【ネットナンパ】薬のせい? ●●●のキツい女性相手に悪戦苦闘!!

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Ilustrate by ながおか

  毎月15万円前後をホテル代として使っている筆者。家賃よりも遥かに高額な出費なわけだが、必要経費なので減らすことは絶対にできないだろう。

 ここ10年近くずっとこんな調子なので、郊外ならそれなりのマンションを購入できていたくらいの金額となる。それでも、惜しいなんて思いはこれっぽっちも湧いてこない。その金額以上に、楽しくて気持ちいい思いをしているからだ。

 それでも、浮草稼業の身にとって毎月15万円が大金であることに違いはない。2019年以降に実用化される見通しの“タクシーの定期券”のように、“ラブホの定期券”なんてものが登場してくれることに期待している筆者なのだった。

 
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今から遊びませんか?(^^)  
 
都内の専門学生です♪ 
 
すっごいドキドキしちゃいます(^-^) 
 
恋はずっとご無沙汰ですっかりカラカラ(笑)。 
 
会ってるときだけでいいので、 
 
思いっきりラブラブな気分になりたいな♪ 
 
新宿の漫喫でお返事まってますよ♪ 
 
08月2*日18時41分
受付メール数:0/5 
 
♀ハルミ
20歳
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 この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイトの一つである【イククル】のヒミツ掲示板で発見したものである。

 弱冠20歳の学生によるラブラブエッチのお誘いである。ハルミちゃんは写メを公開しておらず、容姿は不明だった。しかし、写メが非公開だからといって、必ずしもデブや不細工とは限らない。なかには、出会える系遊びの慣れた筆者ですら驚くような上玉も存在しているものなのだ。

 というワケで、筆者はハルミちゃんにアタックすることを決意した。

 
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はじめましてハルミさん。 
 
都内の会社員ショーイチ・36歳です。 
 
さきほどサイトでハルミさんの書き込みを見ました! 
 
今日はずっとヒマしてますので、 
 
5分後でも数時間後でも待ち合わせできます!! 
 
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、 
 
ぜひハルミさんとラブラブしたいです。 
 
お返事もらえたら私の写メを送りますので、 
 
検討のほどヨロシクです!!
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 こんなファーストメールを送信したところ、5分ほどで彼女から返信が届いた。そこから数通ほどのメール交換を経て、あっさりと約束が成立した。

 待ち合わせ場所は、西武新宿駅南口にあるファストフードの前。そこで待っていると、約束の時間より数分早くハルミちゃんらしき女性がやって来た。

 
ウヒっ、こりゃアタリじゃネ♪

 
 彼女の見た目は、女優の桜庭ななみを一回りポッチャリさせて地味にした感じ。こんなレベルの女性とやれるのなら、顔面偏差値Fランクの筆者にしてみれば文句ナッシングだ。

 
「こんばんは、ハルミちゃんかな?」 
 
「は、はい」 
 
「さっき【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」 
 
「ど、どうも」 
 
「大丈夫? 緊張しているのかな?」

 
 こちらの目をじっと見ながら会話してくれるのはいいが、どうにも反応が悪い感じだ。

 この後の会話をどうやって続ければいいのか思案していると、急にハルミちゃんがしゃべり始めた。

 
「き、緊張してないです。こういうのは慣れてないので、どうぞお手柔らかにです」 
 
「あ、うん」 
 
「軽く自己紹介しておくと、ハルミ、20歳、専門学生、出身は東北のほうで、彼氏はナシです」 
 
「そ、そうなんだ」 
 
「どちらかというとMなんで、今日はショーイチさんにお任せしますね。あっ! でも、アナルと中出しはNGです」 
 
「り、了解」 
 
「他に聞きたいことがあれば、なんでも聞いてください」 
 
「とりあえずここじゃアレだから、ホテルに向かおうか?」 
 
「わ、私で大丈夫ですか? 嫌だったら、遠慮なく断ってくださいね」 
 
「そんなワケないよ。全然大丈夫だから行こうよ、ね?」

 

 こちらが聞いていないことまでベラベラと語り出したハルミちゃん。しかも、ジッと筆者の目を見つめながらだ。

 ココで違和感に気がついた。しゃべっている間、ほとんど彼女は瞬きをしていなかったのである。

 
 筆者はすぐにピンときてしまった。いわゆるメンヘラ系だろう、と。

 
 これまでの出会える系サイト遊びで、数々のメンヘラ女性と遊んできた筆者。両腕ともリストカットだらけの女性、薬の飲み過ぎで母乳ダダ漏れ状態の少女、感情の起伏が激し過ぎる人妻などなど、一癖も二癖もあるような面子ばかりだ。

 そんな相手であっても、“気持ちいいセックスができればそれで良し”がスタンスの筆者。ホテル街に向かいながら、ハルミちゃんの様子をいつもより慎重に観察することにした。

 こうしたメンヘラ女性は、どこに地雷が埋まっているか分かったものではない。しかし、決して触れてはいけないその部分を見極めることができれば、その夜限りのエッチ相手としてはまったく問題ない。

 
「ところで、ハルミちゃんは何の専門学校に行ってるの?」 
 
「トリマーを目指してるんですよ。とにかく犬が大好きで…」 
 
「へぇ、しっかりした目標があって偉いね」 
 
「そんなことないです。ただ好きなことをやってるだけなので、はい。あっ、でも、トリマーじゃなくても犬に関係する仕事につけたらいいなぁって…」

 
 辛うじて聞き取れたものの、かなりの早口でまくしたててくるハルミちゃん。おしゃべりのペースを彼女に任せてしまったら、エッチを始めるのに時間がかかりそうな感じだった。

 その時、彼女が持っていた重そうなカバンが目に入った。いわゆる肩掛けカバンだが、今にもはち切れんばかりにパンパンに膨れ上がっていた。

 
「そのカバン重そうだね。持ってあげようか?」 
 
「い、いいえ。大丈夫です。学校の教材とかお薬とかいろいろ入ってるので…」

 
 半ばカマをかけた格好だが、案の定である。きっと向精神薬の類をたくさん持ち歩いているのだろう。

 ココで薬に関して突っ込んだら、地雷を踏んでしまうことになる。軽くスルーして、そのまま歩き続けた。

 ホテルに到着し、部屋に入ってふたりっきりになっても、ハルミちゃんのおしゃべりは止まらなかった。

 話題は、専門学校の話から、彼女の幼かった頃の思い出に飛んでいた。その後も次から次へと話題が変わっていき、止む気配すらなかった。

 怒涛の勢いで話す彼女の表情も不気味だった。相変わらずほとんど瞬きをしないため、狂気すら感じた。

 始めこそ彼女の話に耳を傾け相槌を打っていたが、20分ほど経った辺りが限界だった。

 
「じゃ、そろそろシャワー浴びておいで」

 
 話の腰を折らないよう、話題がひと段落したところでハルミちゃんにそう告げた。

 すると、彼女のおしゃべりがピタっと止み、表情が一変。さっきまで軽く興奮気味にしゃべって楽しそうだったのに、急に表情が消えたのだ。

 
ヤベっ、地雷を踏んじまったか!?

 
 そのまま、しばらく無言のハルミちゃん。そして、「分かりました」とボソッとつぶやくと、ソファーから立ち上がり浴室に向かった。

 
ほっ。

 
 どうやら地雷ではなかったようだ。メンヘラの女性を相手にするのは、やはり非常に疲れる。

 何度かデートを重ねればどこに地雷があるのか大体分かるものだが、初対面の場合はそうもいかない。ずっとアンテナを張りっぱなしにしておかなければならないので、とてつもなく疲労するのだ。

 その後、筆者もサクッとシャワーを浴びて、ベッドイン。

 
「じゃ、俺のほうから攻めるけど、痛かったり嫌なことがあったらスグに教えてネ」

 
 そう告げ、軽めのキスを交わす。すると、ハルミちゃんのほうから舌を差し出してきた。

 濃厚なディープキスをするつもりはなかったが、こうなったら応じるしかない。レロンレロンに舌を絡めあった後、互いに口内を舌で犯しまくる。

 そんなキスの最中、筆者は気付いてしまった。彼女のごわごわとした肌に。

 とても20歳の肌質とは思えない、サメ肌特有の手触りだった。まぁ、コレも想定の範囲内だ。薬の副作用でこんな肌質になっているのだろう。メンヘラ女性を相手にする際の“あるある”のひとつとも言える。

 Cカップほどのオッパイも同様だった。固めのゴムの塊といった具合で、揉んでも舐めても吸っても一向に興奮することができない。

 それでも、くじけることなく愛撫を続けると、徐々にハルミちゃんのクチからアヘ声が漏れ始めることに。

 これで一安心だ。もし、彼女がウンともスンとも言わないマグロだったら、さすがの筆者もギブアップしていたかもしれない。

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 そんなオッパイ愛撫を念入りに行った後は、いよいよクンニタイムだ。

 ゴワゴワに生い茂ったマン毛をかき分け、女性器を目で確認。うっすらと濡れていたので、さっきのアヘ声が演技でなかったことが分かった。

 そして、舌先をクリちゃんにそっと押し当てていく。

 
に、ニガーっ!!

 
 ケミカル臭とドブ臭さを足して2で割ったような味だった。これもメンヘラ女性の“あるある”のひとつで、マン臭がキツかったりマン汁が苦かったりするケースが多いのだ。

 それにしても、ハルミちゃんのマン汁の苦さは常軌を逸していた。百戦錬磨を自負する筆者であっても、こんな苦いマンコに遭遇したのは初めてかもしれない。

 だが、ここで急に手マンに切り替えるのは、あまりにも不自然だ。舌でクリちゃんに触れたのだから、一応クンニリングスの体裁を整えなければならない。

 脳内で梅干しやレモンを思い浮かべ、口内に大量の唾液を貯める筆者。その唾液で舌をコーティングし、クリちゃんを舐め始める。

 さらに、唾液をダラダラと分泌させながら、それをこすりつけていく感じで、膣穴や尿道口にも舌を這わしていく。

 いつもならこの後は手マンとなるのだが、さすがにそれは断念。キツいマン臭が指にこびりつくのを恐れてのことだ。

 そんな悪戦苦闘の最中であっても、我が愚息がギンギンのフル勃起状態だった。“親の心子知らず”とは、まさにこのことだろう。

 一刻も早くデートを終わらせたかった筆者は、そんな愚息にコンドームを装着。そして「そろそろ入れるね」と彼女に告げ、四つん這いの体勢になるよう指示した。これは、彼女の狂気じみた顔を正視するのを避けるためだった。

 
ズプニュニュジュ

 
 筆者の唾液のおかげか濡れは十分で、すんなりと根元まで挿入することができた。

 ゆっくりとピストンを始めた筆者は、アレコレとチンコの侵入角度を変えていく。これは、通常のエッチなら女のコが一番気持ち良くなってくれる角度を探すためだが、今回はまったく別の目的があった。そう、チンコが一番気持ち良くなる角度を探していたのである。

 ほどなく、その角度を発見する筆者。亀頭が柔らかい肉質に包まれ、カリの部分が内部の肉にひっかかるという理想的な角度だ。

 ハルミちゃんの触り心地の良くない固いケツをワシ掴みにしながら、その角度でラストスパート。

 
ふぅ。

 
 挿入時間は、いつも通り1分未満だった。しかし、その時間がいつもよりずっと長く感じられたのは、気のせいではないだろう。

 発射し終えた途端、見る見る縮んでいく我が愚息。余韻を楽しんでいたらゴムが外れかねないので、慌ててチンコを引き抜く。

 
「ありがとうね。とっても気持ち良かったよ。じゃ、シャワー浴びておいで」

 
 彼女にそう言い、そそくさと帰り支度を始める筆者。そして、もちろん連絡先交換も再会の約束もせずにホテルを出る。

 ハズレ女性の場合、そこでサヨナラを告げるのが王道パターンだ。しかし、ここで変な仏心を出してしまった。

 ホテル街から新宿駅に向かうには歌舞伎町を横断しなければならない。そこにはホストだのスカウトだのがたくさんたむろしていて、そんな場所をメンヘラ女性ひとりで歩かせるのは危険だと判断。仕方なく、保護者気分でハルミちゃんを駅付近まで送り、この日のデートは終了した。

 きっと、もうハルミちゃんに会うことはないだろう。もし出会える系サイト経由で彼女から連絡がきても、無視する気マンマンだ。

 しかし、こういう危ういコは、上手く付き合えさえすれば、ゴックンやハメ撮りや中出しなんてムチャぶりもOKしてくれる傾向があるのも事実だったりする。うーん、やっぱりメルアドくらい交換しておけば良かったかなぁ。

(文=所沢ショーイチ)

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