世の中の人間は人それぞれの性格や癖があります。男女における性癖も人それぞれです。異性のどういうところに興奮し、エクスタシーを感じるのでしょうか？ そのジャンルはかなり幅が広いと言われています。
よく「フェチ」という言葉がありますが、あなたは何フェチですか？
「おっぱいフェチ。」
「二の腕フェチ。」
「おしりフェチ。」
数を挙げればきりがないかもしれません。
しかしなかには、ちょっと変ったフェチの持ち主。つまり普通とは違う感覚で、自分の性の境地を探し求めた方が、いらっしゃるようなのです。
例えば、あるブランドの試着室では、いつも女性の汗脇パットがなくなるという事件が起こったといいます。
調べてみると、その店の女性店員さんが、お客さんの汗脇パットを盗み、それをマニアにかなりの値段で密売していたというのです。
女性の汗脇パットに興奮し、エクスタシーを感じる男性の性癖。あなたは共感できますか？
またある地方では、居酒屋の女性トイレからサンダルを盗んで捕まった男がいるといいます。誰が履いたか分からないサンダルをどうこうしている男性の姿。怖いですね。
更には、近年よく起こっているストーカー事件にも男性の性癖が見られます。被害者の女性が証言するには、マンションのゴミ置き場に捨てた自分のゴミ袋から、あるモノだけがぬかれていたそうです。犯人が集めたもの、それは耳かき用の綿棒だったのです。
綿棒自体に興味があったのか？ それとも？ フェチの謎は本人にしかわからないものなのです。
最近でいうとマスクフェチの噂をよく聞きます。豚インフルエンザで売り切れ続出だったマスク。女性の使ったマスクを回収し、もう一度自分のものとして使用する。エコのようにも思えるが、想像しただけで気持ちの悪い話です。
年齢や職業を問わず、性癖というのは存在します。
職業でこわいと思ったのは、歯医者の歯科医師さんです。よく銀歯の形をとったりするときに「カチカチしてくださいね～」と言われて噛む赤い紙のようなもの。アレを集めて持って帰る歯科医がいると聞いたことがあります。
それだけではありません。ガムのようなものを噛んでつくる歯型や、口の中を見たあとの鏡など、歯科医師がコレクションしようと思えば、いくらでも性癖グッズが手に入るわけです。
本当かウソかわかりませんが、歯科医がマイクロレコーダーを体に忍ばせ、意中の患者さんにあてたよだれを吸うバキュームの音を録音し、コレクションしている人もいるそうです。
人それぞれ。性癖それぞれ。あなたが普通と思っているその行動が他人から見ると異常な性癖の第一歩かもしれないのです。
（文＝キャン×キャン 長浜 之人）
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