エロ体験談『選挙後の情事』投稿者:エロ大好き党(42歳/男性)
選挙と聞くと刺激的な過去を思い出す。
何年も前の話。俺は知り合いに頼まれて、市議選に立候補した人の選挙活動を手伝った。いわゆる選挙スタッフだ。
といっても、俺は選挙カーの運転を頼まれただけ。知り合いに「町をグルグル回るだけだからさ」と言われたので、安請け合いしたわけだ。しかも週末だけの約束で、当日は何の緊張感もなく事務所に向かった。
だが、現場に着くとものすごい熱気で、「けっこう大変かも」と、すぐに気を引き締めた。ボランティアのスタッフは、とにかく真剣で候補者を受からせるために全力を注いでいたのだ。
一生懸命なスタッフに触発された俺は、車を運転するだけでなく、事務所の周囲を掃除したり弁当を取りにいったりと、自分から積極的に動いた。
メインの運転でも、「ルートはこっちの方がいんじゃないか」とか「ここは何回も行った方がいいかも」などと口を出す。いちおう俺も地元出身で、それなりに地域のことには精通していたので、その知識が役に立ったように思う。
そんなこんなで選挙当日を迎える。俺はすでに期日前投票をしていたので、朝から事務所に入った。結果、俺が応援した候補者はギリギリで当選することができた。そのときの満足感は、今でもよく覚えている。
と、エロくも何にもない話を長々としたが、選挙が終わった後に急展開があった。一緒に手伝っていた20代の女性スタッフに誘われたのだ。
万歳三唱の後、「なんだか興奮しちゃって…。少し飲みたい気分なんです。どうですか?」と声をかけられ、ふたりで近くの居酒屋へ。
そこで乾杯すると、「俺さんって、すごくマジメですよね」「なんか素敵だった」などと、こそばゆいほどべた褒めされた。
それから彼女は、「大人になってこんなに真剣になったの初めてかも」とポツリ。続けて、「選挙が終わって、ちょっと寂しい」と遠くを見つめた。
その後も彼女は、「なんか学生時代の部活を思い出した」とか「アツくなるっていいですよね」と選挙活動を振り返ったが、その顔はどこか寂しそう。「祭りの後」って感じなのかもしれない。
その表情にグッときた俺は、思わず彼女の手を握り、「もう出ようか」と誘う。「うん」とうなずく彼女の手を引き、店を出て後にホテルに向かった。彼女も無言のままついてくる。
チェックインして部屋に入ると、彼女から抱きついてきて、
「めちゃくちゃにしてほしい」
とキスをしてくる。俺はすでにギンギンで、貪るように彼女の服をはぎ、シャワーも浴びずに合体した。
「なんか初めてのときみたい…」
コトが終わって腕枕をしているときの彼女の言葉。それが俺の心にも染みて、久々に初めて付き合った彼女を思い出した。
その後、引っ越したこともあって、彼女とは会っていない。選挙と聞くと、彼女のことを思い出す。
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