごくて。でも、レスラーの方はみんな好きなんですよ! こないだ中野腐女子のライブで、私たちが衣装替えしてる時間に客席でカルトクイズやってたみたいなんですけど「浦えりかの好きなプロレスラーはカズ・ハヤシ選手である、マルかバツか」、やめて~!!(笑)。会場にカズ選手も来て見てたらしくて、全日本の関係者もいる中で「答えはバツ!」。後で本人から「何でだよ!!」って(笑)。

──全日本プロレスと中野腐女子のコラボ企画でお世話になってるのに、それは気まずい(笑)。ところで、今はプロレスっていう得意分野を前面に押し出してますけど、実はヲタク文化全般に強い?

うらぁ 元は二次元から入ったヲタクです。小学生のときから『バトルアスリーテス 大運動会』(アニメ・テレビ東京系)が大好きで、中学時代はずっとギャルゲーをやってました。葉鍵っ子(ギャルゲーメーカー”Leaf”と”Key”のコアユーザー)で、当時全年齢版が出た『Kanon』(key)は三日三晩徹夜でやって、オンリーイベントでコスプレして自作の同人誌を売ってました。しかも、中一から毎日テレホタイム(NTTの定額料金メニュー・テレホーダイの対象時間。23時~翌8時)にチャットをやって学校に行くっていう生活を送っていて(笑)。『花右京メイド隊』(秋田書店)とか『まほろまてぃっく』(ワニブックス)、『To Heart』(Leaf)も好きです。

──女子中学生としてはかなりイタい感じですねえ。ちなみに最近では気になるカップリングってあります?

うらぁ こないだの舞台『イマーゴ・メモリ』で、ダンスの先生と役者さんの抱き合ってる写メ撮らせてもらいました。萌える!(笑)。二次元だと『純情ロマンチカ』(角川書店)がキてます。

──今度はBL!? なんでもアリですね。あんまりヲタク漬けだと、家族にヒかれたりしません?

うらぁ 最近、うちの母は中野腐女子ライブの二階席でサイリウム折ってガンタンク(座ってヲタ芸を打つこと)してるらしいです。中一で初めてコミケ参戦したときも一緒に行ったし、高校生の頃は同人誌のベタ塗りとかトーン貼りも手伝ってもらってましたね。「やりたいんならいいんじゃない?」っていう感じで認めてくれて。あと、初コスプレの『神風怪盗ジャンヌ』(集英社)制服は、お婆ちゃんが作ってくれました。

──お母さんにとどまらず、お婆ちゃんまで巻き込んでヲタク活動……もはや本物すぎて何も言えない(笑)。最後に、今後の目標などあればお聞かせください。

うらぁ 今までの中野腐女子シスターズは練習生としてトレーニングを積んでいた段階でした。今度のCDデビューでようやくリングに立って試合をやらせてもらえるところなんで、全力で見せていって、いずれ目標にしている中野サンプラザで公演をやるときはプレミアムチケットになるようにしたいです。個人の活動では、先日の舞台で出会ったメンバーといろいろやりたい。周りから「こいつと一緒に仕事したい」って認めてもらえる人間になりたいです。応援、よろしくお願いします。
(取材・文=瀧昌臣)

◆浦えりかギャラリー
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◆浦えりか(うら・えりか)
生年月日:1986年6月2日/血液型:O型/サイズ:T163、B85・W57・H87/出身地:神奈川県/趣味:水泳・読書・プロレス観戦/特技:琴・和太鼓・プロレス
1月20日、所属ユニット”中野腐女子シスターズ“デビューシングル「Honey Bee~」(インペリアルレコード)発売。

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