――初めて付き合ったのは?
原 中3の時ですね。ちょうど日韓ワールドカップの時が修学旅行で、日本が勝った試合があって、その後に私から告白しました。
――勝利ムードに乗っかったの!?
原 半分ありましたね(笑)。なんかあるじゃないですか、勢いじゃないけど、『勝ったから告白しちゃおうか』って。友達にエレベーターまで呼び出してもらって言ったらオーケーしてもらえて。でも付き合ったっていっても中学生だからカワイイもんだったな。デートってほどのもんじゃないんですよ、中学生だから。もう本当に公園で花火とか。夏休みなのに遠くに行くこともなくて地元だけでしたね。その夏に出たミスチルのアルバム聴くと、当時の甘酸っぱい思い出が蘇ってきて胸がキュンってなります(笑)。
――どういう男の人がタイプなんですか?
原 鳥越俊太郎さんですね。
――意外なところきますね。
原 あのロマンスグレーの感じがすごい好きなんです。癌のCMとか見て「がんばったんだ、かっこいい」って。若い人だとトヨエツさんとか。
――ぜんぜん若くないと思いますよ(笑)。年上がいいんですね。
原 そうですね、中性的なタイプより男っぽい人が好きなんですよ。最近の男の子って、うちの弟がそうなんですけど見てると「もうちょっとパシッとしなよ!」って肩叩きたくなるっていうか。だからどうしても年上の人がいいってなっちゃう。
――坂本龍一とかは?
原 ああ、いいですね。小泉(純一郎)さんも好きですね。なんかロマンスグレーのひとって、そばに来るとドキドキするじゃないですか。ファザコンなんですかね……。
――じゃあデビュー作の男優さんはどうだったんですか?
原 若い人でした(笑)。でも正直ほとんど憶えてないんですよ。その行為の最中は。台本とかぜんぜん教えてもらってなくて、何されるかわかんないまま撮りはじめて。最初インタビューだったんですけど、最初はやさしかったのにどんどん質問が過激になっていくんですよ。それで色々エッチなことこたえてるうちに恥ずかしくなっちゃって、そしたら男の人が出てきて、「これがあれです」って差し出されて(笑)。だからそこにいるのが精一杯で、あとはぜんぜん覚えてない。だから逆に素の自分が出ちゃってるんですよね……。
――そんな緊張してたんですか?
原 もうすっごい緊張してて、次の日救急車に運ばれたちゃったくらい。お医者さんに「ああ胃痙攣だね」って言われました(笑)。でも逆にそれだけ緊張してたから、わたし自身も予想できなかったくらい素の反応が出ちゃってましたね。デビュー作って一回きりのことで、あの反応って後にも先にも二度とできないと思うんで、そこを見てほしいかも。
――今後の目標ってあります?
原 どんな形であれ女優をやっていきたいです。でも今はそれに縛られることなくいろいろチャレンジしたいかも。お笑いも好きだからバライティとかも。
――芸人さんは誰が好きなんですか。
原 キングオブコメディさん! 一回痴漢かなんかで干されちゃってたと思うんですけど、また戻ってきてくれたんで最近すごく嬉しいんですよ。NHKの『爆笑オンエアバトル』に出てたときからの大ファンだったから。面白くて素敵な芸人さんはいっぱいいるんですけど、キングオブコメディさんがとにかく私のツボなんです! でも失礼ですけどお笑いブームには乗れてなくて、こんな面白いからもっとテレビに出ていいはずなのになーって思ってたら、最近『レッドカーペット』とかにも出るようになって。だからいつかコントとかで共演させてもらえたらなって思ってます。
――じゃあもちろん痴漢コントですよね?
原 あはは!いいかも!でもシャレになんないからマズいんじゃないですかね(笑)。あとミスチルさんが大好きなんで、頑張って有名になってどんな形であれ共演できるようになるのが夢ですね。エロ担当でもいいんで(笑)。
最新作も爆売れ中。
はら・さおり
1988年1月1日、広島県生まれ。血液型:O型T:165cm B:85cm (E65) W:61cm H:85cm。14歳でアイドルとしてデビューするも、高校時代に芸能活動を一時引退。その後、再デビューを果たす。1月22日、SODクリエイトよりAVデビュー。そのほかの作品には、『サブラDVDムック ザ・ヌード!! 原紗央莉写真集』(小学館)がある。 原紗央莉オフィシャルサイト ブログ