アダルトグッズ博物館の入り口を抜ければ、そこはもう不思議な幻想世界。本日は修学旅行生でにぎわうお土産コーナーの模様をお伝えします。引率のおたけ先生が見守る中、植野君とアントニー君はキーホルダーを物色中。でも、2人が持っているキーホルダーのリングは、なぜか紛れ込んだ展示品のような……。
――今回紹介するのは、仮性包茎を矯正する「Pストッパー ロング」です。
植野 いつものグッズに比べると、今回はえらいシンプルですね。
アントニー 指輪みたいですけど、これはどうやって使うんですか?
おたけ チンコの皮をむいて、リングをはめるんだよ。その皮が戻らない状態をキープすることで、仮性包茎が解消されるというシステムになる。
植野 ということは、皮にクセを付けるということ?
おたけ カンタンにいうと、そういうことだな。
アントニー でも、よく見ると単なるリングというわけじゃなく、内側に段差が付いていたり、いろんな工夫がされてそうですね。
おたけ 内側に凹凸をつけることで、包皮をしっかりとつかむことができるみたいだな。就寝中に装着しても外れにくいので、より効果的に矯正できる。
植野 そうか。長時間つけるから、体の動きによって外れるみたいなこともあるんや。
アントニー 一見しただけでは単なるプラスチックの指輪みたいだけど、外れにくい工夫がきちんとされているんですね。
――デリケートな部位に装着するものなので、安全性の高いメディカルグレード素材を採用しています。
おたけ リングも適度な弾力があるから痛くならないだろうし、安心して使えるのはうれしいな。
アントニー でも、むけてるかどうかって、男性たちは気にしてるのかな?
植野 そりゃ気になるやろ。俺らみたいな芸人はチンコ出してナンボみたいなところがあるし、昨日もバーでチンコ出してたし。普通の人たちは、銭湯なんかで見られたりするときは気になるんやない?
おたけ まず、バーでチンコ出すって状況がダメだな。それはともかく、銭湯なんかだと見栄を張ってむいたりする人もいるだろうからな。思春期の男の子たちにとっては、むけてるかむけてないかは、一大事のような気がする。
植野 まぁ、学生の頃はチンコを見せ合ったりしたし。オレが見せるときは、オチみたいな扱いでしたね。
アントニー あー、確かにね。でも、仮性の人って多くないですか?
おたけ 海外だと生まれたときに割礼したりするけど、日本には定着していないから。日本人は特に仮性の人は多い気がする。
植野 そういう意味で、「Pストッパー」は日本人にとって重要なアダルトグッズだよね。
おたけ 見栄もそうだけど、清潔に保てるというメリットもあるからな。包茎だと臭いもきつくなるし、病気のリスクだって上がるわけだから。
アントニー 深刻な問題ですよね。
植野 チンコは、むけてるに越したことはないと思います。
おたけ ちなみに、お前たちはむけてるの?
アントニー 行雄ちゃんはズルむけ?
植野 オレはほぼほぼむけてるし、わりと早い段階でむけてたよ。
おたけ オレも普通にむけてるぞ。アントニーは?
アントニー むけてるときもあれば、むけてないときもある感じですね。
おたけ じゃあ、仮性じゃん。臭いとか、大丈夫か?
アントニー 大丈夫ですよ。なんなら見せましょうか?
――ここで見せるのはダメですよ。
おたけ でも、両方の状態ってどういう状況なの?
アントニー 一日中むけてるときもあるし、かぶってるときもあるんですよ。
植野 今はかぶってる?
アントニー 今はかぶってるね。
おたけ マジで! お前、ホントに大丈夫か?
植野 今すぐ「Pストッパー」を付けたほうがええよ。
アントニー (ズボンを下げながら)え、じゃあ付けようかな。
おたけ お、付けちゃえ、付けちゃえ。
――いや、トイレとかで…。
アントニー はい、付けましたよ。
――ホントに出しちゃダメです!
(構成=丸山大次郎/写真=斎藤大嗣)
「Pストッパー ロング」発売/エーワン 価格/1045円(税込)
「Pストッパー ロング」は日本人男性の多くが悩んでいる“包茎”の矯正グッズ。リング内側は高低差のある凹凸構造で包皮をがっちりホールドし、リングに厚みを持たせることで皮の戻りを防いでくれる。メディカルグレード素材を使っているから、デリケートな部分に装着しても安心。サイズも「S」と「M」が用意されていて、自分に合ったものを選べるのもうれしい。むけてないとひそかに悩んでいる男性は、「Pストッパー ロング」でワンランク上の男になれ!
『A-ONE』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズに応える。
公式HP〈https://www.a-one-tokyo.com〉
アダルトグッズ博物館
[写真左から]植野行雄(デニス/1982年、大阪府出身)、おたけ(ジャングルポケット/1982年、東京都出身)、アントニー(マテンロウ/1990年、東京都出身)が訪れている大人のおもちゃの博物館。毎月、館内に展示されているさまざまなアダルトグッズを前連載から継続して3人が紹介していく。