官能小説を朗読するセクシーアイドル『朗ドル』の栗まりちゃんが、AV監督としてデビュー。その第一弾作品が遂にリリースされたぞ。自らの願望を元に描いた自作の官能小説を実写化するという企画なのだが、名ばかりの監督で終わらせないのがSODクリエイトのいいところ。現役のアイドルでさえも容赦なくAV業界の洗礼を受けさせてしまったのだ!
企画会議から参加した栗まりちゃんは、数々の罠が待っているとも知らず撮影スタジオに登場。自分の理想と夢が詰まった小説が実写化されるとあって、打ち合わせも念入り。机や窓を見るや駆け寄り、ここであ~しよう、こ~しようと興奮しながらアイデアを出す姿がヤリ手を思わせる。その後、女優面接も行い、パーフェクトボディでブレイク中の水城奈緒ちゃんを主役に決定。作品の内容がOLものなだけに、元OLという彼女にベタボレ、美しいボディーをうっとりと見つめて意欲を見せていたが……。
さて、普通なら、ここから撮影に入るのだが、何も知らない栗まりちゃんは、言われるがまま男優の面接まで行うことに。ずらりと並んだ男たちの生チンを観察し、理想のチ●ポを探すため、目の前で勃起させてしまうのだ。勿論、こんなこと通常のAV撮影ではありえない。しかし、当然のように面接を進めていくスタッフを疑うことなくチ●ポに鼻先がくっつきそうな至近距離で観察するシーンも。完全なる羞恥プレーであるとも知らず、恥じらいを必死に隠して仕事に徹しようとするギリギリの顔もたまらない見どころである。
ハプニングだらけの打ち合わせ中に、自らの性体験まで赤裸々に告白させられた栗まりちゃんだったが、無事に撮影がスタート。オナニーの仕方やストッキングの破り方まで、熱心に女優に指導していく様子は頼もしくも見える。しかし、ここでさらなるドッキリが。女優の負担をなくすためにスタッフも全員裸になるのが恒例と告げられ、遂に羞恥心が爆発してしまうのだ。
「うそぉ~ん、聞いてないよぉ……」
目を潤めながらも初監督作品を成功させるべく下着姿に。真剣な顔でモニターを見つめながらも、今にもおっぱいは露出しそう……。このギャップもまた隠れた見どころである。
そんな数々の苦難を乗り越えて完成した『ONE DAY マンDAY』は、スケベなOLのある1日を描いたドラマ。彼女自身もモニターを見ていて「思わず濡れた」というくらい、生々しく女性心理が描かれており、なかなかの完成度の高さだ。羞恥ドキュメント+女流官能ドラマの2つの視点で楽しめるこの作品。名ばかりの監督ではない栗まりちゃんの雄姿をとくとご覧あれ!
(AV評:文月みほ)
◆メーカー:SODクリエイト◆品番:SDMS-961◆時間:130分◆価格:2980円