【ネットナンパ】「激しく突かれるのが好きです」月イチで上京するアニオタ専門学生20歳と混浴エッチ

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Ilustrate by ながおか

 筆者は女性と会話するのがとにかく苦手だ。若かろうが年老いていようが関係なく、日常生活ではできるだけ接触を避けているくらいなのである。

 相手にどう思われているのかばかり考えてしまい、気疲れしてしまう。意識しすぎているのが問題なのは分かっているのだが、この性格で50年以上も生きてきたので今さら変えようがない。

 だが、エッチすることを前提に女性と会う時だけは別だ。

 こちらのやる気スイッチがオンになっているので、我ながら呆れるほどよく舌が動く。これはケチな性格の賜物だろう。


どうせエッチするなら、少しでも楽しみたい!


 というのが頭にあり、そのためには相手にも楽しんでもらわなければならず、エッチの前の準備段階として会話を盛り上げずにはいられないのである。


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今からさくっと池袋で遊びませんか?


東北在住の専門学生です。

いま池袋に来てます。どなたか軽いノリで遊びませんか?

見た目は地味で普通の学生です。


カテゴリー:
スグ会いたい

投稿時間:
2018-10-1* 19:02:09

ヒメカ

地域 東京都
年齢 20歳
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 いつものようにあちこちの出会える系サイトを物色していると、筆者愛用の【PCMAX】でこんな書き込みを発見した。

 このヒメカちゃんのように、普段は地方に住んでいる女性の書き込みも珍しくない。旅の恥はかき捨てとばかりに、上京のついでにエッチなことをしたくなってしまうのだろう。

 ほかにピンとくる書き込みもなかったので、このヒメカちゃんにアタックしてみることにした。


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初めまして、ヒメカさん。

都内在住の会社員のショーイチ、38歳です。

仕事が終わってヒマしているので、これからすぐの待ち合わせでも、数時間後の待ち合わせでもOKです。

優しいくらしか取り柄がない私ですが、楽しいノリでお会いしたいです。

どこにでもいるような普通の会社員なので、安心してくださいね。
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 サクッとこんなメールを書きあげ、送信した。

 こういう上京女性に対して積極的にアプローチする男性は少ない、というのが筆者の経験則だ。

 仲良くなってセフレ関係を結びたいと考える男性ユーザーには、どうしても敬遠されがちなのだろう。

 5分ほど経ったところで、ヒメカちゃんから返信が届いた。そこから数回メールをやり取りし、あっさりと約束は成立した。

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 待ち合わせ場所は、池袋駅地下構内のイケフクロウ前。

 ドキドキしながら待っていると、ヒメカちゃんはほぼ時間通りに現れた。


ぐぬぬぬぬぬっ。


 本人が書いていた通り、かなり地味な印象だった。

 体型は中肉中背で特筆すべき点はなかったが、顔の中でひとつ気になるパーツがあった。


あのお笑いモンスターのような、出っ歯だったのである!


 守備範囲がシアトル・マリナーズのイチロー3人分くらいはあると自負している筆者だが、直接観客席に飛び込むようなファウルボールは捕球のしようがない。

 顔でパスするのは簡単な話だが、それでは経験値の貯めようがない。どんなモンスターと対峙しても、しっかり射精してこそ“トコショー流の出会える系サイト遊び”なのだ。

 こうなったら自己暗示に頼るしかないだろう。


西野七瀬、西野七瀬、西野七瀬…。


 脳内に顔を思い浮かべ、無理やりヒメカちゃんに重ねてみる。


おろっ!? 余裕でアリだな…。


 脳内でフィルターをかけた結果、イケると判断した。こうなったら、勢いに任せて突き進むしかない。

 ということで、彼女に近づき、声をかけた。


「こんばんは。ヒメカちゃんかな?」

「あ、はい。ショーイチさんですか?」

「うん。今日はよろしくね」

「こちらこそよろしくお願いします」


 ペコッと頭を下げ、挨拶してくるヒメカちゃん。

 どうやら愛嬌は人並み以上にありそうだ。

 これなら、問題なく射精できるだろう。


「ここで立ち話もなんだから、歩きながら話そうか?」


 こうして、北口方面に向かって歩き始めることに。


「今日は池袋に何しに来たの?」

「主にお買い物ですね」

「東北在住って書いてたけど、池袋にはよく来るの?」

「そうですね。だいたい月に1回くらいは来てます」

「えっ? そんなにハイペースで来てるんだ」

「はい。こっちじゃないと買えないグッズとかも多いので…」

「それって何系のお買い物なの?」

「アニメとかゲームとかですね」

「そういうのって、秋葉原のほうが充実してるんじゃないの?」

「いいえ。それがそうでもないんですよ。女性向けのグッズのお店って、秋葉原にはあんまりないんですよ」

「そういうものなんだ」

「はい。池袋ならそっち系のお店がたくさんあるので」

「へぇ、知らなかったなぁ」

「男のオタクの聖地は秋葉原だけど、女のアニメファンは池袋が聖地なんですよ」

「いやぁ、勉強になったよ」


 その後、彼女の好きなアニメやゲームを聞いてみたが、知らないカタカナだらけでチンプンカンプン。どうやら彼女の趣味に同調して会話を盛り上げる作戦は不可能のようだ。

 しかし、ヒメカちゃんは愛嬌抜群で、無理に会話を盛り上げる必要もなかった。

 その後、中級クラスのラブホテルにチェックイン。部屋に入り、改めて彼女の顔を確認することに。

 ヒメカちゃんは化粧っ気がほとんどなく、かろうじて口紅をしているくらいだった。

 もしかしたら、趣味にお金をかけすぎていて、オシャレにはあまり興味がないのかもしれない。


どうせ1回こっきりの関係なのだから、少し強気で攻めてみるか。


 ということで、思いきった提案をしてみることに。


「ねぇ、ヒメカちゃん。どうせだったら、一緒にお風呂入ろうよ」

「え?」

「ほら、一緒に入って洗った方が楽しそうでしょ?」

「で、でもぉ」

「恥ずかしがることないって、どうせ裸を見せ合うんだからいいでしょ?」

「は、はい…」


 化粧っ気がほとんどないヒメカちゃんなら、混浴を提案してもそう嫌がらないのではないか。そう思い強引に誘ったのだが、どうやら吉と出たようだ。

 ちなみに筆者は、暑い季節には混浴なんてまったく興味ないが、寒くなってくると無性にお風呂場でイチャイチャしたくなるのだ。

 OKをもらったので、浴室に行き、バスタブにお湯を溜め始めることに。

 一旦部屋に戻ると、おしゃべりを再開させた。


「ちなみに、ヒメカちゃんはどんなエッチが好きなの?」

「え?」

「ああいうサイトで相手を募集するってことは、エッチが嫌いじゃないんでしょ?」

「そ、それはそうですけど」

「どうせなら思いっきり楽しみたいから、ヒメカちゃんの好みを教えてよ」

「そ、そうですね。は、激しく突かれるのが好きです」

「それって、ピストンのこと?」

「は、はい。そうです」

「そうかぁ。俺は優しくゆっくりのエッチが好きなんだけど、できるだけ頑張るね」

「あっ、無理しないでください。優しくゆっくりも好きですから」

「いやいや、そうはいかないよ。せっかく教えてもらったんだから、頑張るよ」

「フフ。じゃあ、お願いします」


 しばらくおしゃべりを続け、バスタブにお湯が溜まったのを確認してから浴室に向かった。

 立ったままお互いの身体を洗いあい、仲良く湯船に浸かる。

 近距離で向かい合ったせいか、恥ずかしがって顔を下に向けたままのヒメカちゃん。


せっかくなら湯船の中でイチャつきたい!


 と思い、彼女に「キスさせて」と言ってみる。

 覚悟を決めたのか、ヒメカちゃんは顔を上げてこっちを見つめた。


おっと、ヤバい!


 西野七瀬に似ていると自分を騙していたが、この近さで見ると、お笑いモンスターの顔がチラついてしまう。

 慌てて目を閉じた筆者は、そのままゆっくり顔を近づけ、唇を重ねた。


ニュルねろルじゅぷ。


 軽めのキスで様子を見ようとしていたのだが、ヒメカちゃんは積極的に舌を使ってきた。

 こちらの歯茎や歯を舐めまわすような勢いのディープキスだ。

 こうなったら、こちらも本気で応戦するしかない。

 彼女の舌を押し返し、ヒメカちゃんの口内に舌を挿し入れる。

 そこから縦横無尽に舌を動かし、止めることなく濃厚なディープキス。すると、


「あ、んっ」


 ついにアヘ声が漏れ始めた。

 これをきっかけに、さらに愛撫を叩き込んでいく。

 ディープキスを続けながら、彼女のオッパイを優しく揉む。

 固く尖った乳首を指先で摘まみ、ダイヤル錠の金庫を開ける気分で左右にゆっくりネジ回していく。


「き、気持ちいいぃ」


 キスの合間に、ハァハァと激しく呼吸しながらそう伝えてくるヒメカちゃん。


ウホッ! なかなかいいノリじゃん!!

 

 褒められるとすぐ調子に乗ってしまう筆者は、オッパイ愛撫の手を止め、彼女の股間に手を伸ばした。


ネロルむじゅヌン。


 明らかにそこだけ感触が違っていた。

 お湯の粘度ではなく、女体から溢れてきた愛液の粘度だ。

 だが、ここですぐに指を入れてしまうのはあまりに芸がない。

 中指の腹を膣口にあてがったまま、人差し指でクリトリスをゆっくりコネコネ。


「あ、あ、っん…、それ、気持ち、いぃ…」


 小声でそう言うヒメカちゃん。どうやら、感度はかなりいいようだ。


「ねぇ、ヒメカちゃん。俺のチンチンも触ってよ」


 すると、ヒメカちゃんはすぐに手を伸ばしてきた。

 こうして、ディープキスしながらお互いの性器を手でまさぐりあうことに。

 そんなイチャイチャプレイを5分も続けていると、ムズムズとした射精感が襲ってきた。

 こうなったら、後は挿入するしかないだろう。


「もう、ダメ。コンドーム着けるから、ここで入れさせて」

「え?」


 突然の申し出にびっくりするヒメカちゃんを湯船に残し、筆者は立ち上がって浴室を出た。

 ベッドルームに向かい枕元のコンドームを手に取ると、大急ぎで浴室に戻った。

 再び湯船に浸かり、キスをしてからヒメカちゃんをその場に立たせる。


「入れる前にマンコ舐めさせて」

「え、ええっ? ど、どうすればいいんですか?」

「俺の顔の上に跨ってごらん」

「は、恥ずかしいです」

「大丈夫だって、変なことするわけじゃないんだから。さ、早く」

「は、はい」

「うん。そしたら、ゆっくりと腰を下ろしてみて」

「こ、こうですか?

「うん。それじゃマンコを舐めるね」


 肩までお湯に浸かりながら顔を上に向けてクンニ開始。

 ソーププレイに潜望鏡フェラというものがあるが、それの逆バージョンの愛撫だ。


「あ、す、すごい。本当に気持ちいいぃぃ」

「大丈夫? 足がつらくない?」

「だ、大丈夫、で、す…」


 舌を膣口に挿入しながら、鼻先でクリトリスを刺激する。

 実は、鼻の軟骨によるクリトリス愛撫に慣れていない女性は多く、指や舌とはまったく違うその不思議な触感に驚くようだ。


ヒクヒクヒクヒク。


 そんなクンニを続けていると、ヒメカちゃんの腰が細かく振動し始めた。

 湯船の中に立ったまま腰を屈めるという体勢のせいなのか、それともクンニの快感で反応しているのかは分からなかったが、愛液の粘度と濃さが増した。

これなら挿入しても大丈夫だろう。


 ここでクンニを中断。立ち上がった筆者は、ヒメカちゃんにコンドームを見せながら装着した。


「それじゃ、立ったまま壁に手をついてお尻をこっちに向けてごらん?」

「こ、こうですか?」

「うん。それじゃあ、後ろから入れるよ」

「は、はい」


ヌプにゅりゅルン!


 軽く亀頭で膣口を押し当てたつもりだったが、愚息はあっという間に根元まで飲み込まれてしまった。

 いつもなら、膣内の感触を楽しむため、ゆっくりピストンするところだ。しかし、激しく突かれるのが好きだと聞いていたので、そういうわけにもいかなかった。


「じゃあ、動かすね」


 そう彼女に声をかけ、腰の動きを加速させた。


チャぷちゃぷ、ガンガン、ちゃプ、がンガガン!!


 湯船を波立たせながら、一心不乱に腰を振った。

 すぐに発射の前兆に襲われたが、ここであの大御所芸人の顔を思い出す。

シューン。


 愚息の硬度は弱まり、発射の前兆も遠のいていった。

 1分もしないうちに、ふたたび発射の前兆が。またもやあの人の顔を思い出し…。

 これはなかなかいい作戦だった。この調子でいけば、10分以上は激しいピストンを続けられそうだった。

 しかし、湯船に膝まで浸かりながらのピストンだったので、体力の消耗がハンパなかった。


はぁ、はぁ、はぁ、ハァ…。


 日頃の運動不足がたたり、息も絶え絶え。


これ以上は危険だ!

 そろそろフィニッシュすべきだろう。

 まぶたを固く閉じ、西野七瀬の可愛い顔を思い描く。

 腰を加速させ、


「イクよっ!」


 と叫びながら無事射精した。

ふぅ。


 余韻を味わう余裕もなく、すぐにチンコを引き抜いてそのまま湯船に肩まで浸かる。

 ヒメカちゃんはまだ立ったままの状態で、腰をガクガクと震わせていた。


「大丈夫? ヒメカちゃん」

「は、はい」

「そのままゆっくり座ってごらん」

「はい」

「少し休憩してから部屋に戻ろうね」

「そ、そうですね」


 その後、チンコが萎む前に立ちあがって湯船を出て、洗い場でコンドームを外してからチンコを軽く洗った。


「じゃ、先に出てるから、落ち着いたらヒメカちゃんも出ておいで」

「わ、分かりました」


 部屋に戻った筆者は、備え付けの冷蔵庫からお茶を取り出し、勢いよく喉に流し込んだ。


はぁぁぁぁ、美味い!!


 身体中の細胞が生き返った感じだった。

 遅れて出てきたヒメカちゃんにも水分補給させようと思い、声をかける。


「水分を摂ったほうがいいよ。なに飲む?」

「え、えっとぉ、お茶はありますか?」

「ゴメン! 俺が先に選んじゃったよ。あとはビールとコーヒーとコーラかな?」

「それじゃあ、ショーイチさんの飲みかけを貰っていいですか?」

「うん。もちろんだよ」


 筆者は冷蔵庫の上に置かれていたコップを手にし、お茶を注ぎヒメカちゃんにわたそうとした。すると、


「あっ、コップに入れなくていいです。そのまま飲ませてください」

「え? いいの?」

「はい」


 筆者が口をつけたペットボトルのお茶を飲み始めるヒメカちゃん。いわゆる間接キスというヤツだ。

 その後、30分近くだらだらと休憩し、おしゃべりを続けた。


「あれ? 今日はこのあと地元に帰るの?」

「いいえ。いつも泊めてもらってる友達の家に行く予定です」

「あっ、それはいいね。日帰りだとゆっくりできないし、こっちに来るたびにホテルに泊まるのも大変だものね」

「はい。同じ趣味の友達なので、気が楽なんです」

「その子もアニメが好きなんだ」

「どっちかっていうと、彼女は声優マニアなんです」

「最近の男性声優はイケメンも増えたよね」

「私も●●さんとか◆◆さんのイベントに参加したこともあるんですよ」

「へぇぇ、そうなんだ」


 まったく興味のないジャンルの話だけに、彼女が挙げた声優の名前は右から左に素通り。一文字も記憶に残らなかった。

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 そんなおしゃべりの間、ずっと自分を励ましていた。この調子なら、問題なく2回戦目に誘えるはずだ。いや、それどころか、彼女のほうは誘ってくれるのを今か今かと待っているかもしれない。

 だが、愚息はずっと縮こまったままだった。頑張って西野七瀬だと思い込もうとしたが、賢者タイムに突入してしまったようだ。


うん、やっぱ無理だわ…。


 早々に諦めることにした。あとは、できるだけスマートにデートを終わらせるだけだ。


「それじゃ、そろそろ帰ろうか?」

「え?」

「俺はもうシャワー浴びなくて大丈夫だけど、ヒメカちゃんはどうする? もう1回シャワー浴びる?」

「わ、私も大丈夫です」

「じゃあ、ゆっくり着替えようか」


 帰り支度を終え、ホテルを出る。駅の改札口まで彼女を見送り、デートは終了した。

 彼女とは連絡先を交換しなかったので、再会することはないだろう。


……

 今回のデートでは、新たな問題点が発覚した。アニメやゲーム、そして声優好きの女性が増えていることは知っていたが、そっち方面の知識をほとんど持っていなかったのだ。

 趣味の話は、会話を盛り上げるために一番手っ取り早い。これから先、脳内フィルターなしで西野七瀬に似たアニメファンの女性と遭遇することだって十分あり得る。

 “チャンスを逃して後悔”なんてことがないように、もっと幅広い知識を吸収せねばなるまい。勉強なんて大嫌いだが、気持ちいいエッチのためなら努力を惜しまないのだ。

(文=所沢ショーイチ)

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