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【デリヘル経営学】資本金10万円から起業

『東京深夜12時発 デリヘル嬢5時間』
メーカー:シャッフル

 店舗型風俗に変わって、すっかり主流となったデリバリーヘルス。長引く不況が、射精産業にも影響を及ぼすようになっている中、ある程度の活況が見込めるのも、無店舗による開店資金や運営費の節約が可能なためだろう。それだけに、当初ほどではないにしろ、新規開店に参入する業者は後を絶たないといわれている。しかし、その裏で、1年の間に約7割の店が閉店に追い込まれるという厳しい世界でもあるのだ。

 それでも、少ない資金で大きな利益を上げられるチャンスがあることは事実。そこで、実際に脱サラしデリヘル経営で成功したオーナーに、そのノウハウを取材してみることにした。

──お店はいつ頃から始められたんですか?

 

「もう5年になりますね。起業する前はサラリーマンだったんで、商売はまったくの素人でした。ただ、風俗は好きでよく行ってたんです」

──開業するのにかかった費用はどのくらいですか?

「僕が開業した頃には、警察に届けるだけで大丈夫だったんです。その書類も自分で作りました。一応、本とかで調べたけど、難しくないからできたんですよ。行政書士に頼むとやたらと高くなるから。それと、自宅を事務所にしましたからね。当時は大家の許可とかもいらなかった。あと、あの頃あったプリペイドの携帯と自分で作ったホームページで募集をかけたりして、当初は10万円くらい。ただ、その後なんだかんだで、節約しても300万円くらいはかかりましたかね。これは殆ど借金です。親からも借りました」

──現在、お店の従業員と業績はどんな具合ですか?

「今は、ドライバーが3人と僕です。フロント業務は僕がひとりでやってます。女のコは多いときでも15人くらいですかね。あんまり目立ちたくないんで、地味にやってます。女性の年齢は20代後半から30代が中心。若いコは管理が難しいんで、最近はあんまり採用しないんですよ。売り上げは、以前に比べると確実に落ちます。1日で店の利益が平均30万前後かな。ただ、そこから経費が引かれますから。それに、僕1日15時間以上労働してますもん。平均睡眠4時間くらいで、年末年始くらいしか休みがないんですよ。決して楽とはいえません。家庭のない独身だからできるけど、このままなら結婚はもう無理でしょうね」

──デリヘル経営で一番大事なことは何でしょうか?

「いろいろあるけど、やっぱり女のコの管理ですかね。例えば、薬やってるコとかがいたらアウトだし、未成年ももちろんダメ。それと、近頃は本番で稼ごうとするコも多いし、直接お客さんと取引する”直引き”をやろうとするコもいる。そういうの、ウチは一切禁止してます。当たり前だけど、ひとつでも許すともう歯止めがなくなっちゃうから。後は、変な言い方だけど、ひたすら真面目に営業することかな。とにかく、この業界は嘘やでたらめが多いんですよ。だから、真面目にやってればそれだけで自然とリピータがつくんです」

──起業種としてはまだ有望ということでしょうかね?

「いや、僕ならやりませんね(笑)。今は正直、もう飽和状態だし。これから新規参入は、よっぽど覚悟しないと無理だと思いますよ。まあ、やりたいっていうなら止めないですけど、稼げたとしてもそれ相応の苦労しますからね。それだけは、覚えておいたほうがいいと思います」

 ちなみに、お店の女のコには一切手をつけていないとか。それをやると仕事にならない。役得はない、生殺し状態だそうである。

 

『東京深夜12時発 デリヘル嬢5時間』

 
怒濤のテク責め!


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