「VR部門」の新設、ファン投票による「ベストパッケージ賞」の創設など、例年以上に盛り上がりを見せる『AV OPEN2017』。各AVメーカーが多彩な作品を送りこむ中、「ドラマ部門」にエントリーしたFAプロの『絶対抜ける!ド迫力映像 あ~いくぅ その時女はエロスの極み』は、時流に流されない不変の濃密なエロスが3時間半にわたって展開する全27編からなる淫靡なオムニバス作だ。
登場する女優は、神納花、涼川絢音、川越ゆい、中島京子、横山夏希、桐島美奈子、塚田詩織、水嶋アリス、成宮いろは、天野小雪、原美織、倉本雪音、春原未来、葵紫穂ほか全24名。ロリ系から熟女まで、スレンダーからグラマラスまでタイプは様々だが、どの女優も競い合うように淫乱性を露わにしながら、体当たりの肉弾戦を繰り広げる。
冒頭は本編のダイジェスト映像から始まるのだが、次々と映し出される女たちのアクメシーンは、いずれ劣らぬ卑猥さで、否応なしに期待を高める。5人の監督が腕を競い合っているのだが、どの映像からも「FA印」とも言うべき匂い立つような猥褻感が漂っているのは老舗メーカーならではの強みであり、FAプロの長たるヘンリー塚本監督の美学が脈々と受け継がれている証左だろう。では幾つか見どころをピックアップして紹介しよう。
■65才の絶倫男にフヌケにされる人妻
とある門の前で初老の画家を待つ人妻。待ち人が現れると人妻は喜びを隠しきれず、家の中に入るなり訴えるような瞳で男を見つめて服を脱ぎだす。すでに臨戦態勢で、軽く体を触れられただけで感じ入り、その感度を見るや男の肉棒もムクムクと怒張する。愛撫もそこそこに立ったまま合体したふたりは、愛おしそうに見つめ合いながら快楽を貪り尽す。
そんなふたりの嬌声を、違う部屋で悶々としながら聞いている女がいた。画家のモデルであろうか。女は太い柱に荒縄で固定された上に、目隠しと猿ぐつわまで施された状態で、残酷な放置責めに耐えていた。
そんな女の存在も忘れて、ふたりは激しく愛し合い、女は幾度となくエクスタシーに達する。そしてセックス後も名残惜しそうに接吻を交わすのだった。