援助交際、まぁぶっちゃけ売春ですな。お互いが納得して対価(金と肉体)を交換しているわけで、他人様に迷惑を及ぼすような行為ではない。でも、売春防止法で違法とされているので、売るのも買うのもご法度となっているのが現在のニッポン。
しかし、人類最初の職業は売春婦だったという説もあるくらい、人類が存続していく上では欠かせないものでもある。
繁華街で客をヒいたり、テレクラで相手を募ったりと時代によって交渉方法が遷り変わっている。最古の職業と言われつつも常に時の情勢に敏感なのは、売り手がオンナだからこそなのか? そして今は、出会い系サイトで援助交際の募集を行うのが主流となっている。
純粋に「タダマン」目的で出会い系サイトを利用する男性陣にとって、こうした不純(?)な目的の女性はこのうえなく邪魔な存在。しかも、エンコーというソフトな言葉のイメージのせいか、こうした違法行為を募る女性がますます増えてきているのだ。
なかでも最近増えているのが【元風俗嬢】による募集。彼女たちは堂々と職歴を明かし、「ヘルスにいたから、おクチには自信あります」だの「元ソープ嬢でした、アッチのほうは期待してくれていいですよ」と扇情的な文句を添えて募集している。
なぜ急にこうした女性が増えたのか?
1999年に改正風適法が施行されてはや10年。店舗を持たずしてデリベリーヘルスを開業できるようになり、雨後の筍のごとくお店が増えた。さらに世の中の不景気が追い風となって、風俗入りする女性が急増した。
こうして風俗で稼ぐことを覚えた女性たちが、
「もっと楽して稼ぎたい」
「お店に半分もマージンで取られるのがイヤ」
と一念発起(?)してお店を辞め、エンコーという名の自営業に転じるケースが増えているのだ。
しかも、こうして転職した彼女たちは、ほぼ思惑通りに稼げているらしい。
彼女たち曰く、
「元風俗嬢です! ってアピールすると、たくさん男性が応募してくる」
「風俗と違って、最終的には股を開いて本番させればいいんだから楽勝」
「キモい男だったり、相性が悪そうだったらスグに断れるのがイイ」
「本番1回で2万、しかも早漏君だと1時間足らずの拘束時間!」
「自分の好きな時に、好きな街でできるから風俗よりもうんと楽」
と、こんな具合だ。
また、現役で風俗嬢をしながら出会い系でエンコー活動をする女性も密かに増えてきている。風俗店が増えて競争が激化している現在、それなりに可愛いコであっても4時間お店に待機してお客がゼロ、なんてこともよくある事態。そこで、お店で稼ぎそこなった分を補てんするために出会い系で相手を探すというワケだ。
こちらのケースは結構「アタリ」の部類。風俗嬢側は気に入った男性をリピーターにするため、あの手この手で濃厚サービスを披露してくれるからだ。
……まぁ、なかには容姿が残念すぎてお店で稼げないコが出会い系で客引きをするケースもあるのだが。
なんにせよ、元風俗嬢を名乗る女性とはタダマンすることはできない! これが現在の出会い系における回答だ。(ゴメンナサイ、じつはタダマンできる場合も稀に存在します。それはまたの機会に)。
それにしても「売春」という文字面だけを見ると30代後半のヤツれたオバサンをイメージしてしまうのだが、「エンコー」という文字面だと10代GALやJKを連想してしまうのは筆者だけなのかなぁ?
(文=所沢ショーイチ)
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