女性になかなか食指を動かさない草食系男子。同じ部屋で一夜を共にしてもキスどころか指一本触れないという彼ら。このままでは日本の少子化はどんどん進み、老後の年金生活なんて夢のまた夢……。と、少々笑えない話は置いといて。そんな草食系男子や彼らをとりまく肉食系女子の間で流行っているのがなんと「濡れBBQ」なるもの。一体それって何なのよ?
「濡れBBQ」とは文字通り「濡れながらバーベキューをする」こと。それってビーチで時々泳いだりしながらBBQを楽しむこと? いやいやそんな普通なことではないのです。直接的なエロに反応が薄い草食男子に絶大なる支持を得ているのが着エロ。中でも服がピッタリと身体に吸い付く「濡れフェチ」が今密かなブームとなっている。
「男にウケようと媚を売っているものや、下着丸見えでセミヌードっぽい着エロじゃダメなんです!」
というのは自他共に認める草食男子のAさん。以前流行った着エロはモデルよりもそれを演出している男たちのエゴが見えるせいか、全くエロさを感じなかったらしい。それよりも服を着たまま子供のように無邪気に水遊びをし、服の裾、髪から水を垂らしている女性に魅力を感じるようになった。いわゆる「濡れフェチ」である。その趣味が高じて彼は知り合いの女性たちと川で「濡れBBQ」を開くようになったというのだ。もちろん衣装は自分で調達。現地で希望者に衣装を貸し出し、川遊びをしている様子を写真に撮る。彼にとっては趣味と実益を兼ねたものかもしれないが、参加する女性はどうなのか?
「濡れBBQ」に何度も参加しているという女性Bさんは……。
「最初は『それってどうなのよ』と思いましたが、やってみると面白くて。学生の時、友達同士で水を掛け合ったことを思い出すような……。今度は友達も誘うつもり」とのこと。
ちなみに彼女は毎日会社に通う普通のOL。誘う友達も普通のOL。そうやって人数も増えていき、今では男女あわせて20人ほどの大所帯で開催しているとか。
「ちょっと毛色の違う合コンみたい。でも気取らなくていいし、かなりぶっちゃけた姿を見せているから男の子たちとも自然と仲良くなれるんです」と前出のBさん。
女性のセクシーな姿に、童心に戻る無邪気な姿、あらゆる面が見られる上に上手くいけばお付き合いも……。こりゃ草食男子だけに任せておく手はない。今年の夏は「濡れBBQ」で彼女をゲット!
BBQバンザイ!