峰なゆかプレゼンツ

男の潮噴き! ~おちんちんから潮を噴いてみよう♪~

 初めて「男の潮噴き」の存在を知ったときは、どうせ男優のチンコの裏側にチューブ這わせてADがポンプで水道水でも押し出してるんでしょー? と疑ったものだけど、本当におちんちんから潮らしきものが出てくるのだから人体というのはまだまだ不思議が潜んでいるものである。

『松野ゆいが男の潮吹き伝授します!』


 
 それはあきらかに精液とも尿とも違う、さらりとした無色無臭の液体。味はほのかな塩分にミネラル的な雑味が加わった、甘くないポカリスエットのようなもので、女性が噴く潮と成分はさして変わらないようだ。

 こう聞くと、やっぱり男性も一度は潮噴きを体験してみたくなりますよね。最近では男の潮噴きAVがシリーズ化され、風俗店には男の潮噴きコースが乱立している、まさに男の潮噴きブーム。
 
 しかし自分ひとりの力でも男の潮が噴けることはあまり知られていません。AVを観るだけでは満足できないあなたも、風俗に行くのは少し抵抗がある方も、男の潮噴きをセルフで気軽に体験してみようじゃありませんか。
 
 そこで、今まで何百回と潮を噴いた経験を持つ男の潮噴きの権威、元AV男優のザビエルカッパーさん(日本人です)にセルフ潮噴きの方法をお伺いしてみました。
 

ザビエルカッパー氏

 まず男の潮を噴くためには一度射精しなくてはいけません。潮は1~2m飛ぶときもあるので周りにバスタオルを敷くなどしてから、なるべくリラックスできる体勢になり、いつも通りのオナニーを始めます。射精までに何度か寸止めするとのちのち潮がふきやすくなるのでなお良し。めでたく精液が出たら、ここからが本番です。ティッシュで拭く間も惜しんで珍棒をしごきつづけるのです。
 
 しかし射精直後のチンコというのは、非常に敏感になっている、誰にも触れて欲しくないガラスの肉塊。女性で言うと、皮を剥いたクリトリスに電マをおもいっきり押しあてられる感じ、とでもいいましょうか。
 
 それを情け容赦なくしごく! しかもカリ裏から鈴口にかけてという一番敏感な部分を中心にしてしごく! 上下運動はできるだけ早く、できるかぎり強く握ってしごく! ううう、考えただけで痛くすぐった辛くなってきます。

 大の男でもアフンアフン声が出てしまう苦行に耐えてしごき続けると、そのうち竿の中心部、尿道に沿って張りが出てきます。そこまでくればあともう少しの辛抱。射精でも排尿でもない、別の何かが出てきそうな独特の感覚が下半身を覆っていることでしょう。そしてさらにしごく!
 
 すると、手の動きに合わせて甘くないポカリスエットが勢いよくピュッピュピュッピュと飛び出してくるのです。
 
 潮を噴く感覚は気持ちいいというよりは、排尿後のスッキリ感のようなものだそうで、ここらへんも女性の潮と同じですね。違うのは潮噴きまでの過程で、女性ならば気持ちいいGスポット刺激だというのに男性は地獄の射精後手コキだというところです。それで得られるのがスッキリ感だけとなると、どうにも不公平に感じてしまいます。
 
 実際、風俗店の男の潮噴きコースのリピーターになるのは、かなり気合の入ったM男さんだけで、ノーマルなお客さんは射精後手コキに我慢できず暴れたりするので、嬢が手足を押さえつけながらしごくのだとか。
 
 ザビエルさんも決してMではないので「好んでやりたいわけじゃない」とのこと。Mじゃない男性陣は、セルフ潮噴きをオナニーのひとつとしてではなく、宴会芸だと捉えてほしいそうです。でもいくら無礼講の宴会でも、潮を噴くのはマズいと思います。
 
 ちなみにザビエルさんは、ゲイ向けのストリップでセルフ潮噴きを披露しているそうだ。なるほど。

(ライター/峰なゆか)

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