衝撃的事実

1分以上保てば、医学的には早漏ではない

※イメージ画像 photo by Smithsonian Institution from flickr

 先日、オランダの研究者たちの調査によって、イギリス人男性はセックスの耐久時間が長いことがわかったという。この調査はオランダ、イギリス、アメリカ、スペイン、トルコの5カ国500人の男性に対して行われたもので、イギリス人男性は男性器の勃起状態を平均して10分間保つことができ、これが第1位だそうだ。最長は52分間、最短で6秒という結果の男性もいたという。

この調査結果を見て、「ん? 10分って意外と短くね?」と感じた方も多いのではないだろうか。AVを観ていると、男優は10分以上体位を変えながらズコズコしていることも非常に多い。だが、上記調査対象となった5カ国すべての結果を平均すると、なんと勃起持続時間は6分強なのだ! もっとも長いイギリスでも10分、ビリのトルコで4分半。この結果を見ると、自分自身のセックスに少し自信を持てないか?


 実は、米国泌尿器科学会によれば、早漏の定義は次の通り。

・男性における性機能障害。性行為時、毎回またはほぼ毎回、女性器への男性器挿入後1分以内に射精してしまう、もしくは挿入前に射精してしまうこと。
・射精をコントロールできないことによるストレス、悩み、いらいらなど精神的な負担を感じていること。あるいは、性行為自体を避けていること。

 つまり、1分以上保てば、医学的には早漏ではないのである。どんなに前戯に時間をかけても、挿入すると5分そこそこでイッてしまい、「俺って早漏だな~」と自虐的になっていたそこのあなたも、全然早漏じゃないんです! もちろん、性交相手の女性(男性の場合もあるだろう)への恋愛感情や、相手側の感度などにも左右されるだろうが、1分以上の挿入を経ての射精であれば、これからは「早漏」などと恥じる必要はない。

 ちなみに、早漏とは逆で「オナニーのやりすぎか、挿入しても普通の摩擦じゃ全然気持ち良くない」「挿入して何分経ってもイケない」という悩みを抱いている男性陣も少なくない。射精のタイミングをコントロールすることは非常に難しい命題だ。早過ぎず遅過ぎず、自分もパートナーも気持ちよくなれるセックスを追求したいものである。

(文=篠田ロック)

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ここぞという時に


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