訪れた人々を幻想世界へといざなうアダルトグッズ博物館。本日はおたけ、植野、アントニーの3氏をモチーフにした原始人が展示されているようです。狩りの武器を構えながら、獲物を高々と掲げる姿はまさに猛々しいオスの中のオス。今月はそんなオスたちをも虜にしてしまう魅惑のグッズを紹介します。
――えーと、本日のグッズは…。
アントニー ちょっと待ってください! さっき原始人の格好で撮影してたら、会社の偉い人たちが目の前を通ったんですよ。挨拶したんですけど、4度見ぐらいされました…。ちゃんと、僕たちお笑いやってます。
おたけ いろんな仕事があるんだよ。
――改めまして、今回の商品テーマはアナルを拡張できる「バルーンプラグ」です。
アントニー えーと、「拡張」ですか?
植野 なんだか医療器具みたいに見えるけど、いつものグッズとはちょっと違いますね。
おたけ アナル好きのオレも、さすがに拡張グッズは見たことがなかった。これは尖っているほうをアナルに挿入して使うんですよね?
――先端の尖ったプラグをアナルに挿入して、丸いポンプ部分をプッシュします。すると、空気が入ってプラグが膨らみ、アナル内部を拡張できるという仕組みです。ちなみにアナルはデリケートなので、ポンプのプッシュは3回までにしてください。
アントニー プラグの形状は2種類あるんですね。
植野 棒状のものが「ライト」で、先端が尖っているものが「リッチ」か。
おたけ 先端が細くて挿入しやすい「リッチ」のほうが、ビギナーにオススメだぞ。先っぽさえ入れば、あとはスルンだから。ローションを塗れば、そんなに苦労はしないんじゃないかな。
アントニー さすがは、アナル好きですね。
植野 ちなみに、これは拡張するだけで気持ちいいわけじゃないの?
おたけ 挿入するんだから、快感もあると思うぞ。あと、ポンプが膨らんで圧迫されるような感覚も気持ちよさにつながるはず。
アントニー どれだけ詳しいんだよ。
おたけ まぁ、経験者だからな。お前ら2人はまず「リッチ」を使ってみればいいよ。
植野 いやー、さすがにひとりで使うのは怖いわ。
アントニー これまでたくさんのアダルトグッズを見てきたけど、まだアナルは腰が引けてしまう。
おたけ そのためらいを乗り越えないと。そろそろお前たちも変わらないとダメだろ。
植野 エッチの延長線上で指を入れられたことはあるんやけど……。マジでアナルに挿入する覚悟みたいなものがなかなか決まらない。だって、NSCに願書出すくらいの覚悟が必要やん。
おたけ まあ最初は“遊び感覚”で試してみるのもイイと思うぞ。オレもこのサイゾーの連載でもらった小さめのローターを挿入したのがアナルに目覚めたきっかけだし。せっかく連載をしてるんだから、アダルトグッズ全般に対して積極性を持つようにしないと。
アントニー 積極性といえば、楽屋でバルーンプラグを見てたんですよ。そしたら、バビロンの千葉(恵)さんが「欲しい」と興味津々で、最終的に持って帰りました。
植野 それ、家で絶対やってるやん。
おたけ お前らもそれくらいのチャレンジ精神を見せてほしい。これを見ているアナル初心者の読者さんも含めて、オレとしては食わず嫌いのままだともったいないと訴えたい。
――ここ最近、男性のアナルグッズは売れ筋ですからね。
植野 でも、ひとりで使うんじゃなく、どうせなら女の子に挿入してほしいな。
おたけ それだと単なる“ごっこ遊び”になってしまいそうだろ。挿入してもらうなら“うまい人”でないと、本当に気持ちいいポイントがなかなか見つけにくいと思うぞ。
アントニー というか、普通の女の子はオレたちのお尻にバルーンプラグを挿入してくれないでしょ。
植野 それもそうか。
おたけ ということで、オレが2人のアナルに挿入してやるよ。
アントニー なんでだよ!
おたけ オレなら嫌がらないし、絶対に快感のポイントを外さないから安心だろ。
植野 そういう問題やないです!
(構成=丸山大次郎/写真=斎藤大嗣)
『バルーンプラグリッチ&ライト』発売/エーワン 価格/2,160円(税込)
手軽にアナルを拡張できる「バルーンプラグ」が登場。先端が細くて挿入しやすい「リッチ」とストレート状で挿入時から圧迫感を味わえる「ライト」の2タイプが用意されている。内部を拡張しながら、圧迫感で満たされる感覚は一度知ったらやめられないはず!
『A-ONE』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズに応える。
公式HP〈https://www.a-one-tokyo.com〉
アダルトグッズ博物館
[写真左から]おたけ(ジャングルポケット/1982年、東京都出身)、アントニー(マテンロウ/1990年、東京都出身)、植野行雄(デニス/1982年、大阪府出身)が訪れている大人のおもちゃの博物館。毎月、館内に展示されているさまざまなアダルトグッズを前連載から継続して3人が紹介していく。