世は平成。年々、日本人女性の欧米化が進み、HカップIカップの巨乳娘が当たり前のようにAV界に登場するようになった。そして遂にRカップ女優までもが登場。これがまた驚愕のデカさで、大玉スイカくらいはありそうだ。まぁ、その分、ボディもデカいのだが、これがなぜか顔は小さい。まさに現代人ならではの絶妙な体形と言えよう。
しかしこのHITOMIちゃん、驚くべきは肉体だけではなかった。なんと、予期せぬ古風なキャラで、漂う薫りは古き良き昭和のエロス!? オープニングからラストまで、一切言葉を発しない消極的な女性で、まるでいけないことをするように目をふせながら服を脱ぎ、ひたすら男に身を預けるだけの背徳感たっぷりのセックスを見せてくれる。ふてぶてしい女のコにも見て取れるが否、その表情はデカすぎるオッパイを恥じ、人前で脱いでセックスすることをためらっている顔だ。それでいて、心のどこかでは「これが私の生きる道。男を喜ばせる方法なのだ」とも分かっていて、その諦めに近い控えめな優越感が、実に女臭い官能をまき散らしていく。これぞ、モノ言うオッパイ。口うるさい女より、圧倒的な説得力を持っている。
本編の内容は、オッパイを激揉みされるガチンコセックス、濃密なパイズリ奉仕、3P等、巨乳娘ならではのメニュー。しかし、その中には彼女しか出せない味わいが満ちていて、かすかな喘ぎ一つで、男をゾクリと震わせる力を持っている。
吸い込まれそうだ……。デカすぎるオッパイの大波小波の合間に、恥じらいと恍惚を必死に隠そうとする彼女の女心そのものに。気がつけばふっと吸い込まれてしまう。目に余る爆乳を見ながら、なぜかそんな見えない力に包まれた作品である。
（AV評：文月みほ）
◆メーカー:OPPAI◆品番:PPUD-003◆時間:120分◆価格:4990円