タイガー・ウッズの不倫スキャンダル発覚後、フロリダ州にある家を出て、ヨーロッパでバケーションをしていたエリン夫人。離婚は秒読みかと見られていたのだが、ここに来て急に彼女が態度を軟化させているそうだ。
アメリカのセレブ系大手ゴシップ誌である「People」のウェブ版、People.comによると、タイガーは現在、ミシシッピ州ハティスバーグにあるセックス中毒患者向けの治療センターで、6週間のカウンセリングセッションを受けているという。広報的にはかなり格好が悪いと思えるその彼の動きだが、アメリカの一般大衆に再び受け入れられ、夫人の信用を取り戻して家庭生活を立て直すためには、格好も何もないのだろう。そして、その彼をエリン夫人が面会に訪れ、どうやら話は和解の方向に向かっているようである。
エリン夫人は「両親がそろっている環境で子どもを育てたい」と、不倫問題を解決し、タイガーとの結婚生活を今後も続けていく意思を示した。
そんな健気なエリン夫人の決心をよそに、このスキャンダルを見逃さなかったのが商魂たくましいアメリカのポルノ映画界である。タイガーがポルノ女優とも付き合っていたという噂を受け、スキャンダル発生時にさっそく脚本を作り上げた「作品」が、今月27日に発売される。
その名も『Tiger’s Got Wood』（タイガーズ・ゴット・ウッド、2010年 Wicked Pictures）。「ウッド」とはもちろんタイガー・ウッズの名字とゴルフのクラブの種類をかけたものだが、英語で「ウッド」とはもう一つ別の意味がある。それは「勃起したペニス」のことなのだ。
このAVの内容は、タイガーのそっくりさんとその愛人たちのセックス・パロディがあちらこちらで繰り広げられる、というものである。誰でも想像出来るとは思うが、もちろんそこにはゴルフコースでの一幕もあるというわけである。
復縁を表明したエリン夫人の決意に水を差すようなこのAV。彼女の目に届かないことを祈るばかりである。
（文＝相馬 佳）
一周してアリな気がするから不思議！
パロディものが出てこそ一流？