最近、魔女などと呼ばれる40代以上の美熟女をTVでよく見るようになった。彼女たちは母でありながら女としても現役。お洒落は手を抜かないし、ファッションにもうるさい。熟女と呼ぶのは申し訳ないような気もしてしまう。かと言って、お姉さんと呼ぶ気もしないが……。一方、AV界では、依然、熟女はお母さんのイメージが強く、近親相姦や義母作品が人気が高いように思う。ところが、その陰でちゃんとあったのだ。逆ナンパ作品が!
この作品で感じたことは、ナンパではなく、逆ナンパこそ熟女の強引さ、貪欲さ、野獣のような性欲がうまく引き出されているという点。しかも、なぜか笑えてしまう。勿論、彼女たちは真剣そのもの。しかし、若い男にがっつく雌の姿はどことなく苦笑してしまう部分もある。
本作に登場する浅倉彩音さんは美熟女界でも断トツ人気の女優。上品な顔だちでありながら、肉体はむっちりと熟れ熟れ。このギャップがたまらなくエロティックで、特に犯されている姿が欲情を誘う女性だ。対する柳田やよいさんは、最近めきめきと頭角を現してきたスレンダー美熟女。ブレイク間近で、セールスに関しても上位に食い込むという。そんな2人が街に出て逆ナンパ対決をするのだが、これがもう貪欲を絵に描いたよう。気になる男にはためらいもなく走り寄り、両脇から挟み込んで猛烈アタック。その辺のナンパ師もかなわない熱っぽさ。しかし、断られるや
「たいしてイケメンでもないくせに」
「誘ってあげたのに、断る理由がわからない」
と言いたい放題。しかし、幻滅してはいけない。それが女のプライドに火をつけ、ゲットした時の嬉しそうな顔ったらない。でろ~んとだらしなくほくそ笑み、しめしめと素人男の肉棒に喰らいつく。2人ともドラマでは絶対に見せない顔。これが本性だとしたら、相当エロいですよ……この2人。
セックスは2人対素人男1人の3Pがメイン。最初は交互にやっているのだが、一度火がついた本能の炎を消すことはできないのだろう。上から下から、右から左からと隙間を見つけては絡みついていくのだ。
凄まじい……このひと言に尽きる。
怖いもの見たさでもいい。美熟女が本当に乱れる姿を見てほしい。男の古風な考えに縛られた理想の母親像とは違う、渾身のエロティシズムに触れ存分に興奮してもらいたい!
(AV評:文月みほ)
◆メーカー:センタービレッジ◆品番:JJUN-07◆時間:95分◆価格:3990円